シーリハムテリアの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、シーリハムテリアのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
シーリハムテリアの平均寿命は?
シーリハムテリアの平均寿命は12~14年程度です。
同じようなサイズの犬種の中では、寿命は短い方です。
ただ、犬と人間との暮らし方の変化や動物医療の向上もあり、近年は犬の平均寿命は延びてきており、シーリハム・テリアでも長いものは寿命が15年前後であるものもいます。
シーリハムテリアの寿命と長生きするコツ
シーリハムテリアは、平均寿命は12~14年前後と小型犬としては短い部類に入ります。
しかし、相応に気を遣ってあげることでより長生きすることが可能です。
そのポイントは「十分な運動量を確保する」ことです。
一般的には猟犬としての素質が強い犬種であるため、日々相当の運動量が必要と言われています。
毎日30分~1時間程度の散歩を1日2回以上してあげることが理想的です。
さらに、散歩だけではなくボール遊びなども日常的に取り入れるように配慮し、運動量を確保できるよう配慮して挙げることが大切です。
さらにシーリハムテリアの場合、十分な運動量が確保できないとストレスを溜め、攻撃的になってしまうこともあります。
そしてストレスから寿命を縮めてしまうことも少なくありません。
気を付けてあげましょう。
ただし、シーリハムテリアの中でも愛玩犬として改良が進められた血筋であれば、それほどの運動量は必要としないかも知れませんが、体の丈夫さには不安があるとも言われています。
シーリハムテリアのかかりやすい病気は?
シーリハムテリアがかかりやすい病気は顔周りの毛が目に入ることで起こる「眼疾患」、「皮膚疾患」です。
遺伝性の病気はとくにありませんが、体毛やちょっとした事で目に傷を受けやすいため、眼の検査を定期的に受けることをお勧めします。
また垂れ耳ですので外耳炎やまれに「難聴」を患うこともあります。
シーリハムテリアは胴長の骨格をしており、頭も大きいので腰に負担がかかりやすく、「椎間板ヘルニア」にも注意が必要です。
シーリハムテリアの病気のサイン
常に体を痒がっていたり、皮膚を観察した時に、皮膚が赤くなっていたり、湿疹が見られる際は、皮膚アレルギーを疑って、病院に連れて行くようにしましょう。
またヘルニアにもかかりやすい犬種です。
少しでも歩き方がおかしい時は、早急に動物病院を受診する事をおすすめします。
さらにシーリハムテリアが最もかかりやすいと言われている目の疾患はどれも、初期では症状が乏しく、飼い主でも気づくことが難しいことがあります。
何の症状がなくても、年に1回の検診で目の健康チェックをすることが重要となってきます。
病気の予防法と対処法
ストレスをためないために、毎日十分な運動をさせることを意識しましょう。
散歩は1回30分以上を1日2回以上することが望ましいです。
また散歩だけではなく、できれば公園などでボール遊びなどをさせるのも運動量を増やすのに効果的です。
ただし、椎間板ヘルニアにかかりやすいという特徴があるため無理をさせることはよくありません。
高齢になってきた場合も、無理に長時間運動させる必要はありません。
個々の犬に応じた運動量を調節してあげるようにしましょう。
シーリハムテリアの老化のスピード
シーリハムテリアの平均寿命は12~14年前後で、他の犬種と比べて特別短いわけではありませんが、サイズの割には短い部類に入ると言われています。
老化のスピードは人間と比べるとおよそ4倍程度の速さです。
シーリハムテリアの老化に伴う外見の変化
シーリハムテリアは年齢とともに、お尻の筋肉が下がってきて体全体の筋肉がたるんできたり、歩くスピードが落ちるといった変化を示します。
普段の生活の中で、愛犬の動き方をしっかり観察し、常にその健康状態に気を遣ってあげることが重要です。
シーリハムテリアに似た犬種
老犬におすすめの食べ物は?
シーリハムテリアは元気で活発な犬種ですが、年齢とともに食欲も落ちてきます。
同時に消化機能が衰えたり、基礎代謝力も低下してきます。
病気がある場合は進行状況によっては、食事(フード)を食べたり、食べなかったとムラが出ることがあります。
5・6種類くらいのフードを用意しておいて、好きなものを食べさせるのも方法です。
筋肉も衰えてくるため、運動量が豊富なシーリハムテリアの場合、筋肉を作るためにもできるだけ良質なタンパク質を摂るといいでしょう。
無理のない程度に肉類や魚を取り入れるようにし、食事を温めたりするといった工夫を加えてあげると良いでしょう。
シーリハムテリアに適した散歩の量は?
ストレスをためないために、毎日十分な運動をさせることを意識しましょう。
散歩は1回30分以上を1日2回以上することが望ましいです。
また散歩だけではなく、できれば公園などでボール遊びなどをさせるのも運動量を増やすのに効果的です。
ただし、椎間板ヘルニアにかかりやすいという特徴があるため無理をさせることはよくありません。
高齢になってきた場合も、無理に長時間運動させる必要はありません。
個々の犬に応じた運動量を調節してあげるようにしましょう。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
シーリハムテリアは小さいですが、体力はあります。
毎日長時間の散歩は必要ありませんが、日々の散歩は必要になります。
毎日ある程度体を動かすということがないと、シーリハムテリアはストレスを溜めてしまい、問題行動を起こしてしまいます。
必要な散歩量は一般的に1日1~2回、1回につき30分以上が適切だと言われています。
しかし、シーリハムテリアは個体ごとに体力や性格も違うため、散歩の回数や長さは、個々のシーリハムテリアに合わせてあげるようにしましょう。
また、シーリハムテリアは優秀な猟犬であったため、飼い主の意思を汲み取る能力に長けていて、瞬時に判断し、的確に自分の仕事をこなしていました。
その能力は今も健在で、信頼した飼い主には驚くほど忠実で、愛情深く、まっすぐに愛情表現をしてくれます。
若干、頑固なところはありますが、それも許せるくらい、献身的に飼い主に寄り添っていこうとするのがシーリハムテリアです。
ですから、飼い主としてもなるべく愛犬に構ってあげるようにして、しっかりと愛情表現を返してあげることが必要でしょう。
シーリハムテリアの寿命に関するまとめ
シーリハムテリアは日本では珍しい犬種です。
体は小型犬ですが、体の大きさに合わない大きな顔と、短い足がとってもかわいらしいのがシーリハムテリアの特徴です。
見かけはかわいらしいシーリハムテリアですが、立派なテリア気質を持っています。
活動量が多いのが特徴ですので、基本的に毎日運動できる環境を整えてあげることが大切です。
またシーリハムテリアがかかりやすい病気である目の疾患は、なかなか気づきにくいものですので、何もなくても定期的に検診に連れていくなどの配慮も必要です。