オホサスレスを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
オホサスレスというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はオホサスレスという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、オホサスレスの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
オホサスレスの基本情報
- 原産国、地域:アメリカ
- 一般的な体重:3~6kg前後
- 平均寿命:10~12年
- 平均値段:オホサスレスは希少な猫種で、海外からの購入になります。
30~50万円前後といわれています。
オホサスレスの名前の由来
スペイン語で「青い瞳」という意味です。
日本語ではオホサスレスと発音されることからオホサスレスと呼ばれることもありますが、オホース・アズーレス、オホス・アズレスという方が正しいと言えます。
オホサスレスの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
オホサスレスにはどのような歴史はがあるのでしょうか?初代オホサスレスはアメリカ・ニューメキシコ州のノネコのコロニーでで発見されたメス猫です。
コーンフラワーと名付けられ、別のオス猫と交配させたところ、美しい青の目をした子猫が生まれます。
オス猫は黒い猫であり、目も青くなかったことなどからコーンフラワーの青い目は優性遺伝である、また毛色とは関係のない可能性が発見されます。
育種中の猫として1991年にTICAが猫種として公認した珍しい猫ですが、1992年時点で10匹程度しか登録されていませんでした。
青い目同士の猫を交配すると多くは死産し、青い目でない個体を掛け合わせると50%しか青い目をした猫が生まれないことからこの猫種を積極的に繁殖させるブリーダーがおらず、現在でも希少な猫とされています。
当初は短毛種と掛け合わせていましたが最近では中毛~長毛種も生まれるようになったため、オホサスレス・ロングヘアの猫種登録も検討されています。
オホサスレスの性格や特徴
オホサスレスには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでオホサスレスの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
オホサスレスの特徴や性格にはどんなものがある?
オホサスレスは人懐こく活発、運動好きで愛情深く賢い猫種です。
ジャンプや飛び跳ねることが好きで高いところよりもソファやカーペットの上など比較的低い場所を好むようです。
とても飼いやすい性格をしていますが感受性の強い猫でもあります。
人を安全なのかどうかなどよく観察しているのです。
猫に対する振る舞いだけではなく、それ以外でも飼い主の何かを感じ取ることがあります。
特徴はライトブルーからダークブルーの青い目です。
青い目は毛色が白かポインテッドの場合しかならないとされています。
オホサスレスは体の先端の耳や尻尾、マズルや足先に白いスポットが出現します。
オホサスレスの瞳孔の色は暗めの色がいいとされています。
被毛は短毛の個体が多いですが長毛の個体もいます。
オホサスレスのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
オホサスレスの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:もともと活発な性格なのでオスのほうがやんちゃです。
去勢前はマーキングをします。
メス:他の猫種と同様ですがオスに比べて気まぐれで猫らしい傾向があります。
オホサスレスをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
オホサスレスの価格相場は、オホサスレスは希少な猫種で、海外からの購入になります。
30~50万円前後といわれています。です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
オホサスレスの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
オホサスレスの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
オホサスレスの毛色にはどんなものがある?
オホサスレスの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
被毛の色は特に決まりはありません。
全ての毛色が認められていますがほかの猫種と区別がつくようにマズル、手足、尻尾の先が白色のほうが好まれます。
オホサスレスに似た猫種
うちの子の種類は本当にオホサスレス?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
オホサスレスの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
オホサスレスに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
感受性が強い猫種なのでオホサスレスが嫌だと感じる行動をとると嫌われてしまう可能性が高いです。
またストレスも感じやすいようです。
オホサスレスの社交性については、歴史が浅くはっきりとしたデータがあるわけではありませんが、一部のブリーダーは社交性のある猫だととらえているようです。
人や他のペットともうまくやっていけると考えられています。
このことから多頭飼いにも向いていると考えられます。
オホサスレスの青い目を発現する遺伝子は優位遺伝子です。
そして青い目に関する遺伝子が2つそろった場合、頭蓋骨の奇形、死産、小さく曲がった尻尾、被毛が白くなるなどの先天性の異常が見られます。
青い目同士の猫は掛け合わせず、青い目を持たない別の猫種を交配させる必要があります。
交配する場合は計画的にさせる必要があると言えます。
オホサスレスは、室外で飼うことはおすすめしません。
寄生虫に感染したりや病気になったり事故にあう可能性があり、寿命が短くなるかもしれないからです。
室内飼いが理想です。で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
オホサスレスにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
オホサスレスの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
オホサスレスはその歴史が浅くかかりやすい病気などはまだわかっていないのが現状ですが猫全般に言えることとして腎臓病になりやすい傾向にあります。
腎臓病予防のために高タンパクなフードは避けます。
高タンパクなフードは体の中の老廃物を増やす原因になり、腎臓に負担をかけるからです。
成長期を過ぎたら低タンパクなフードに変えていくと良いです。
とはいえ、タンパク質や脂肪は猫にとって大切な成分なので必要な量はしっかり与えることが大切です。
ミールや動物性油脂と書かれているフードは老廃物のもとになる成分が多く含まれています。
これらが表記されているフードを与えないことで腎臓病のリスクを大きく減らせます。
また、酸化防止剤を使っているものや過剰な塩分が含まれているものも避けます。
オメガ3脂肪酸は腎臓病予防に効果がありますので十分に含まれたフードがおすすめです。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
オホサスレスの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
オホサスレスの1ヶ月の食事代(エサ代)は、2500円~5000円程です。
オホサスレスのお風呂のペース
オホサスレスのお風呂のペースは、猫はもともと体臭が少なく自分で毛繕いをするのでシャンプーの必要がないです。
年に1~2回、どんなに多くても2ヵ月に1度程度が目安です。
抜け毛は他の猫種と変わりませんが、短毛であれば週に1~2回程度のブラッシング、長毛であればそれ以上にブラッシングが必要です。
オホサスレスにおすすめのグッズ
オホサスレスを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
オホサスレスは活発で遊びが大好きな猫種といわれています。
高さのあるキャットタワーを用意してあげます。
また遊ぶためのおもちゃも与えてあげます。
すぐに壊れてしまわないよう壊れにくいものを選びます。
安価なものを与え壊れたら買い替えるという方法もありますが、安価で壊れやすいものは誤飲の危険性があるので注意が必要です。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
オホサスレスの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
オホサスレスの平均寿命は10~12年です。
オホサスレスのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
オホサスレスがかかりやすい病気
オホサスレスがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
歴史が浅く、かかりやすい病気についてはまだわかっていないのが現状です。
しかし青い目同士を掛け合わせることで先天的異常の頭蓋骨の変形がみられることがあります。
オホサスレスのよく使う薬・サプリ
かかりやすい病気がまだわかっていないのではっきりとしたことは言えませんが、腎臓を助ける働きに期待ができる「アミノ酸」、毛球症予防に「セルロース」が含まれたサプリメントがおすすめです。
オホサスレスの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
先天的異常の頭蓋骨の奇形だった場合は治療が困難です。
猫の頭部や顔の形成が不完全で母乳を飲むことができず数日で死んでしまいます。
オホサスレスを飼っている主な著名人
現在調査中
オホサスレスに関するまとめ
オホサスレスの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
オホサスレスは愛情深く社交的と言われています。
先住猫や他のペットともうまくやってくれるので多頭飼いに向いている猫です。
ただ、賢く感受性が強い一面があるので、猫を飼うのに慣れている人、静かな場所に住んでいる人、構いすぎない人が向いていると思われます。
猫種として公認されてまだ日が浅いため、これからかかりやすい病気や特徴などが出てくると思います。
そんなときに対応できる人が望ましいといえます。