舐め猫ちゃん

猫がご飯を食べない…何日くらいまで大丈夫?高齢猫の対処方法を調査

愛猫がご飯を食べないのは、心配になりますね。それが高齢猫であれば、尚更です。猫がご飯を食べないのはわがままなのか病気なのかの判断は難しく、しばらく家で様子を見ている飼い主さんも多いですが、何日くらいまでが大丈夫なのか知っておきましょう。

愛猫がご飯を食べない…これってわがまま?それとも病気?

猫がご飯を食べないという悩みは、猫を飼っていれば誰もが1度は直面する問題です。

昨日はご飯を食べたと思ったら、今日は食べない、でもおやつは食べるとなると、どうしたらいいのか分からなくなりますね。

そこで今回は、猫がご飯を食べない時は、何日くらいまで様子を見ていて大丈夫なのかと、高齢猫がご飯を食べない時の対処方法についてご紹介します。

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猫がご飯を食べない原因は?

ごはんを食べる猫ちゃん

猫がご飯を食べない時には、まずその原因を知っておく必要があります。

原因に合わせて対処することによって、猫がご飯を食べるようになることも多々あるからです。

猫がご飯を食べない時は、わがままなのか病気なのか見極めるのは難しいですが、猫がご飯を食べない原因を知れば、糸口が見えてくるかもしれませんよ!

食事内容に不満

猫がご飯を食べない原因に、食事内容に不満があることがあります。

キャットフードであれば、賞味期限内であっても酸化してフードのニオイがなくなってきていたり、缶詰やパウチのフードでも飽きるということがあります。

また、猫はいつものフードをいきなり変えることもイヤがり、食べないこともあるので、食事内容の見直しをしてみるといいでしょう。

ストレス

猫がご飯を食べない原因が、ストレスということもあります。

家に知らない人が来た、部屋の模様替えをした、飼い主さんにかまってもらえない、ケージから出たいのに出してもらえない、フードボウルにヒゲが当たって刺激されて気持ち悪い、など、ストレスの原因は様々です。

猫は繊細な心を持っている生きものなので、ストレスの原因となるものを取り除いてあげましょう。

病気

猫がご飯を食べない時に、一番気にしてほしいのが病気が原因ではないか、と疑うことです。

病気といっても、軽い胃腸炎や、鼻炎や猫風邪による鼻づまり、口腔内疾患や内臓に重篤な病気を抱えているものまで様々です。

おやつや好物は食べるから大丈夫、と油断せずに、顔つきや普段と違ったことはないか、ご飯を食べない以外の症状は何かあるかを観察して、気になることが少しでもあれば、獣医師に相談しましょう。

季節や天候

猫がご飯を食べない原因で、季節や天候が関係していることもあります。

夏バテや、発情期、妊娠中の猫は食欲が落ちてしまいますし、猫によっては、雨などの天候が悪い時に気圧を敏感に感じて、ご飯を食べないことがあるのです。

人間でも季節や天候によって体調を崩し、食欲不振になることもあるので、特定の時期にご飯を食べないようであれば、季節や天候が影響していることも十分に考えられます。

猫がご飯を食べないのは何日まで大丈夫?

猫がご飯を食べない原因について理解したところで、気になるのは何日まで様子を見ても大丈夫か、ということではないでしょうか。

愛猫を動物病院に連れていくタイミングは、非常に悩みますね。

子猫や成猫、高齢猫では、ご飯を食べないのは何日まで大丈夫かが違ってきますので、詳しく見ていきましょう。

子猫~成猫はそれぞれ違う

生後2~3ヶ月の子猫がご飯を食べない場合には、何日と悠長なことは言ってられません。 まったくの絶食状態であれば、12時間(半日)までが大丈夫な範囲です。

生後3~4ヶ月くらいの子猫であれば、絶食状態は16時間までになります。

それ以降の5ヶ月から1歳以上の成猫では、絶食状態は24時間(一日)までです。

体力のある成猫が様子を見て大丈夫なのは、36時間(一日半)なので、それまでに猫がご飯を食べないようであれば、動物病院を受診するようにしましょう。

高齢猫は24時間!

また、高齢猫がご飯を食べない場合では、24時間(一日)までです。

絶食時間が36時間(一日半)になってしまうと、肝臓に脂肪が溜まる肝リピドーシスになる可能性がグッと高くなり、早期に治療しなければ、肝不全になって命を落としてしまう恐ろしい病気の危険にさらされるのです。

肝リピドーシスは、高齢猫や太った猫がなりやすいため、24時間(一日)食べない状態が続いたら、すぐに動物病院を受診するようにしてください。

高齢猫がご飯を食べない時の対処方法

ごはんを食べる猫ちゃん

猫がご飯を食べない原因で、ある程度の対処法は分かったと思います。

しかし、高齢猫となると、対処法は少し異なります。

高齢になると、基礎代謝が下がり自然と食欲が落ちてきます。

嗅覚や味覚にも変化があり、噛む力や歯の状態も悪くなることがほとんどで、食べたくても食べれない、といったこともあります。

高齢猫には、病気に対しての抵抗力を持たせるためにも、体力を維持してもらわなければなりません。

そこでここでは、高齢猫がご飯を食べない時の対処方法について見ていきましょう。

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ラクな姿勢で食べられるようにしてあげる

高齢猫がご飯を食べない理由に、食べずらい姿勢ということが関係しているかもしれません。

フードボウルの位置を少し高くしてあげることで、猫にとってラクな姿勢になります。

また、猫によってはご飯を口元に運んであげると食べることもあるので、まずはその猫にとってラクな姿勢を探してあげましょう。

食事内容の工夫

高齢猫になると、口腔内に問題を抱えていることも少なくありません。

嗅覚も鈍くなるだけでなく、そんなにご飯の量も食べられなくなります。

今までと同じフードではなく、シニア用やハイシニア用のフードに切り替え、食べやすいようにお湯やお肉の茹で汁などでふやかしてあげるようにしましょう。

お湯でふやかすことによって、フードのニオイも強まり、柔らかくもなるので、高齢猫にとって食べやすいご飯に変身しますよ!

また、缶詰やレトルトのものを用意する場合では、人肌に温めてあげると食いつきが良くなります。

流動食

高齢猫は、日によってまったくご飯を受け付けない、もしくは少し食べて残してしまう、といったこともあります。

そんな時には、流動食を活用しましょう。

市販されている猫用流動食は躇好性も良く、猫に必要な栄養を摂ることができるため、ご飯は食べないけど流動食なら食べる、といったこともあります。

流動食も食べない場合は、シリンジによる強制餌食も考えなければいけないため、その時は、獣医師とよく相談してください。

猫がご飯を食べない原因を探ってあげよう!|まとめ

今回は、猫がご飯を食べない時は、何日くらいまで様子を見ていて大丈夫なのか、また、ご飯を食べない高齢猫の対処方法についてご紹介しました。

愛猫がご飯を食べない時は、何が原因なのかをしっかり探ってあげることが第一です。

それによって対処方法も変わってきますし、猫の絶食は軽く見ていると手遅れになってしまうこともあります。

愛猫にいつまでも長生きしてもらえるように、しっかりご飯を食べてもらいましょう!

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