キャットフードを選ぶ時、どこをチェックしていますか?
キャットフードは高ければいいと言うわけでもなく、安すぎても問題がたくさんあります。
更には子猫用や成猫用、老猫用は、何が違うのかよく分からずに与えていませんか?
そこで今回は、愛猫の健康に係わる大切なキャットフードの正しい選び方や、ラベルの見方と与え方をすべてまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
キャットフードの選び方
キャットフードを選ぶ時、パッケージの写真や大きく書かれた文字に目がいきやすいですが、それは果たして総合栄養食ですか?
キャットフードは4種類の目的で作られており、選び方を間違えてしまうと愛猫の栄養バランスが大きく崩れてしまいます。
ここでは、キャットフードの正しい選び方について見ていきましょう。
キャットフードの種類
- 総合栄養食
- 一般食(副食・栄養補助食と記載されることも)
- 間食用(おやつ・トリーツ・スナックと記載されることも)
- 療法食
キャットフードには、総合栄養食や一般食、間食用、療法食の4種類があります。
その名の通り、総合栄養食であれば猫が1日に必要な栄養素がバランスよく含まれており、そのキャットフードとお水さえあれば、他の栄養を補う必要はありません。
しかし、一般食や間食用のキャットフードしか与えていない場合では、猫に必要な栄養が摂れないだけでなく、カロリーも不足して猫の生命維持に大きく係わってくる問題となります。
療法食は特定の病気や条件のために考えられている総合栄養食のような役割がありますが、その病気や条件に当てはまらない猫には、与えるべきではありません。
キャットフードの選び方を間違えてしまわないように、しっかり覚えておきましょう。
子猫や成猫、老猫にそれぞれ合ったものを
キャットフードの選び方で、成猫に子猫用のキャットフードを選ぶ、ということは避けなければいけません。
子猫用のキャットフードは0歳~1歳まで、成猫用のキャットフードは1歳~7歳まで、老猫用のキャットフードは7歳~と分けられています。
子猫は母乳によって免疫機能を維持していますが、乳離れをすると免疫機能が低下してしまうために免疫力を高める成分や、体を作るための栄養素が多く含まれているため、子猫以外に与えてしまうと肥満の原因になります。
また、子猫に成猫用のキャットフードを与えてしまうと、免疫機能の低下や体が作られる栄養素が足りなくなり、成長不全になってしまうこともあります。
老猫も同様に、消化機能の衰えやビタミン不足になるため、成猫用のものよりもビタミンを多く含まるほか、胃腸の働きを助ける成分と、少量でもカロリーが摂れるように考えて作られています。
ドライタイプとウェットタイプ
猫の食いつきが悪いからと、ウェットタイプのキャットフードを与えている方も多いでしょう。
ドライタイプは水分はほとんど含まれていませんが、栄養素をギュッと凝縮しているために少量で猫が必要な栄養を摂ることができますが、ウェットタイプでは水分を含んだ原材料をそのまま使用しているため、猫が1日に必要な栄養を摂ろうと思ったら、相当な量を与えなければなりません。
ドライタイプのキャットフードに混ぜて与えるようにするなどで、栄養をきちんと摂れるように工夫してあげる必要があります。
ウェットタイプでも総合栄養食や一般食、間食などと別れているため、選び方にも注意してくださいね。
キャットフードのラベルの見方を知ろう
キャットフードの選び方同様に、ラベルの見方もとても重要です。
細かい文字がたくさん書いてあり、読んだところで意味が分からないこともあるため、あまり気にせず購入してしまう方も少なくありません。
また、動物病院で購入したから大丈夫、市販されているものは安全、と思ってしまいちですが、どんなに有名なメーカーであってもラベルはチェックしましょう。
ここでは、キャットフードのラベルの見方についてご説明します。
ラベルの見方を知れば、キャットフードの選び方が変わってきますよ!
