アメリカンキューダを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
アメリカンキューダというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はアメリカンキューダという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、アメリカンキューダの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
アメリカンキューダの基本情報
- 原産国、地域 アメリカ
- 一般的な体重 2.5~6.5kg
- 平均寿命 12年前後
- 平均値段 日本では販売されていません。
アメリカンキューダの名前の由来
1980年ころ、アメリカで害獣駆除に長けた猫を作り出そうと、テキサス州、オクラホマ州、ニューメキシコ州に生息している現地の猫を調査しました。
その調査で、エジプシャンマウに似た足の速い猫が見つかりました。
その猫が殖やされ、プロジェクト名の「Kitten Evaluation Under Direct Assessment」(直接的評価による仔猫の格付け)から頭文字をとり、アメリカンキューダと名付けられたそうです。
アメリカンキューダの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
アメリカンキューダにはどのような歴史はがあるのでしょうか?アメリカンキューダは、17世紀頃、スペインからアメリカに向かう船の中で、ネズミを駆除するために乗せていた猫の子孫だと言われています。
ただ、あくまでネズミ駆除の為の猫で、ネズミをより捕獲するために、エサを与えられず、水だけしか与えられていませんでした。
それによって、本能的に狩猟能力が高めらられたと考えられています。
船がアメリカに到着後、解き放たれ、その地域で数世紀にわたり生き抜いていました。
そして1980年代になり、アメリカで害獣駆除に長けた猫を作り出そうと、テキサス州、オクラホマ州、ニューメキシコ州に生息している現地の猫を調査しました。
その調査で、エジプシャンマウに似た足の速い猫が見つかりました。
その猫が殖やされ、プロジェクト名の「Kitten Evaluation Under Direct Assessment」(直接的評価による仔猫の格付け)から頭文字をとり、アメリカンキューダと名付けられたそうです。
アメリカンキューダの性格や特徴
アメリカンキューダには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでアメリカンキューダの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
アメリカンキューダの特徴や性格にはどんなものがある?
アメリカンキューダの最大の特徴は、肘とお腹に皮ひだがあることです。
この皮ひだは、獲物を捕獲するために走るスピードを上げるために発達したと考えられています。
アメリカンキューダは、まだまだペットとしての歴史が浅く、どちらかというと野生種に近い存在です。
野生での生活が長いこともあり、警戒心が強く、神経質な個体も多くいます。
そのため、スキンシップのしすぎるとストレスを抱えてしまう個体も居るため、注意が必要です。
独立心も強いため、あまり構わないであげるのが良いかもしれません。
逆に、社交性はあるため、多頭飼いをしてあげると、より落ち着いて生活が出来るでしょう。
また、狩猟が得意なため、運動をすることは大好きで、猫としては珍しく水を怖がりません。
足はとても速く、ジャンプ力も強いので広い空間で飼ってあげると喜ぶでしょう。
長く野生を生き抜いてきたため、猫の中でもとても健康的な種類と言えます。
ただ、他の種類と比べて体毛が薄いので、冬場の寒さは苦手です。
アメリカンキューダのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
アメリカンキューダの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:活発で筋肉質、運動量も多いです。
飼い主によく甘えます。
メス:オスに比べてプライドが高く、すぐに威嚇してしまう一面もありますが、気を許せば仲良くしてくれます。
アメリカンキューダをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
アメリカンキューダの価格相場は、日本では販売されていません。です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
アメリカンキューダの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
アメリカンキューダの毛色にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
アメリカンキューダの毛色にはどんなものがある?
アメリカンキューダの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
白、灰色、茶色、黒色、赤色、クリーム、チョコレート、チンチラ、シルバー、ゴールデンなどです。
アメリカンキューダに似た猫種
うちの子の種類は本当にアメリカンキューダ?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
アメリカンキューダの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
アメリカンキューダに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
アメリカンキューダは、もともと野生で過ごしてきた時間が長いので、警戒心が強く、神経質な個体が多いです。
そのため、他の猫と同じようにスキンシップをしてしまうと、ストレスを感じてしまう個体が多いので注意が必要です。
もちろん遊ぶことは大好きですので、遊ぶ時は相手はシッカリとしてあげながら、一人の時間もシッカリととってあげましょう。
また、体毛が薄いため、寒さが苦手です。
冬場はしっかりと部屋を保温してあげたり、猫用の保温グッズを揃えてあげると良いでしょう。
アメリカンキューダは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
アメリカンキューダにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
アメリカンキューダの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
アメリカンキューダはもともと細身で筋肉質な体つきをしています。
この体つきを維持するためにも、低カロリー、高タンパクなエサを用意してあげると良いでしょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
アメリカンキューダの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
アメリカンキューダの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2500~6500円程です。
アメリカンキューダのお風呂のペース
アメリカンキューダのお風呂のペースは、短毛種のため、自信によるグルーミングでも十分です。
月に1回程度お風呂に入れてあげると、より清潔に保てるでしょう。
アメリカンキューダにおすすめのグッズ
アメリカンキューダを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
寒さが苦手なので、防寒グッズを用意してあげると良いでしょう。
服を着せてあげたり、保温クッションを設置してあげるのも1つです。
運動量が豊富で活発なため、キャットタワーなどで立体的に遊べる空間を作ってあげるのも良いですし、夏に子供用のプールを用意してあげると、水浴びをして楽しんでくれるでしょう。
好奇心旺盛なので、おもちゃも複数あると喜んでくれます。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
アメリカンキューダの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
アメリカンキューダの平均寿命は12年前後です。
アメリカンキューダのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
アメリカンキューダがかかりやすい病気
アメリカンキューダがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
アメリカンキューダは、自然界で長く生き抜いてきた種類のため、猫の中でもトップクラスの健康的な種類と考えられています。
アメリカンキューダのよく使う薬・サプリ
神経質でストレスを溜めやすいですので、ストレス緩和のためアルファ-S1 トリプシン カゼイン、トリプトファン、ギャバ、スカルキャップなどが使用されます。
アメリカンキューダの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
基本的に病気しらずな猫種ですが、毎年混合ワクチンに6,000円、ノミ・寄生虫予防に10,000円ほど必要です。
健康診断を行う場合はここにプラス5,000円ほど追加されます。
アメリカンキューダを飼っている主な著名人
現在調査中
アメリカンキューダに関するまとめ
アメリカンキューダの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
アメリカンキューダはペットとしての歴史が浅く、日本では飼育している人はほとんど居ないと考えられています。
そのため、参考に出来る情報も少ないのが現状です。
そのため、アメリカンキューダの原産国であるアメリカからの情報を得られる人、そして万が一の時に頼れる獣医さんなどが近くに居る人など、少々ハードルが高いかもしれません。
逆に、他に飼っている人の少ない、珍しい種類の猫を飼ってみたい人にはうってつけです。