口を開けた猫

猫の鳴き方が変な時は意味がある?猫の鳴き方でわかる気持ちまとめ

猫の鳴き方は、時に変な鳴き方をすることもあります。猫は言葉が喋れないため、何を言っているかわかりませんね。変な鳴き方をする意味や、鳴き声からわかる気持ちを理解して、愛猫が何を伝えようとしているのか分かってあげましょう!

猫の鳴き方は、ニャーだったりニャオだったり、その時々で上手に使い分けていますね。

でも、猫がたまにケケケッ、ニャニャッなどと、変な鳴き声を出すことはありませんか?

猫に変な鳴き方をされても意味がわからず、猫が喋れればいいのに、なんて1度は思ったこともあるでしょう。

そこで今回は、猫の鳴き方が変な時はどんな意味があるのか、猫の鳴き方でわかる気持ちについてまとめてみました。

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猫の鳴き方が変な時の意味は?

春に多い猫の食欲不振

猫の鳴き方は、普段一緒に生活していたら、ある程度わかりますね。

猫は人間とのコミュニケーションのために、16種類の鳴き方を使い分けているそうです。

ほかにも、どんな鳴き方してるの?と笑ってしまいたくなるような鳴き方や、人間の言葉を真似するような鳴き方をする猫もいますね。

猫の鳴き方が変な時には、どんな意味があるのでしょうか。

飼い主に効果的に要求を伝えることを学習した

猫の鳴き方が変な時は、猫が飼い主さんにどう鳴いたら要求を受け入れてもらえるか学習したことによるものがあります。

「ごはん~」や「ちょうだ~い」と鳴く猫もいますが、そんなことを言われたら、ごはんやおやつをあげずにはいられませんね。

変わった鳴き方をして飼い主さんに撫でてもらったり、かまってもらえることが分かれば、猫はこの鳴き方をすれば飼い主さんに要求を伝えられる!と学習します。

ただ猫の鳴き方が変なわけではなく、一生懸命に要求を伝えている意味があるので、答えてあげましょう。

狩猟本能が働いてクラッキング

猫の鳴き方が変な時は、狩猟本能が働いて鳴いていることがあります。

猫が窓の外を見て、「ケケケッ」「カカカッ」、「ニャニャニャ」と小さく鳴いていれば、クラッキングという行為です。

猫が窓の外の獲物を狙っている時のほかに、飼い主さんとおもちゃなどで遊んでいる時にも鳴くことがあります。

獲物を見つけて興奮している、獲物がいるのに捕まえられなくてもどかしい、といった意味の鳴き方です。

ケガや病気などによる痛みによるもの

猫の鳴き方が変な時は、ケガや病気などで痛みや違和感を訴えている場合もあります。

どんな時に変な鳴き方をしているのか、食欲や排泄に変化はないか、元気や顔つきはどうか、様子をしっかり観察して、気になることがあれば獣医師に相談しましょう。

猫は意味もなく鳴きません。

猫が鳴く時は、何かを訴えている時です。

猫が言葉を喋れない以上、ちょっとした変化にも気づいてあげられるようにしましょう。

鳴き方でわかる猫の気持ち!

次にご紹介するのは、猫の鳴き方でわかる気持ちについてです。

猫はいつも可愛らしい声で鳴いていますが、よく聞いてみると鳴き方にも様々なバリエーションがありますね。

ここでは、猫の気持ちを理解していきましょう。

猫が挨拶している時の鳴き方

猫が短く「ニャ」、と鳴くのは挨拶です。

飼い主さんに撫でてもらった時は「あ、どうも」、名前を呼ばれた時は「はい」といった意味で、反射的に鳴いています。

短い鳴き声でそっけなく感じるかもしれませんが、悪い意味ではないので、安心しましょう。

猫が嬉しい時や甘えている時の鳴き方

猫が「ニャオ」「ニャオォ」と鳴く時は、嬉しくて喜んでいる時や、甘えている時です。

また、猫が鳴いているのにかすれた声や、鳴き声が聞こえない場合は、サイレントニャーという人間の耳では聞こえない周波数で鳴く、とっておきの鳴き方です。

どちらの鳴き方も、猫が信頼している相手にしかすることはありません。

サイレントニャーは、猫が鳴いているのに声が出ていない、とびっくりする飼い主さんも少なくありませんが、猫の愛情表現なので心配しなくても大丈夫ですよ!

