灰色のうさぎ

うさぎのトイレのしつけはいつからスタート?コツや正しいしつけ方法

うさぎのトイレのしつけは、いつからスタートするのがいいのでしょうか。基本的には家族になってすぐにしつけを始めるのが望ましいです。この記事ではうさぎの特徴や習性を踏まえた上で、しつけの方法とコツも紹介していきます。

うさぎのトイレのしつけはいつからスタートさせるのがいいのでしょうか?

トイレがしつけられていないと、部屋に臭いが充満してしまいますし、掃除の手間も増えてしまいます。

しつけには根気強さが必要ですが、しつけ方法はいたって簡単なので、できるだけお迎えしてすぐに行いたいものです。

今回はしつけするときのコツや、正しいしつけ方法も段階を追ってご説明していきます。

Sponsored Link

うさぎにトイレのしつけをすることができるの?

3匹のうさぎ

うさぎを飼育する家では、ケージの中にトイレを置くことがほとんどですが、きちんとトイレでおしっこやうんちをしてくれるのでしょうか?

結論から言うと、ほぼ決まった場所で排泄してくれますが、完璧にはしつけはできません。

どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

おしっこの場所は決まっている

まず知っておきたいことは、うさぎはおしっこする場所が大体決まっているということです。

実はケージの角におしっこをすることが多いとされています。

しつけをしておしっこをする場所を新しく覚えさせるのもいいのですが、うさぎがおしっこをする位置にトイレを置くのが手っ取り早いのでおすすめです。

ただし、個体によっては最初は決まった場所におしっこをしないうさぎもいますし、ちょっとした拍子にいつもとは違う場所で粗相をしてしまう場合もあるため、これだけでは完璧とは言えません。

うんちもある程度決まった場所にする

うんちもおしっこ同様、ある程度は決まった場所にします。

うさぎにとって、うんちはいつでもする行為です。
ご飯中にもしますし、遊んでいるときにも、そしてトイレに向かっている途中にポロポロうんちしていることもありますし、びっくりした時や、嬉しい時にもうんちをします。

これはうさぎの習性なので、うんちについては完璧にトイレのしつけをするのは難しいと言えます。

うさぎのトイレのしつけはいつからスタートするのがいい?

トイレのしつけは、無理のない範囲でなるべく早くスタートするのが望ましいです。

うさぎは決まったらほぼ同じ場所におしっこをする習性があるので、早めにトイレの位置を覚えさせましょう。

しかし、早めにトイレのしつけをしたいと思うのは、飼い主の気持ちであり、うさぎはもしかしたら嫌がるかもしれません。

常にうさぎの気持ちを大切にして、仲良くなることに焦点を当てながら、ついでにトイレのしつけをするつもりでうさぎと接しましょう。

お迎えした日からスタート!ただし、慣れるまで無理はさせない

うさぎをお迎えしたその日からトイレのしつけをスタートさせましょう。

うさぎはケージの端っこでおしっこをする習性に加え、自分のおしっこの匂いがある場所におしっこをする習性もあります。

その為、ケージの中に慣れてトイレの場所が決まってからしつけするのは非常に難しいです。

もちろん、なるべく早めにトイレのしつけをスタートしたいところですが、うさぎの体調や気持ちが第一優先です。

特に赤ちゃんうさぎをお迎えしたのであれば、躍起になってしつけをすると嫌われてしまう可能性があります。

焦らずゆっくりとうさぎと向き合ってしつけをしましょう。

うさぎのトイレのしつけをするコツは?

白うさぎ

うさぎのトイレをしつけするためには、飼い主が常に広い心を持って接するということが重要です。

「トイレのしつけ」は目的ではありますが、その前に、コミュニケーションの一環であるという気持ちで接することを忘れないようにしましょう。

そうすれば最終的に、トイレのしつけの成功だけではなく、うさぎともっと仲良くなることができますよ。

Sponsored Link

トイレのしつけのコツは「根気強く」すること

うさぎに限りませんが、トイレのしつけは根気強さを持つこともコツです。

うさぎは環境の変化に過敏な動物なので、新しく住む家に慣れるまでは至る所でおしっこをしてしまうかもしれません。

そんなときでも優しい声で「トイレはあっちだよ」と話しかけ、片手でスキンシップをしながら、おしっこを拭き取りましょう。

うさぎは臭いを嗅がせてくれる人を好む傾向にあるので、何度も同じ作業を繰り返すことになるかもしれませんが、うさぎと仲良くなれるチャンスでもありますよ。

「完全にしつけすることはできない」という前提を忘れないこともコツ

うさぎは賢い動物ですが、完璧ではありません。
もしトイレ以外の場所で排泄してしまっても、決して叩いたり耳の近くで怒鳴ったりしないでくださいね。

うさぎは完全にトイレのしつけをすることができないということを、忘れないようにしましょう。

うさぎのトイレの正しいしつけ方法を紹介!

トイレ以外の場所でおしっこをしてしまったら怒ったり、無理やりおしっこの位置を決めたりする方法は正しいしつけ方法とは言えません。

飼い主が正しいしつけ方法を理解して、根気強さを持ってうさぎに接しましょう。

正しいしつけ方法はたったの3ステップですので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

STEP1:トイレを四隅のどこかに設置する

まずはうさぎ用のトイレを四隅のどこかに設置します。
うさぎは端っこが安心するので、できれば家の壁が当たるようにケージとトイレを配置するのが望ましいです。

トイレの中にはトイレ砂、もしくはペットシーツを敷きましょう。
トイレ砂やシーツは、うさぎ用を使用することで臭いをかなり軽減してくれますよ。

しかしうさぎ用品はお値段が高いので、猫砂で代用し、こまめに掃除するのも一つの手段です。

STEP2:粗相したおしっこをティッシュで拭き取る

トイレを設置し、もしおしっこをトイレ内でしてくれたらそのままSTEP3へ進みます。

トイレではない場所でおしっこをしてしまったら、ティッシュで拭き取りすぐに臭いを消す作業をしましょう。

うさぎのおしっこの臭いを消す消臭スプレーや、クエン酸スプレーを使用して消臭を行います。

臭いが残っていると、同じところで何度もおしっこをしてしまうことがあるので、念入りに臭いを消すようにしましょう。

STEP3:臭いがついているティッシュなどをトイレに放置する

STEP2でおしっこを拭き取ったティッシュは、すぐに捨てたいところですがトイレの中に入れて放置します。

いわゆるマーキングの作業を行い、自分のおしっこの臭いがある場所を覚えさせましょう。

うさぎをお迎えして最初の頃は、トイレ掃除をあえて完璧にせず、おしっこの臭いを少しだけ残しておくのも有効な方法です。

うさぎのトイレのしつけ方法を理解しよう

うさぎは端っこが好きなので、基本的にはケージの四隅のどこかでおしっこをしてくれます。

この習性を利用してトイレの配置を決めれば、さほどしつけは苦労しません。

ただ、環境の変化に過敏なので、最初のうちは至る所でおしっこをしてしまうかもしれません。

根気強くうさぎと向き合って、3つのステップでトイレのしつけをしましょう。

うさぎと仲良くなりながら、トイレのしつけもしてみてくださいね。

コメントを残す

*