エストレラマウンテンドッグの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、エストレラマウンテンドッグのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
エストレラマウンテンドッグの平均寿命は?
エストレラマウンテンドッグの平均寿命は10歳から12歳、人間で75歳から89歳となります。
大型犬は総じて中型犬、小型犬と比べると寿命が短い傾向がありますが。
飼い主が生活環境を整えてあげることで寿命を延ばしてあげることは十分に可能です。
エストレラマウンテンドッグの寿命と長生きするコツ
エストレラマウンテンドッグは元々羊の護衛用として作られた犬種といわれています。
それゆえ、交配を繰り返し体格を大きくすることでオオカミや泥棒に対して怯まないように勇敢で力強くなりました。
そんなエストレラマウンテンドッグですが、しつけが難しく、幼少期からきちんとしたしつけを行わなければ飼い主のいうことを聞かなくなってしまいます。
しつけがきちんと行われなかったエストレラマウンテンドッグは自分が群れのボスという認識を持つようになり、外敵に対して警戒することになるためリラックスできなくなることがあります。
愛犬のリラックスできる環境を作るためにもしつけは幼少期からきちんと行い、飼い主が群れの頼りになるボス、という位置づけになるように心がけましょう。
また、もともとが護衛犬のため、1日に必要な運動量がかなり多い犬種です。
ストレスをため込まないようにするためにも毎日決まった時間、回数散歩に赴き、ストレス発散を心がけてあげましょう。
エストレラマウンテンドッグのかかりやすい病気は?
エストレラマウンテンドッグのかかかりやすい病気に「皮膚疾患」と「股関節形成不全」があります。
「皮膚疾患」にはアレルギー性のような先天的なものが関係する場合と、細菌性による後天的なものがあります。
犬が普段より皮膚をかく頻度が高くなったりしたら皮膚病の可能性がります。
次に「股関節形成不全」ですが、これは大型犬がかかりやすい疾患で、成長期に伴って骨に負担がかかる度合いが短期間で急激に大きくなったことで、骨が変形してしまうことがある病気です。
どちらも一度発症するとかなり長い時間をかけて治療を続けていかないとならない疾患ですので、おかしいな?と感じたらできるだけ早くお医者さんに相談するようにしましょう。
エストレラマウンテンドッグの病気のサイン
エストレラマウンテンドッグのかかりやすい病気のサインについて、前項で説明した「皮膚病」、「股関節形成不全」を見分けるための方法をご紹介します。
まずは「皮膚病」を疑った方がいい場合のサインですが、犬が体をかく時間、頻度が増えた。
皮膚が爛れたり、腫れたりしている。
皮膚が乾燥して、フケのようなものが出るようようになった。
などです。
次に「股関節形成不全」についてのサインですが、歩くとき足を引きずるようになった、歩くときお尻を振るようになり、体の重心が一定ではない、ぶれるようになった。
運動や歩くことそのものを極端に嫌がるようになった。
座り方がおかしくなった。
足周りを触られるのを嫌がるようになった、または吠えて威嚇するようになった。
などが挙げられます。
上記の兆候が愛犬に診られた場合、早めにお医者さんに診てもらうようにしましょう。
病気の予防法と対処法
エストレラマウンテンドッグは元々護衛犬だったこともあり、1日に1時間の散歩を2回と、かなりの量の散歩を必要とします。
また、ドッグランなども利用して精いっぱい体を動かせる場所を作ってあげましょう。
運動不足は肥満につながり、またストレスを蓄積することになります。
愛犬の長寿のためにも散歩は毎日連れて行ってあげましょう。
エストレラマウンテンドッグの老化のスピード
エストレラマウンテンドッグは最初の2年で24歳前後の歳を取り、以降、1年に7歳程度の歳を取っていきます。
シニア期には6歳程度から突入するといわれていますが最近は犬の寿命が全体的に伸びてきており、必然的に平均寿命も底上げされてきています。
愛犬と長く過ごすためにもストレスをためない生活を心がけるようにしましょう。
エストレラマウンテンドッグの老化に伴う外見の変化
エストレラマウンテンドッグもシニア期になると他の犬と同じように外見の変化が出てきます。
主に白髪がふえる。
被毛の色つやがなくなる。
皮膚にいぼのようなものができるなどです。
また行動の変化として、運動量が低下し、一日を通して寝ていることが増えてきたりもします。
エストレラマウンテンドッグに似た犬種
老犬におすすめの食べ物は?
エストレラマウンテンドッグのシニア期以降の食事について考えてみましょう。
大型犬は体を維持するために多めの食料を必要とするのですが、それも若いうちの話で、人間と同じように歳を取ってから必要以上にエネルギーを取ると肥満につながってしまう可能性があります。
ですので、シニア期を迎えたエストレラマウンテンドッグは低カロリーの食事が望ましくなります。
また、体を動かすことに抵抗を感じるようにもなりますので、筋力を落とさないように良質の高タンパク質を含んだ食事が望ましいでしょう。
さらに、栄養バランスを整えてあげることや便秘予防のためにもミネラルを多く含んだドッグフードや野菜、水分補給のためのウェットタイプの食事にするなど、歳を取ってからの食事については細かいところまで気にかけてあげる必要が出てきます。
できるだけ長生きさせてあげるためにも歳を取ってからの食事は健康のバランスを取ってあげられるようなものを心がけるようにしましょう。
エストレラマウンテンドッグに適した散歩の量は?
エストレラマウンテンドッグは元々護衛犬だったこともあり、1日に1時間の散歩を2回と、かなりの量の散歩を必要とします。
また、ドッグランなども利用して精いっぱい体を動かせる場所を作ってあげましょう。
運動不足は肥満につながり、またストレスを蓄積することになります。
愛犬の長寿のためにも散歩は毎日連れて行ってあげましょう。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
エストレラマウンテンドッグはがっちりした体格であるため、運動はほぼ毎日必須と言っても過言ではありません。
1日2回、1回1時間の散歩はもちろんのことドッグランなどを利用できない場合でもストレスが解消できるように室内でもできる遊びも用意してあげる必要があるでしょう。
また、豊富な運動量に見合ったたんぱく質も食事で補ってあげる必要があります。
しかし、肥満になってしまってはもともこもないため、年齢に合わせてカロリーは調整しつつ、体調に合わせた食事を用意してあげる必要があります。
エストレラマウンテンドッグの寿命に関するまとめ
エストレラマウンテンドッグは元々羊をオオカミや泥棒から守るために大きな体と丈夫な筋肉になるように調整された犬種です。
それゆえに、運動量がものすごく、一日散歩ができないだけでもストレスをため込んでしまいます。
また、大型犬であるがゆえにシニア期にはいると肥満や筋肉の低下を防ぐためにも食事調整が必要です。
「皮膚病」や「股関節形成不全」など、大型犬特有の病気にはかかりやすいため、そちらへ気を配ってあげる必要もあります。
大変ではありますが、愛犬の寿命を延ばし、1日でも長く一緒に過ごすためには飼い主の協力も必要ですのでシニア期に入ってからだけではなく、小さいときから細かいしぐさに注意してあげることが、愛犬のためになるのです。