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クーバースの寿命はどのくらい?なりやすい病気の症状と予防法

犬種によって寿命はさまざまです。今回は【クーバース】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛犬とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

クーバースの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、クーバースのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

クーバースの画像

クーバースの平均寿命は?

クーバースの平均寿命は10年から12年前後といわれています。

クーバースは、成犬時になると、体重50キロを越えることもある大型犬です。

大型犬の平均寿命は10年から13年と言われていますので、クーバースの寿命はほぼ平均的です。

クーバースの寿命と長生きするコツ

クーバースの平均寿命は10年から12年と言われています。

大型犬によく発病すると言われる「股関節形成不全」にかかりやすいので、少しでも健康で長生きしてもらうためには定期的な健康診断を受けた方が良いでしょう。

クーバースはは大型犬なので運動量も多いです。

1日に1時間程度の散歩を2回するようにしてください。

たっぷり運動することによってストレスも溜まりにくく病気も発症しにくくなるでしょう。

しかし、クーバースは関節疾患にかかりやすい犬種の為、必要以上の激しい運動などは必要ありません。

大型犬が発症しやすい「股関節形成不全」になりやすいので、滑りやすい床などで生活する場合は滑り止めの素材の敷物を敷くなどの工夫が必要になってきます。

普段と歩き方が違うなど、おかしいなと感じたら病院に連れていくようにしましょう。

クーバースの被毛はダブルコートです。

ダブルコートは換毛期の時期になると、大量の抜け毛が出るので、毎日のブラッシングが大切です。

クーバースは垂れ耳の犬種なのでどうしても耳の中が湿気がたまりやすく汚れやすいので、定期的な耳掃除が必要です。

耳掃除を怠ると「外耳炎」になりやすくなるので気を付けましょう。

愛犬のかかりやすい病気を知っておくことはとても大切です。

定期的な健康チェックをし、少しでも長生きしてもらいたいですね。

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クーバースのかかりやすい病気は?

クーバースのかかりやすい病気としてあげられるのが、大型犬に多く発症する太ももの骨と股関節に異常をきたす「股関節形成不全」です。

お腹にガスが溜まり、膨張してしまう「鼓腸症」。

クーバースのように超大型犬に多く発症する「離脱性骨軟骨症」。

これはおもに肩の関節に発生します。

重症になると手術が必要になる場合もあります。

次に「熱中症」です。

クーバースは暑さに弱い犬種なので熱中症になりやすいです。

夏場は涼しい時間帯に散歩に行ったりなど、温度管理をしましょう。

クーバースのかかりやすい病気のサイン

クーバースのかかりやすい病気のサインをご紹介いたします。

まずは、「股関節形成不全」です。

この病気のサインとして、階段などの段差を嫌がったり、横座りが多くなったり等があります。

次は、「鼓腸症」です。

鼓腸症のサインとしては、原因がお腹にガスが貯まることでなる病気ですので、「げっぷ」、「おなら」、「お腹がグルグル鳴る」などがあります。

嘔吐や下痢なども伴う事があります。

次は「離脱性骨軟骨症」です。

関節に炎症が起こることで発症するので、関節に腫れが出てきます。

足を引きずって歩いていたり、痛みが出るので、散歩や運動を嫌がったりします。

このような症状が続く場合は酷くなると手術もあり得るので、早急に病院に連れていきましょう。

次は「熱中症」です。

熱中症は、ぐったりして元気がなくなったり、体温が高くなります。

よだれも大量に出て呼吸も荒くなるので、発見しやすいです。

病気の予防法と対処法

クーバースの病気の予防法と対処法をご紹介いたします。

まずは、「股関節形成不全」です。

股関節形成不全は骨の変形が原因で起こる病気で、症状としては、段差があるところを嫌がったり、横座りが多かったり、歩くときにスキップをしているような歩き方をする、等があります。

