シェットランドシープドッグの寿命はどれくらいなのでしょうか?
もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、シェットランドシープドッグのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
シェットランドシープドッグの平均寿命は?
シェットランドシープドッグの平均寿命は12~13歳と言われています。
もちろん、病気やケガを予防することでもっと長生きする可能性は高まるので、飼い主がこれらの予防を心がけることが重要です。
動物医療の向上もあり、近年は犬の平均寿命は延びてきているので、シェットランドシープドッグでも長いものは寿命が14年前後であるものもいます。
シェットランドシープドッグの寿命と長生きするコツ
シェットランド・シープドッグの平均的な寿命は12歳~13歳だといわれています。
ボーダー・コリーが13歳~16歳、ラフ・コリーが14歳~16歳、オーストラリアン・シェパードが13歳~15歳といわれているのでやや短命な印象を持ちますが、比較的体は丈夫な方です。
先天的な疾患を持っていなければ平均的な寿命をこえても元気な犬も多くいます。
寿命を少しでも長くする秘訣は、肥満を防ぐことです。
シェットランド・シープドッグは太りやすい体質をしているといわれているため肥満には注意が必要です。
肥満になると内臓にも大きな負荷がかかりますし、足腰への負担も大きくなってしまいます。
特にシェットランド・シープドッグは体の割に足の骨が細く、関節の病気にかかりやすい傾向があります。
できるだけ体型を維持できるような生活習慣を身に付けさせてあげましょう。
またシェットランド・シープドッグ は明るく元気な性格と、辛抱強く繊細な面を併せ持っています。
そのためストレスをため込みやすいと言われています。
ちょっとした変化にも飼い主が敏感に気付くようにし、ストレスのかからない生活を送れるようにしてあげましょう。
シェットランドシープドッグのかかりやすい病気は?
シェットランドシープドッグは、「皮膚疾患」「外耳炎」「てんかん」「関節系疾患」などの病気になりやすいといわれています。
皮膚炎や外耳炎の防止のためには、皮膚・耳に正しいケアを行い、清潔さを保つことが大切です。
関節系疾患は「高い所から飛び降りさせない」「フローリングなどで滑って転ばないようにする」「適切な体重を保つ」ことが防止につながります。
元々運動が好きな犬でもあるので、1日2回、30分以上の散歩をしっかり行い、食事をコントロールして肥満を防止してあげることが重要となってきます。
シェットランドシープドッグの病気のサイン
シェットランド・シープドッグの遺伝性の疾患に家族性皮膚筋炎という病気があります。
また、ノミ・ダニによるアトピー性の皮膚炎や、被毛内が蒸れることによる皮膚トラブルも多いです。
赤みや湿疹、腫れなどがこれらの病気のサインです。
少しでも普段と違う赤みや腫れなどを見つけた場合は、早めに動物病院へ連れて行って受診させるようにしましょう。
犬の普段の様子をしっかりと把握し病気や異常行動の兆候を早い段階でみつけ、適切な処置をしてあげることが、犬の寿命を延ばす1番の秘訣と言えるでしょう。
病気の予防法と対処法
シェットランド・シープドッグの運動量は、それほど多くは必要ないといわれています。
1日2回1回30分程度の散歩がよいようです。
無理して運動量を増やし過ぎると体に負担をかけることもあるので、そういった点にも注意して運動量をコントロールしてあげましょう。
また賢くて人と一緒に何かをすることが大好きな犬種なので、アジリティーやフリスビーなどの競技に一緒に挑戦するのもよいでしょう。
シェットランドシープドッグの老化のスピード
シェットランド・シープドッグの平均寿命は12~13歳でやや短命な部類に入ります。
老化のスピードは人間と比べると、およそ5~6倍にもなります。
シェットランドシープドッグの老化に伴う外見の変化
シェットランド・シープドッグのような中型の犬種の場合は6歳~7歳ころからシニア期に入り、10歳からは本格的に老化が始まるといわれています。
シニア期に入ると若い頃と比べてどうしてもエネルギー代謝が悪くなっていきます。
もともと太りやすい体質のシェットランド・シープドッグの場合は、今までと同じフードを食べさせ続けると、肥満になる可能性が高くなってしまいます。
また体全体の筋肉量も落ち、全体としてたるんだ印象になるでしょう。
常に、体調や体型の変化に気を付けてあげることが大切です。
シェットランドシープドッグに似た犬種
老犬におすすめの食べ物は?
年齢とともに、噛む力が徐々に衰えていきます。
そのためドライフードなどの硬い食事だと、噛まずに丸呑みしてしまうようになってしまいます。
シニア期に入ったら若いころよりもローカロリーで、噛みやすい硬さのフードに切り替えてあげるとよいようです。
また少しでも筋肉を維持するために良質なタンパク質を摂るといいでしょう。
無理のない程度に肉類や魚を取り入れるようにすると、食べやすくなるでしょう。
シェットランドシープドッグに適した散歩の量は?
シェットランド・シープドッグの運動量は、それほど多くは必要ないといわれています。
1日2回1回30分程度の散歩がよいようです。
無理して運動量を増やし過ぎると体に負担をかけることもあるので、そういった点にも注意して運動量をコントロールしてあげましょう。
また賢くて人と一緒に何かをすることが大好きな犬種なので、アジリティーやフリスビーなどの競技に一緒に挑戦するのもよいでしょう。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
シェットランド・シープドッグ は明るく元気な性格と、辛抱強くて非常に繊細な面を併せ持っています。
そのため小さな子からいたずらをされても我慢してしまったり、長い時間家族と離れていると寂しさからストレスをためてしまいます。
ストレスをためてしまうと胃腸などの調子を崩して軟便や下痢の原因になることがあります。
普段から飼っている犬の表情をよく観察して、困っているような様子や我慢しているような仕草を見逃さないようにしてあげましょう。
もし、普段と違う様子がみられたら、ストレスの原因になっているものが何かを確認し、ストレスがかからない環境を作ってあげるようにしましょう。
また留守番をさせる場合ですが、いきなり長時間の留守番からさせるのではなく、短い時間から徐々に慣らしていくとよいようです。
また「留守番お願いね。
」や「いい子にしていてね。
」などの声掛け、おやつを与えるなどこれから留守番だという合図は作らない方がよいといわれています。
無駄なプレッシャーは良くありません。
留守番をすることが自然なことにしてあげることが肝心です。
シェットランドシープドッグの寿命に関するまとめ
シェットランド・シープドッグは、非常に賢く従順な家庭犬にぴったりの犬です。
運動量は、それほど多くは必要なく、1日2回1回30分程度の散歩がよいようです。
また賢くて人と一緒に何かをすることが大好きな犬種でもあります。
一方で、家族性皮膚筋炎という遺伝性の病気にかかりやすいです。
飼い主が腫れや赤みなどちょっとした変化にも敏感になってあげることが大切です。
また性格的には、明るく元気な面と、辛抱強くて非常に繊細な面を併せ持っています。
そのためストレスを溜めやすい傾向にあるようです。
飼い主が気を付けて、無駄なストレスをかけないように配慮してあげることが重要です。