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セントバーナードの寿命は?かかりやすい病気の症状と予防法

犬種によって寿命はさまざまです。今回は【セントバーナード】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛犬とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

セントバーナードの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛犬にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、セントバーナードのかかりやすい病気やその予防法、犬種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

セントバーナードの画像

セントバーナードの平均寿命は?

雪深いアルプスで飼育されているイメージが強いセントバーナードの平均寿命は7年~8年と言われています。

アルプスの少女ハイジに登場するヨーゼフのモデルになった犬種として有名ですよね。

山での遭難者を見つけ助ける救助犬として活躍しています。

セントバーナードの寿命と長生きするコツ

大きな体に温厚な性格のセントバーナードは外での飼育、中での飼育どちらにも対応できる犬種です。

大型犬なので豊富な運動量を必要とする為、家の庭で放して飼育できる環境を整える必要があります。

脱走防止のフェンスもそうですが、自由にできる広い場所を作ってあげましょう。

しかし、厚さに弱い犬種なので夏場は室内でクーラーを使用した飼育が必要となります。

肥満になりやすい為、運動時間をしっかり確保する事と、毎日与えるフードも脂肪分が少なめのものを選んで与える様にしましょう。

運動不足はセントバーナードにとってストレスとなり攻撃的な性格が出る事があります。

飼い主とのコミュニケーションも取れるよう、遊びを入れた運動を行ってあげると心身共に安定するでしょう。

躾をする際は褒めて伸ばすを基本に、怒って躾をする事は控えましょう。

飼い主を喜ばせようと一生懸命覚えようとする一面があり、怒ってばかりいると自身を無くし、様々な事に意欲を出さなくなってしまう事があります。

良い事ができたら大げさなくらい褒めてあげると喜ぶでしょう。

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セントバーナードのかかりやすい病気は?

セントバーナードのかかりやすい病気には遺伝性のものが多く、子犬の頃よりかかりつけの動物病院で健康診断をする必要があります。

歩行に異常が出る股関節形成不全や、白内障や緑内障などの眼疾患、外耳炎などの耳疾患や心臓病、悪性リンパ種、稀にてんかん発作などを引き起こす場合があるそうです。

一生付き合っていかなくてはならない疾患もある為、早期発見の為に飼い主が日頃から健康チェックを怠らないようにし、少しでも異常を発見したらすぐに動物病院を受診しましょう。

セントバーナードの病気のサイン

病気には様々な初期症状があります。

それを飼い主が見つける事で重大な病気の早期発見に繋がります。

股関節形成不全はふらついたり、歩くのを嫌がったり、躓くようになったりと歩行に異常が出る可能性があります。

白内障は瞳の水晶体が白く濁ります。

緑内障は眼球に痛みを伴う為、目を気にしたり、顔を擦りつけたりします。

外耳炎は耳に激しい痒みを伴い、悪臭がします。

てんかん発作は急に失禁したり痙攣したりなどの症状が出ます。

悪性リンパ種は皮膚にしこりができたり、体の一部が腫れたり、呼吸が苦しそうだったり、食欲不振、嘔吐、下痢、体重の激減などがあります。

悪性リンパ種はリンパ管を通って増殖しながら血液に流れ込み、やがては全身に広がります。

血液のがんとも言われていて最悪死に至る病です。

どの様な病気も早期発見と治療が最善です。

愛犬の毎日の健康チェックを怠らない様にしましょう。

病気の予防法と対処法

セントバーナードは豊富な散歩量を必要とする反面、体が大きく、過度な運動は関節や臓器への負担が大きいと言われています。

毎日2回1回1時間の散歩を早歩きを混ぜて行いましょう。

時々自由運動としてドッグランやノーリードで放せる広場で思いっきり遊ばせてあげる事も大切です。

ボール遊びなども教えてあげると喜びます。

あまり体の負担とならない様に様子を見ながら運動させましょう。

セントバーナードの老化のスピード

平均寿命が7年~8年と言われているセントバーナードは5歳頃から様々な老化現象が始まる可能性があります。

歩行に異常が出たり、寝てばかりいるような様子が見えたら老齢化か始まったと思った方が良いでしょう。

セントバーナードの老化に伴う外見の変化

セントバーナードは老齢化が進むとあまり散歩に出たがらなくなったり、食欲が落ちていつものフードを残したりします。

しっかり歩かなくなったり、ふらついたりと歩行に異変を感じる事もあるでしょう。

運動量が落ちて肥満になる可能性があるので散歩は毎日行ってあげましょう。

老化現象として体毛が抜けにくくなってくる為毎日のブラッシングが必要になります。

老化に伴う外見の変化

セントバーナードに似た犬種

グレートピレニーズニューファンドランド

老犬におすすめの食べ物は?

セントバーナードは食事量がとても多い犬種です。

生後1ヶ月の子犬ですら小型犬の成犬と同じ量を食します。

しかし、体が大きく肥満になりやすい為、栄養価の高いフードはNGとするブリーダーさんもいる様です。

ローカロリーが基本なので成犬用のフードにヨーグルトやミルクをかけて与えると良いそうです。

セントバーナードに与えるフードは低カロリー、低脂肪、低タンパクを基本にしましょう。

老齢化したセントバーナードは若い時とそこまで食事を変える必要はありません。

生まれつき股関節が弱かったり、眼病になる可能性が高い為、グルコサミンやコンドロイチン、ビタミンなどが入ったサプリメントを与えると良いでしょう。

老齢化が進み食欲が落ちていたとしてもミルクをかけたフードなら食べやすいでしょう。

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セントバーナードに適した散歩の量は?

セントバーナードは豊富な散歩量を必要とする反面、体が大きく、過度な運動は関節や臓器への負担が大きいと言われています。

毎日2回1回1時間の散歩を早歩きを混ぜて行いましょう。

時々自由運動としてドッグランやノーリードで放せる広場で思いっきり遊ばせてあげる事も大切です。

ボール遊びなども教えてあげると喜びます。

あまり体の負担とならない様に様子を見ながら運動させましょう。

ストレスをかけないために飼い主が出来ること

セントバーナードは温厚な性格で躾次第では誰でも仲良くなれる社交性も持ち合わせています。

しかし、運動不足や劣悪な環境が与えるストレスはセントバーナードの社交性や温厚な性格を壊してしまう恐れがあるのです。

運動不足が続くと攻撃性が出たり、情緒不安定になったりします。

精神的なストレスにもつながり、閉鎖的な性格をつくる要因となる可能性があるでしょう。

温厚な性格なので躾は褒めて伸ばすを基本にあまり頭ごなしに叱らない様にしましょう。

あまり怒り過ぎると怯えてしまったり、ブルブル震えたりして小屋から出てこない事態になってしまう事があります。

セントバーナードにとって良い環境を作ってあげましょう。

セントバーナードの寿命に関するまとめ

スイス原産のセントバーナードはあらゆる犬種の中でも最大級の体格を誇ります。

一見獰猛そうなイメージを受ける方もいるでしょうが、温厚でとても愛情深い性格の犬種です。

そんなセントバーナードを飼育する際の正しい知識をしっかり身に付けましょう。

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