愛猫家さんは、どのくらいの頻度で愛猫のトイレを掃除していますか?
トイレ掃除をサボってしまうと、どのような危険性があるのでしょうか。
また、毎日面倒くさいトイレ掃除が少しでも楽できる方法があれば知りたいですよね。
この記事では、猫トイレ掃除をしないことで起こる危険性や、楽に行う方法、おすすめのグッズなどをまとめました。
綺麗好きな猫だからこそのリスク
猫トイレを掃除しないと、どのような影響があるのでしょうか。
ここでは、猫トイレ掃除を怠ることで考えられる危険性を紹介します。
粗相をするようになる
トイレを覚えている猫が粗相をすることがありますよね。
その原因の一つに、トイレが汚れているから粗相をするというものがあります。
猫はとにかくきれい好きな生き物で、トイレが汚れているとそこで用を足そうとしません。
そのため、粗相をしてしまうことがあります。
粗相はトイレが汚れていることに対して、愛猫からの怒りのサインでもあります。
トイレを我慢してしまう
猫は汚れたトイレで用を足すのを嫌がるため、トイレが汚いと極力我慢をします。
排泄を我慢することは、健康に良くありませんし危険性が高い状態です。
排泄を我慢すると、細菌が体内でどんどん繁殖してしまい、膀胱炎や尿路感染症のリスクが高まります。
また、トイレを我慢するということは猫にとって非常にストレスになります。
猫はストレスに弱い生き物ですので、ストレスが溜まると心身ともにさまざまな悪影響を及ぼします。
人間にも害がある!
猫トイレを掃除しないことは、猫だけでなく私たち人間にも悪影響が及びます。
猫の便からはトキソプラズマやサルモネラ、回虫などの病原菌が人間にも感染します。
特に免疫力の弱っている方、お子様やお年寄りは感染のリスクが高まります。
便を放置しておけば、これらのウィルスはどんどん増殖していきます。
他人の迷惑になることも!?
猫トイレを掃除しないということは、どんどん不快な尿や便臭が部屋中に広がっていきます。
住んでいる方は、臭いに慣れてしまっているかもしれませんが、嫌な臭いは洋服や髪の毛などにも付着します。
そのまま仕事などに行くと、周りの人に不快な臭いを巻き散らしてしまいます。
また、来客にも不快な思いをさせてしまいます。
猫トイレを清潔に保つことは、猫や飼い主さんだけでなく、周りの方へのマナーでもあります。
適切なトイレ掃除の頻度はどのくらい?
猫トイレ掃除は、糞尿の掃除とトイレ全体の掃除があります。
糞尿は最低でも1日1回は行うようにしてください。
また、トイレの数は飼っている頭数+1個以上あることが理想的です。
猫は片方が汚れたらもう片方を使用できるため、1日留守にしても快適に過ごせます。
また、多頭飼いの場合猫によって好みのトイレが違う事もあるので、見極めが需要です。
月に一度はトイレを丸洗い
トイレ全体の掃除は、1ヶ月に1回は必要です。
月に1度とは言え、大きなトイレを洗うんですから、なるべく簡単な構造で丸洗いできるトイレを購入しておくと掃除が楽でおすすめです。
洗い終わった後は天日干しをすると、除菌することができるので天気が良い日は外に干してあげましょう。
また、砂タイプを使用している場合、少しでもトイレが塗れていると砂が固まってしまうので要注意!
トイレ後に飛び散る砂の掃除方法
猫トイレの周りに飛び散る砂って意外と厄介ですよね、気づかずに踏んでボロボロになってたりと嫌なものですが、そういった時は砂を変える・猫トイレを変える等の方法で対策するようにしましょう。
猫の肉球などについたり、猫砂の飛び散りを少なくするためには、砂の粒が大きいものや木材でできたものがおすすめです。
猫ちゃんがこだわりを持っていないようであれば紙タイプなんかも飛び散りが少ないです。
また、横から出入りする形のトイレの場合、飛び出した時に一緒に砂をちりばめてしまう事もあるので、上から出られるタイプのトイレを使用したり、足ふきマットを用意しておいてあげると効果的です。
猫トイレ掃除は面倒ですが、猫を飼育するうえで飼い主さんの義務ともいえますので、サボらず毎日清潔に保ちましょう。
掃除が楽なおすすめトイレ
猫トイレ掃除は、便利なグッズを活用することによって、格段に楽に行うことができます。
では、トイレ掃除が楽になるグッズにはどのしょうな商品が販売されているのでしょう。
ここでは、おすすめのトイレグッズを紹介します。
デオトイレ1週間消臭・抗菌デオトイレ
こちらの猫用トイレは、猫砂とペットシートを両立したシステムトイレとなっています。
おしっこは固まらない猫砂を通過し、ペットシートへ吸収されます。
吸収率が抜群で、猫一匹当たり1週間交換の必要がありません。
1週間交換しなくても、猫砂とシートのダルル消臭で嫌な臭いがしません。
また、猫砂は飛び散りにくく、粉立ちにくいためお部屋に砂が飛び散ることも軽減できます。
キャットロボット オープンエアー
こちらの猫用トイレは、なんと全自動タイプとなっています。
猫がトイレに入るとセンサーが感知し、カウントダウン後に処理を開始します。
ドームが回転し排泄物を猫砂で固め、固まった排泄物のみをコンテナに落とします。
飼い主さんはコンテナに落ちた排泄物を捨てるだけですので、掃除が楽に終わります。
また、全体を洗う際にもパーツを分解できるので、細かな部分まで洗うことができるのも嬉しいポイントです。
リターロッカーII
こちらのゴミ箱は、手を汚さず猫の排泄物を処理できる優れものです。
固まった猫砂をスコップで捨てれば、素早く臭いをシャットダウンし、雑菌の繁殖を防いでくれます。
糞尿は猫一匹当たり約2週間分溜めておけるため、毎回ゴミ袋を使う手間が省け経済的です。
飼い主さんは2週間に一回、袋をそのままポイっと捨てるだけの簡単作業です。
トイレの横に置いて使用すれば、スコップですくってそのままゴミ箱に捨てるだけで2週間ゴミ捨てがいりません。
まとめ
猫トイレを掃除することは、愛猫が快適に排泄するために欠かすことのできない作業です。
トイレを掃除しないでいると、猫がトイレを嫌がり粗相をする、我慢することで泌尿器系の病気に繋がる、人間にもウィルス感染する、他人にも迷惑になるなど数多くの危険性があります。
猫トイレ掃除は面倒くさいと思われがちですが、掃除が楽になるグッズも販売されていますので、うまく活用すれば掃除を楽にできます。
猫トイレ掃除は、飼い主さんの義務であるため多少の手間暇は仕方のないことです。
それでも、少しでも楽に掃除をするために、おすすめのグッズを使用してみてはいかがでしょうか。