本棚と鳥

鳥をペットにしたい!おすすめで飼いやすい種類を比較しながら紹介!

年々鳥をペットとしてお迎えする方が増えています。鳥をペットとしてお迎えするにあたり、どの鳥種が飼いやすいのか知りたいですよね。この記事では、ペットとして飼いやすい条件や、おすすめの鳥を大きさなどを比較しながら紹介します。

今、ペットとして人気急上昇なのがインコをはじめとした鳥です。
鳥は見た目もキレイで、種類によってはよく懐き、おしゃべりもできるようになります。

ペットとして飼育できる鳥類は、どの種類も飼いやすいわけではありません。
どんな種類が、初心者やペットとして飼いやすいのか知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、ペットとして飼いやすい種類や選び方、おすすめの鳥の情報を比較しながら紹介します。

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飼いやすい鳥の条件とは?

木に止まる鳥

ペットとして飼いやすい鳥とは、どのような条件なのでしょう。
お迎えしてから懐かない、手に負えなくなっても、返品交換はできません。

ここでは、初心者でもおすすめの鳥の条件を紹介します。

身体が丈夫

鳥の中でも特に人気が高いのがインコ類です。
セキセイインコやコザクラインコなどは、比較的身体が丈夫です。

寒暖差にもある程度対応できるため、温度対策もそこまで神経質になる必要がありません。

人気のあるインコは、日本でも多く繁殖されているため日本の気候に慣れている個体も多く、飼いやすいと言えるでしょう。

生体価格が安い

鳥類と言っても、さまざまな種類が販売されています。

ジュウシマツや文鳥など体の小さいフィンチ類、セキセイインコやコザクラインコなどのインコ類、タクハオウムやコンゴウインコなどのオウム類、フクロウ、タカなどの猛禽類などです。