酷くなると手術が必要になることもあるので早期発見が重要です。

次に「鼓腸症」です。

鼓腸症は、クーバースのように大型犬がかかりやすい病気です。

ご飯を早食いしたり一度に大量に食べて、空気まで一緒に飲み込みんだり、食物繊維が多すぎる食べ物を食べたりなどで、過剰に腸内にガスが貯まる事で発症する病気です。

予防策としては、ガスが発生しやすい食事の内容を変更したり、早食いをさせないように工夫するなどがあげられます。

食事内容としては、例えば食物繊維を減らしたり、乳製品や発酵食品を食べさせない等です。

早食い防止は、一気に食べられないようなデザインの食器皿がお店でも販売しているので、そのようなデザインの食器で食事を与えることで早食いが軽減されます。

鼓腸症は死亡率の高い病気ですので、日頃から気を付けてあげましょう。

次に「離断性骨軟骨症」です。

離断性骨軟骨症は、クーバースのように大型の犬種に多い病気です。

特にオス犬に多いといわれています。

成長期による軟骨が骨化するときに正常に進まないことでおこります。

予防策としては、成長期に極端な激しい運動をしないようにしたり、過剰に栄養を与えすぎないようにすることで予防することができます。

また高いところからの飛び降りなどでも発症しやすいので成長期には特に気を付けてあげましょう。

発症しても、軽症ならしばらくの安静で治ることが多いですが、症状が重くなると手術が必要になります。

次に「熱中症」です。

熱中症は高温多湿の所に長時間居たり、陽射しの強い場所に長時間居たりすることで発症します。

初期であれば助けられますが、重症になると最悪死に至りますので、くれぐれも温度管理に気をつけてあげてください。

クーバースの老化のスピード

大型犬なので小型犬と比べると老化のスピードは早いですが、大型犬としては一般的です。

大型犬は性成熟は小型犬に比べると遅いですが、7歳を過ぎた辺りから小型犬と比較すると老化のスピードは早くなります。

クーバースの老化に伴う外見の変化

クーバースは、年齢を重ねると白髪が増えたり、段差などの上り下りが難しくなったり、体臭がきつくなったりします。

どの犬にも言えることですが、シニア期に入れば病気も発症しやすくなるので、普段の動きを観察したり、コミュニケーションを今まで以上にとってあげると早期発見にも繋がります。

老化に伴う外見の変化

クーバースに似た犬種

ポーリッシュ・タトラ・シープドッグ、スロヴェンスキー・チュヴァック、グレートピレニーズ、アクバシュ

老犬におすすめの食べ物は?

クーバースは運動量の多い犬種ですが、年齢を重ねると運動量も減ってくるので、それに合わせたフードが必要になってきます。

高タンパク、低脂肪、低カロリーを心がけましょう。

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クーバースに適した散歩の量は?

クーバースは大型犬で運動量も多いので、毎日の散歩は欠かせません。

1日に1時間程度の散歩を2回してあげることで、運動不足を解消することが出来るでしょう。

ストレスをかけないために飼い主が出来ること

クーバースは大型犬なので、十分な運動が必要になります。

運動不足はストレスにも繋がるので毎日の散歩をしてあげましょう。

クーバースは縄張り意識が強く警戒心も強い性格をしています。

その為に見知らぬ人などには攻撃をしたり、吠えたりするので、仔犬の時期にしっかりと社会化を身に付けさせることがとても大事です。

しっかりした社会化がクーバースの警戒心を緩め、人にもよく懐き愛される性格となるのでとても大切です。

クーバースの寿命に関するまとめ

飼い主に忠実で献身的なクーバース。

警戒心が強い事から仔犬の頃からしっかりとしたしつけをすれば、良き番犬にもなります。

日本ではとても珍しい犬種ですね。

たくましい体つきと美しい純白のコートは気品があり人の目を釘付けにするでしょう。

少しでも長く元気で過ごしていく為には毎日の健康管理は重要です。

ブラッシングや散歩、遊びなどを通して少しでもいつとも違う変化を見逃さないようにしましょう。

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