キャットフードに必ず記載されていること
キャットフードには、必ず以下の事が書かれています。
- 製品名
- 用途
- 原材料名
- 保証成分
- 100gあたりのカロリー
- 給与量の目安
- 製造業者や販売業者
- 賞味期限
- 原産国
ここで気を付けなければいけないのが、給与量の目安と原産国です。
給与量の目安とは、健康で理想的な体型の猫を基準に考えられているため、そのまま愛猫の体重で考えてはいけません。
痩せすぎている猫であればキャットフードの量は足りませんし、太り気味の猫であれば多すぎてしまいます。
去勢や避妊手術を行っている猫にも当てはまらないため、愛猫が1日に必要なカロリーを知るには、かかりつけの獣医師に計算してもらうことが1番になります。
また、原産国は、最終加工行程を行った場所となるため、海外の原材料を使用していても日本で最終的に何らかの加工を行えば、日本と明記できるのです。
原産国が日本だからと言って安全とは言えないのはこれが理由です。
原材料名のラベルの見方
ラベルの見方で一番気を付けてほしいのが、原材料名の部分です。
重量が多い順に明記することが義務づけられているため、一番最初に書いてある材料がそのキャットフードのほとんどを占めていると言っても過言ではありません。
最初に穀物が書かれているキャットフードでは、肉や魚類はほとんど含まれておらず、肉食の猫にとっては好ましいものではありません。
猫は穀物を消化することは苦手なため、胃腸に負担がかかっていることが考えられます。
また、原材料に動物性油脂と書かれていれば、猫の食いつきを良くするためにコーティングしているもので、穀物メインのキャットフードでは、便の量が多かったりニオイがキツイ、お腹の調子が悪いといった原因にもなるため注意が必要です。
キャットフードの危険な原材料
愛猫の健康のためにも、キャットフードの選び方を間違えてはいけません。
ラベルの見方でもう一つ気を付けなければいけないのが、猫に危険な添加物が入っていないか。
猫に限らずですが、体に有害な成分、BHAやBHT、エトキシキン、プロピレングリコールのほか、合成保存料のソルビン酸カリウム、二酸化チタン、タール系着色料の赤4号や黄5号などの番号のついたものは、発がん性が認められたり、染色体の異常を引き起こす危険なものです。
また、〇〇フィードと書かれているものは家畜の餌ですし、ミートミールは何かの動物の毛、皮、骨、ひずめ、爪、内臓、糞などそのまま粉砕したものを指しています、病気持ちの動物であったり、死後何日も経っている腐った動物であることも多いため、これらの明記があるキャットフードは避けなければいけません。
キャットフードの与え方
せっかくキャットフードの選び方やラベルの見方を理解したなら、与え方も知っておきたいですね。
猫は犬のように餌を1度に食べきる習性はありませんが、1日中置き餌をしておくのはキャットフードが傷むだけでなく、肥満になる確立が40%も高くなってしまいます。
愛猫のためにも、キャットフードの与え方をもう一度考えてみましょう。
適切な場所であるか見直そう
愛猫の食器を置く場所は、どこか場所を決めていますか?
猫は静かで落ち着ける場所での食事を好みます。
また、猫用トイレのそばにしてしまうと、猫は嫌がって食べないこともあります。
できるだけトイレから離れた場所で、静かに食べられる環境を作ってあげましょう。
食器にヒゲが当たらないようにしてあげよう
猫のヒゲは周囲を感知するセンサーで、とても敏感なものです。
猫の食器はお皿でもフードボウルでもトレーでも構いませんが、食べている時にヒゲが当たると、猫は気になってゆっくり食事をすることができません。
愛猫が使っている食器にヒゲが当たっているようなら、違う食器に変えてあげましょう。
置き餌はやめよう
猫が必要なキャットフードの量を知り、1日に数回に分けて与えるようにしましょう。
時間を決めてしまうと、その時間に食事が出来なかった場合に猫のストレスとなってしまうため。特に時間を決める必要はありませんが、朝と昼と夜や、朝と夜、といったようにすることで、愛猫がどれだけ食べたか把握することもできます。
留守中に食事をする猫であれば、自動給餌機などを利用するようにして、キャットフードが劣化しないように工夫してあげましょう。
おやつの与え方も考えよう
キャットフードの与え方はバッチリでも、おやつのカロリー計算まではしていない場合もあります。
猫に与えるおやつは、1日の必要なカロリーの20%以内にして、その分キャットフードの量を減らす必要があります。
おやつのラベルの見方もキャットフードと同様なので、危険な原材料が明記されているものには注意しましょう。
キャットフードの選び方は愛猫の健康に影響する!|まとめ
今回は、キャットフードの選び方やラベルの見方、キャットフードの与え方についてまとめてご紹介しました、
安いキャットフードには安いだけの理由がありますが、高いキャットフードがすべていいというわけでもありません。
ラベルの見方を知っておけば、子猫や老猫でもライフステージに合わせたキャットフードを選んであげることができますし、愛猫の健康のために避けなければいけないキャットフードも分かりますね。
1日に必要なカロリーはその猫によって変わってくるため、獣医師に相談し、愛猫に適切な量のキャットフードを与えてあげましょう!