猫の年齢

猫の年齢の数え方、人間でいうと何歳か早見表でチェックしてみよう!

皆さんの飼われている猫の年齢は、人間年齢でいう何歳か知っていますか?猫と人間の年齢を見比べることのできる年齢早見表があれば、飼育の際、年齢の目安になり便利ですよね。この記事では、猫の年齢早見表をはじめ寿命などをまとめました。

突然ですが、愛猫の年齢は何歳ですか?

愛猫の年齢を人間年齢に換算すると、何歳だか想像したことはあるでしょうか。

猫は私たちよりはるかに寿命が短いですよね。

今の猫の年齢は、人間にすると一体何歳なのでしょう。

年齢早見表で何歳なのかが分かれば、餌や生活環境の整え方も分かりこれからの飼育がしやすくなりますよね。

ここでは、猫の年齢早見表をはじめ、平均寿命や年齢に合った飼育方法などを紹介します。

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猫の平均寿命は何歳?

子猫の兄弟

猫は人間よりも寿命が短いことは、誰でもご存知かと思います。

しかし、一体何歳まで生きれば、「寿命を全うした」といえるのか知る方は少ないのではないでしょうか。

猫の平均寿命は、約15歳と言われています。

15歳は私たちからすると丁度高校生くらいの年齢で、まだまだ子供ですよね。

しかし、猫にしてみれば15歳は人間年齢にすると75歳で、立派なお年寄りです。

近年では、猫の生活環境もどんどん良くなっています。

エサの栄養や品質の改善、ペット医療の進化、介護グッズの重質など、猫がより長生きできる環境が整ってきています。

これから、猫の寿命は更に延びる傾向にあり、猫も高齢化は進むでしょう。

猫の最高長寿は何歳?

平均寿命が15歳の猫ですが、最高年齢は一体何歳だと思いますか?

現在ギネス記録に登録されている最長寿の猫の年齢は、アメリカの猫でなんと38歳です。

人間年齢に換算するとなんと170歳。

これには驚きとしか言いようがありません。

猫の年齢早見表

愛猫は人間に例えると何歳なのか、愛猫家の方は気になることがありますよね。

ここでは、猫の年齢と人間の年齢を比較した早見表で、猫の年齢を見比べてみましょう。

猫の年齢 人間の年齢 成長段階
1ヵ月 1歳< 子猫期(パピー)
3ヵ月 3歳
6ヵ月 9歳
8ヶ月 14歳
10ヵ月 16歳
1歳 17歳 成猫期
2歳 23歳
3歳 28歳
4歳 32歳
5歳 34歳
6歳 40歳 高齢期(シニア)
7歳 44歳
8歳 48歳
9歳 52歳
10歳 56歳
11歳 60歳
12歳 64歳
13歳 68歳
14歳 72歳
15歳 76歳
16歳 80歳
17歳 84歳
18歳 88歳
19歳 92歳
20歳 96歳

早見表で見比べると、猫の成長がどれだけ早いかが分かります。

私たちがまだ1歳の赤ちゃんの時、もう猫は17歳まで成長しています。

更に、私たちが成人の仲間入りをする20歳には、猫はもう96歳と非常に高齢です。

猫の飼育は、私たちでいう何歳なのかを把握すると、年齢に合ったお世話の仕方がしやすくなりますね。

子猫期 ~10ヶ月

寝ている猫

子猫は、産まれてから約生後10ヶ月までの期間をいいます。

10ヵ月と言っても、人間年齢に換算するともう16歳なんです。

猫はたったの10ヶ月で、私たちの16年分も成長します。

子猫期は、身体の成長をはじめ、ご飯の切り替えやはじめてのワクチン接種、避妊手術など忙しい時期です。

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生後1ヵ月目

子猫は生後1ヵ月目までは母猫の母乳で生活します。

1ヶ月を過ぎると、乳歯が生え始めますので、このタイミングで母乳から離乳食への切り替えをしていきます。

生後2ヵ月目

生後2ヵ月目をすぎると、混合ワクチンを接種します。

また、食事は離乳食から徐々に固形フードに切り替えます。

生後3ヵ月目

生後3ヵ月には2回目の混合ワクチンを接種します。

このころは子猫用のドライフードを1日5~6回に分けて与えます。

身体が急激に成長する時期ですので、ある程度好きなだけ与えても問題はありません。

生後6ヵ月目

生後6ヶ月を過ぎると、身体の成長が一段落し穏やかになります。

この頃からは給餌量を守り、肥満にならないように量を調整します。

また、早いオスは発情期を迎える者もいます。

生後8ヵ月目

生後8ヵ月目になると、ほとんど大人と変わらなくなります。

この頃からはフードを子猫用のものから成猫用への切り替えをはじめます。

また、給餌量も1日朝夕2回になるようにしましょう。

メス猫で体重が2キロ以上であれば、避妊手術をするタイミングでもあります。

繁殖予定がない場合は動物病院を受診し、避妊手術をしましょう。

成猫期 10ヶ月~6歳

成猫期は約生後10ヶ月~6歳の期間です。

この頃には成長や与えるフードも一段落し、落ち着いて生活できます。

猫は2歳で私たちでいう成人を迎えており、6歳というのは40歳に相当します。

人間年齢の6歳はまだまだ小学校にも入っていない子供ですが、猫はもう中年の部類にはいるなんて、驚きですね。

成猫期は毎年の健康診断や混合ワクチン、生活習慣を整え肥満にならないように生活することが大切です。

特に避妊手術をしている場合、肥満になりやすいためおやつの与えすぎやカロリーの高いフードには注意しましょう。

高齢期 6歳~

猫の高齢期は、6歳からです。

6歳は人間年齢にすると40歳、徐々に老化現象が現れ始めます。

成猫期よりも動かなくなり、寝て過ごすことが増えてきます。

しかし、この時期にあまり動かないと、体力がなくなり寝たきりになりがちになります。

おもちゃで遊ぶなどして、無理のない程度に体を動かしてあげましょう。

また、食欲も低下してきます。

この頃からは全年齢対応の総合栄養食か、シニア用の総合栄養食を与えましょう。

超高齢期に当たる11歳

11歳になると、超高齢期に入ります。

11歳は人間年齢の60歳に相当します。

この頃から本格的に老化現象が現れやすくなります。

目が白く濁る白内障、癌、認知症など病気にもかかりやすくなります。

なるべく元気で過ごせるように定期的な健康診断や、認知症予防にしっかり日光浴をさせることなど、病気の予防や緩和に気を付けましょう。

また、ここからはある程度猫の最期の覚悟をすることも必要です。

やることはやったと言えるよう、愛猫の最期を悔いなく見届けられるようやれることを全力で行いましょう。

まとめ

猫の年齢は、子猫期が~10ヶ月、成猫期が10ヶ月~6歳、高齢期が6歳~です。

猫の10ヶ月は人間年齢に換算すると16歳、猫の6歳は私たちの40歳です。

平均寿命は15歳で、人間年齢例えると76歳です。

早見表で改めて確認すると、猫は非常に速く歳をとることがわかります。

私たちは、自分たちの年齢と猫の年齢が違うということをよく理解し、年齢に合った飼育をすることが大切です。

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