値段が高い鳥類は、繁殖が難しい証拠です。
繁殖が難しいということは、それだけ飼育に手間暇がかかる鳥であるとも言えます。

ペットとしてよく見かけるセキセインコや文鳥は、比較的繁殖が容易なため、価格もお手頃です。

お手頃な価格ということは、それだけ多くのブリーダーが繁殖に成功しているということですので、生体が飼いやすいという理由になります。

はじめて飼う方は、大型の鳥類よりも小柄で値段もお手頃な価格のインコ類、フィンチ類をおすすめします。

ペットとしての需要が高い

鳥類を取り扱っているペットショップで、比較的よく見かける鳥がおすすめです。

セキセイインコや文鳥などが該当するかと思います。

専門店などでしか見かけることのない鳥類は、飼育するのに専門的な知識を要する場合があります

また、よく見かけるインコなどは、それだけペットとしてメジャーなため、飼育用品も充実しています

鳥用の飼育用品は、大きさや種類によって異なるため、飼育用品が充実していて簡単に手に入ることは嬉しい限りです。

また、足りないものがあった際すぐに購入できるので、何を用意するべきか把握しきれていない初心者の方でも安心して生体をお迎えすることができます。

人間によく懐く

ペットとして飼われる鳥類は、皆人間に懐くわけではありません。

カナリアなどのフィンチ類は観賞用であり、ハトは観賞やレース、タカは害獣駆除などと、さまざまな飼い方があります。

やはり飼育するなら肩に乗ったりお話ができる「懐く鳥」を飼育したいと思う方が多いかと思います。

どの鳥でも懐くわけではないということを頭に入れ、懐く種類を選び、懐くように飼育することが大切です。

よく懐く種類は、セキセイインコやコザクラインコなどのインコ類です。

セキセイインコは、うまく飼育すれば多少のおしゃべりができるようになります。

鳥を飼う際の注意点

鳥を飼うには、どのようなことに注意する必要があるのでしょう。

ここでは、どの鳥にも当てはまる基本の注意点を紹介します。

脱走に注意

鳥類は当然ですが、飛ぶことができます。
なかにはクリッピングと言って、遠くまで飛べないように羽をカットする方法もあります。

これにはメリットデメリットがあります。

羽を切ると、脱走を防止することはできますが、うまく飛べないことで調理中の器具に飛び込んだり、ドアに挟まったりするなどの事故が多くなります。

普段懐いていて、名前を呼んだら飛んでくるほど懐いている鳥でも、脱走となると別です。

はじめての外は、鳥にとって未知の世界のためパニックを起こし、どこまでも飛んでいこうとします。

正気に戻ったときには、自分の位置が分からず迷子になってしまいます。

ペットとして育てられた鳥は、自力で生きるすべを持たないため、飼い主さんの元へ戻れる確率は低いことが現状です。

鳥を飼う方は、放鳥時に鳥が逃げ出さないよう、事前にしっかり戸締りをしましょう。

寒さ対策は必須

インコ類をはじめとしたペットとして販売されている鳥類の多くは、オーストラリアやアフリカなどの高温多湿の場所に生息しています。

そのため、ある程度の暑さには対応できますが、寒さには非常に弱い生き物です。
鳥類は寒さを感じると、羽毛を膨らませて熱を外に逃がさないようにします。

この行動は眠る際も行いますが、日中も膨らんでいる場合は、寒いからか、体調不良によるものです。

大体の愛玩鳥類の適正温度は20~25度ほどで、雛や病鳥、老鳥になると30度は必要です。

部屋の空気を温めるとともに、ケージ内にも鳥用のパネルヒーターやひよこ電球などを使用して温度が下がり過ぎないように注意しましょう。

ケージに温度計をつけ、温度を常に確認できるようにすると安心です。

また、乾燥も苦手としますので、特に乾燥する冬場は加湿器なども使用して、快適な空間を作ってあげましょう。

診てくれる動物病院が少ない

ペットは具合が悪くなると、動物病院を受診します。
それは鳥も同じなのですが、鳥を診られる獣医は多くありません。

なかには鳥を専門で診てくれる動物病院も存在し、そこでは小鳥から大型の鳥類まで検査や手術も行えます。

しかし、通常の動物病院であれば鳥は診れないと断られるか、簡単な触診と投薬くらいしか行うことができません。

鳥を飼う前に鳥を診られる動物病院を探しておくことが重要です。

また、飼い主さんもある程度かかりやすい病気やケガなどの応急処置の知識を得ておきましょう。

初心者でも飼いやすい鳥

鳥の餌缶と鳥

はじめてペットとしてお迎えする方におすすめな鳥は、どのような種類なのでしょうか。

ここでは、初心者にもおすすめできる鳥を、体長や寿命などを比較しながら紹介します。

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セキセイインコ

・体長:20cmほど
・体重:30~40g
・寿命:10年ほど

セキセイインコは、ペットとして飼われる鳥類の中で、最もポピュラーです。

価格もお手頃で、白、黄色、青などカラーバリエーションも豊富です。

また、身体も丈夫で寒暖差にも強い個体です。

身体も小さいため、飼育スペースもそれほど必要としません。

人に良く懐き、雛のころからお世話をすれば手乗りインコになる確率が高いことも魅力です。

個体差はありますが、おしゃべりができるようになる子も少なくありません。

はじめて鳥をペットとしてお迎えする方には、一番おすすめできる種類です。

文鳥

・体長:17cmほど
・体重:25gほど
・寿命:8~10年ほど

文鳥もペットとして飼われる鳥類の中でポピュラーな種類です。

スズメよりも少し大きいくらいの小型で、丸い体つきに大きさくちばしが特徴です。

カラーは暗いグレーで、セキセインコに地味比べ全体的に地味な色合いをしています。

バリエーションは豊富で、全身が白い白文鳥をはじめ、シナモン、桜文鳥などがいます。

文鳥も人に良く懐く種類で、雛からお世話をすることで手乗りにすることも可能です。

身体も丈夫で、水浴びを好む傾向にあります。

おしゃべりはできません。

小柄であるため、飼育スペースはさほど必要ありません。

複数飼育もしやすい種類です。

コザクラインコ

・体長:17cmほど
・体重:40~60g
・寿命:12年ほど

コザクラインコは、別名をラブバードと呼ばれるほど愛情深いインコです。

飼い主さんをパートナーと決めた場合、ベタベタに懐きます。

よく懐く子は、体中を触ったり握ったりできるほどです。

全体的にずんぐりむっくりした体つきが可愛らしく人気の種類です。

また、バードテントで眠ったり、床を良く歩くなどユーモアな姿を良く見ることができます。

カラーバリエーションはセキセイインコの様に多くなく、緑や黄色、グレー系の色合いです。

コザクラインコは気が強いため複数飼育には向かない種類です。 また、おしゃべりはできませんが、電子音などの音真似をする個体はいます。

まとめ

鳥をペットとしてお迎えする方は、年々増えています。

はじめてお迎えする方でも飼いやすい鳥の条件は、以下の通りです。

・身体が丈夫
・生体価格が安い
・ペットとしての需要が高い
・人に良く懐く

これらの条件を満たした飼いやすい鳥類は、セキセイインコ、文鳥、コザクラインコなどです。

鳥類を扱っているペットショップでは、ほとんど販売されているため探す手間もかかりません。 人にも良く懐くため、ペットとして適しています。

鳥を飼うには、犬猫などにはない注意点も存在します。

鳥類は飛べるという点が、一番の特徴です。
そのため、飛んで逃げてしまう事故が多く報告されています。

また、犬猫に比べ詳しく診察のできる獣医の数が限られています。

飼育所もそれほど多くないため、飼い主さんが観察や学習するなどして、基礎知識をある程度身に着けておく必要があるでしょう。

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