猫が何かを訴えている時の鳴き方

猫が「にゃーーーん」と長く鳴くときは、「お腹すいたー」「外に行きたーい」などと何かを要求している時です。

猫がこの鳴き方をする時は、して欲しいことに関係する場所で鳴くことが多いため、察知してあげましょう。

また、同じニャーーーンでも、強い調子の鳴き方では、ご機嫌ななめになっているので、なだめながら要求を満たしてあげましょう。

不信・警戒・威嚇している時の鳴き方

猫が口を閉じて「ンー」「ウー」と鳴く時は、近寄って欲しくない時です。

あまり飼い主に対して見せることはありませんが、不信に思っていたり、警戒している時にする鳴き方です。

また、猫が「シャー」「フーッ」、「ペペッ」と鳴いた時も、「それ以上近付いたら攻撃するぞー」という敵意むき出しの鳴き方なので、近寄らないようにしましょう。

不安や恐怖を感じている時の鳴き方

猫が「キィィー」と悲鳴のような声で鳴く時は、不安や恐怖、痛みを感じた時です。

鳴き声は一瞬で収まり鳴き続けることはありませんが、猫がどこかケガしてないか、何に対して怖かったのか、原因を探って適切に対処してあげましょう。

気を付けたい猫の鳴き方は?

口を開けた猫

猫の鳴き方は、気持ちでそれぞれ使い分けていることをお分かりいただけたと思いますが、ここでは、気を付けたい猫の鳴き方についてご紹介します。

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ごはん中の「ナオンナオン」

猫がごはんを食べながら、「ナオンナオン」または「ナウンナウン」と鳴いているのを、聞いたことはありませんか?

美味しいのかな、喜んでくれているのかな、と思いがちですが、実は、消化不良を起こしている可能性があります。

猫の胃を休めてあげるか、消化の良いごはんに変えてあげましょう。

それでもごはん中に「ナオンナオン」という鳴き方が続くようであれば、獣医師に相談してください。

夜中の「アオーン」

猫が夜中に「アオーン」と鳴く時は、遊び足りないという不満の訴えです。

日中や仕事の帰宅後に、たくさん遊んであげるようにしましょう。

また、老猫であれば認知症の疑いもあります。

就寝前にたくさん遊んでいるにも関わらず、夜中の「アオーン」という鳴き方が続く場合は、こちらも獣医師に相談しましょう。

生活の変化で「ウミャーウミャー」

多頭飼いされている家などで、同居の猫や犬などが亡くなってしまった時に、「ウミャーウミャー」と鳴く時があります。

猫のペットロスならぬ仲間ロスで寂しい、生活の変化に不安、助けて、と言った意味があります。

時間が経てば落ち着きますが、飼い主さんの愛情を今まで以上に必要としているため、しっかりケアしてあげましょう。

猫の鳴き方を理解して猫の気持ちをわかってあげよう!|まとめ

今回は、猫の鳴き方が変な時の意味や、猫の鳴き方でわかる気持ちについてご紹介しました。

猫が喋れたらいいのですが、「ごはんまだ~」「これまずーい」「暇なんだけど~」、なんて言われたら大変ですね。

喋れないからこそ、猫の鳴き声や鳴き方で気持ちを理解してあげる必要があります。 猫は意味もなく鳴いていません。

愛猫がどんな意味で鳴いているか分からない時は、自分が猫だったら、と置き換えて考えてみると分かるようになりますよ!

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