愛猫が腕枕をせがんできて、そこでスヤスヤと眠る姿は、何とも言えない幸福感を味わうことができますね。
仰向けで無防備に寝ていたり、腕にしがみつくように寝ていると、この子は自分のことを猫と思ってないんだろうな、なんて気持ちになります。
猫が腕枕をせがんできたり、仰向けで寝るのは飼い主さんが大好きという証なのでしょうか?
そこで今回は、猫が腕枕を要求する時の心理や、仰向けで寝る理由について調べてみました。
猫が腕枕を要求する時の心理は?
愛猫が腕枕をしてほしいとせがんできたら、その可愛さに断れなく、ついつい腕を差し出してしまいますね。
猫が腕枕に満足し、そのまま眠ってしまったということもよくありますが、果たして飼い主さんが大好きで甘えているだけなのでしょうか?
ここでは、猫が腕枕を要求する時の心理には、どんなことがあるのか見ていきましょう。
飼い主さんが大好き!
猫が腕枕を要求する時の心理は、やはり飼い主さんが大好きという気持ちの表れです。
猫は気まぐれで、好き嫌いのはっきりした動物です。
自分の嫌いな人や、信頼できないと感じる人には近寄ろうとしませんね。
ましてや、嫌いな人のそばで寝る行為は、警戒心の強い猫にとってはあり得ません。
飼い主さんが大好きで、信頼しているからこそ、「大好き!そばにいたい!だから腕枕して~」と甘えているのです。
なんとも可愛い猫の心理ですね。
この人は自分のもの!
猫が腕枕を要求する時の心理には、大好きな気持ちを伝える以外にも、この人は自分のもの!と飼い主さんの腕にマーキングをする目的もあります。
猫はとっても縄張り意識が強く、自分のテリトリーを大事にしますね。
猫の顔や体には、自分のニオイを分泌する臭腺がたくさんあり、飼い主さんの腕に自分のニオイを付けることで、ほかの動物に「この人はダメだよ、私(僕)のものなんだから!」とアピールしているのです。
大好きなものを独占したいという猫の心理が、腕枕を要求することに繋がるのですね。
ここは安心できる場所!
また、猫が腕枕を要求する時の心理は、安心して休める場所と認識しているからです。
飼い主さんの腕の温もりや心臓の鼓動は、猫によって心地のいいものです。
大好きな飼い主さんの腕に守られて、温もりを感じながら安心して休むことのできる安全な場所であることが分かっている猫は、飼い主さんが横になったらここぞとばかりに腕枕を要求するでしょう。
また、寒い時期であれば特に、飼い主さんの体温で猫は暖を取ることがあります。
暖かい場所、安心できる安全な場所でゆっくり休みたいという猫の心理ですね。
猫が仰向けで寝る理由は?
愛猫が腕枕で寝てしまった時は、どんな体制になりますか?
横向きや腕にしがみつく猫もいれば、ドーンと仰向けで寝る猫もいるでしょう。
猫が仰向けに寝る姿は、「ヘソ天(おへそが空を向いていることの略)」という言葉でも知られていますね。
猫にとってお腹は急所vですから、無防備にお腹をさらけ出して寝ている姿を見ると、信頼されているのかな、と思いますが、猫が仰向けで寝る理由は何があるのかを見ていきましょう。
安心しきっている
猫が仰向けで寝る理由は、腕枕同様に安心できる安全な場所とわかっているからです。
警戒心の強い猫が仰向けで寝る姿は、飼い主さんにとっても嬉しいことですね。
猫は「ここなら危険な目に合うことはないから大丈夫」、と安心しきっています。
猫が仰向けで寝ていたら、触って起こしたり、びっくりさせるようなことはしないようにしましょう。
発情期
猫が仰向けで寝る理由には、発情期も関係します。
メス猫がオス猫にアピールするために、仰向けで寝ることがあるのです。
常に危険が付きまとう野良猫では見られませんが、飼い猫の場合は安心できる安全な場所であるからこそ、仰向けで自分をアピールしています。
飼い主さんを発情の対象にはしていませんが、外の猫のニオイや鳴き声に反応していることもあり、発情期の鳴き声や行動を止めることはできません。
無理に止めたとしても、猫にとって強いストレスとなってしまうので、発情期が終わるまでは静かに見守ってあげましょう。
体温調整
猫が仰向けで寝る理由に、体温調整のためということもあります。
猫は普段、グルーミングで体温調整を行いますが、寝ている時は体制で調整します。
寒ければお腹を下にして体温を逃がさないようにしたり、暖かいところにお腹をくっつけたりしますが、暑ければ仰向けになって体温を逃がします。
猫がフローリングや冷感マットなどにお腹をつけて、お腹を冷やす行為を見たことがあると思いますが、飼い主さんに腕枕されて寝ている状態では、自然と仰向けになって体温を逃がしていることもあります。
安心できる場所だから、というのが大前提ですので、体温調整だったとしてもガッカリしないでくださいね。
猫に腕枕を要求させるには?
猫の腕枕の写真や動画がSNSなどにたくさんあり、目にすることも多くなりましたが、猫が腕枕をせがんでくれない、腕枕をせがまなくなった、もしかして嫌われてる?と、悩む飼い主さんも少なくありません。
猫の性格によっては、飼い主さんは大好きだけど独りで寝たい、と思う猫もたくさんいます。
また、腕枕の良さを知らなかったり、腕枕の最中に何か嫌になることがあった場合では、腕枕を要求することはありません。
そこで、ここでは猫に腕枕を要求させる方法について見ていきましょう。
①布団の中にいいことがあると分かってもらう
まずは、布団の中に入れば、いいことがあると分かってもらうことです。
もともと猫は、薄暗く狭い場所を好みます。
布団を少し持ち上げて猫が入りやすいようにトンネルを作り、猫を布団の中に誘導しましょう。
猫が布団の中に入ってきたら、撫でられて気持ちのいい部分を撫でてあげたり、マッサージをしてあげるなど、その猫にとって好きなことをしてあげます。
②布団の中に慣れてきたら腕を差し伸べてみよう
猫が布団の中に入ることに慣れ、布団でくつろぐようになってきたら、くつろいでいる時に腕を猫の頭や顎の下などにゆっくり入れてみましょう。
この時に、猫が嫌がるようであればすぐにやめ、時間をかけて毎日少しずつ腕枕に慣れてもらうようにします。
嫌がっているのに無理に腕枕をさせようとするのは、逆効果になってしまうので注意してくださいね。
③猫が腕枕で寝ている時に邪魔をしない
そして、猫が腕枕に慣れてそのまま寝てしまうようになったら、決して猫の邪魔をしないことです。
可愛くて撫でてしまいたくなりますが、グッと我慢しましょう。
最初のうちは、腕が疲れても耐えることが肝心です。
猫に、「飼い主さんの腕枕はゆっくり眠れないから嫌だ!」と思われないように、猫が寝ている姿を静かに見守ってあげましょう。
猫の腕枕や仰向けで寝ている時にはきちんと理由があった|まとめ
いかがでしたか?
今回は、猫が腕枕を要求する時の心理や仰向けで寝る理由についてご紹介しました。
どの心理や理由も、猫が飼い主さんに対して大好きな気持ちと、信頼しているからこそですね。
愛猫が腕枕をせがんできて、そのままそこで眠ってしまったら、猫の寝姿が可愛くて、ついつい構いたくなってしまいますが、そこをグッと我慢して、愛猫にとって安心できる場所にしてあげましょう。