オリエンタルバイカラーを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
オリエンタルバイカラーというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はオリエンタルバイカラーという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、オリエンタルバイカラーの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
オリエンタルバイカラーの基本情報
- 原産国、地域 アメリカ
- 一般的な体重 2.5~4.5kg
- 一般的な体高 23~27cm
- 平均寿命 13年前後
- 平均値段 15~20万円前後
オリエンタルバイカラーの名前の由来
オリエンタルバイカラーは、オリエンタルタイプの猫の中で、白い斑点を作ることができる遺伝子をもつ猫の事を指します。
ボディタイプがオリエンタル、体毛がバイカラーと言うことで、1983年に名付けられました。
オリエンタルバイカラーの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
オリエンタルバイカラーにはどのような歴史はがあるのでしょうか?1979年にアメリカで、バイカラーのアメリカンショートヘアと、シャムを交配させて産まれた仔猫の中から、一番綺麗なバイカラーの個体の選び、さらにシャムやオリエンタルなどと交配を繰り返して作出されました。
その交配の結果誕生したのが現在のオリエンタルバイカラーで、1983年に新しい種として正式に公認されました。
オリエンタルバイカラーの性格や特徴
オリエンタルバイカラーには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでオリエンタルバイカラーの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
オリエンタルバイカラーの特徴や性格にはどんなものがある?
オリエンタルバイカラーは、シャムとオリエンタルで認められている全ての被毛パターンが認められていますが、その中で、身体の1/3に白い斑点がある個体を指します。
そして、オリエンタルから受け継いだ、すらりとした長い胴体と、細長い尻尾逆三角形の輪郭が特徴的です。
また、耳が他の種類よりも離れていると言うのも特徴の一つです。
とても人なつっこく、遊ぶのが大好きなのですが、依存心も強く、1人での留守番などを嫌がります。
しっかりと遊んであげる時間を作ることで、信頼関係が築けます。
ただ、鳴き癖が強く、自己主張のために良く鳴きます。
何でもかんでも応えてしまうと、鳴き癖が悪化してしまう恐れもあるので、適度に接することも大事です。
神経質な一面もありますので、ちょっとした変化にも気づいてあげる事も大事でしょう。
オリエンタルバイカラーのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
オリエンタルバイカラーの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:甘えん坊で感情表現がストレートです。
甘えたい気分の時にはベッタリとくっついて離れないでしょう。
発情期になると、気性が荒くなり、鳴くことも多く、外に出たがる個体も多いです。
メス:比較的警戒心が高いです。
甘える時は甘えますが、どちらかと言うとクールな性格です。
オリエンタルバイカラーをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
オリエンタルバイカラーの価格相場は、15~20万円前後です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
オリエンタルバイカラーの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
オリエンタルバイカラーの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
オリエンタルバイカラーの毛色にはどんなものがある?
オリエンタルバイカラーの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ソリッド、タビー、パーティーカラー、スモーク&シェーテッド、ポインテッド、三毛、白黒などです。
オリエンタルバイカラーのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
オリエンタルバイカラーのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
認められていません
オリエンタルバイカラーに似た猫種
うちの子の種類は本当にオリエンタルバイカラー?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
オリエンタルバイカラーの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
オリエンタルバイカラーに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
オリエンタルバイカラーは、自己主張が強く、大声で鳴くことも少なくありません。
鳴き声も大きいので、集合住宅などで飼う場合は、注意が必要です。
鳴いたからと言って、その度にかまってあげると、鳴けば良いと覚えてしまい鳴き癖がついてしまいます。
鳴いても相手にせずに、時にはほっておくと言うことも必要です。
また、その細い体つきからは想像出来ないほど運動量が豊富です。
しっかりと遊んであげる事も必要ですし、キャットタワーなどで遊べる空間を作ってあげる事も大事です。
ただ、細い体つきですので、ケガもしやすいです。
安全面などしっかり対策をしてあげましょう。
甘えん坊な上に、依存心が強いので、留守番など一人の時間を嫌がる個体も多いです。
一緒に居る時間はしっかりと遊んであげる事が必要ですし、多頭飼いをするのも1つの手です。
そして、オリエンタルバイカラーは他の猫に比べると腸が細いです。
万が一異物を飲み込んでしまった場合、開腹手術をしないといけない事もありますので、誤飲しそうなもの等は、しっかりと片付けておきましょう。
オリエンタルバイカラーは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
オリエンタルバイカラーにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
オリエンタルバイカラーの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
オリエンタルバイカラーは運動量が多く、筋肉質な体型なため、体型を維持するために高タンパクで低カロリーなエサをあげると良いでしょう。
知覚過敏症になりやすいので、グルテンフリーのエサや、炭水化物を含まないエサをあげると予防に繋がります。
炭水化物の少ないエサは、同時に糖尿病の予防にもなりますので、健康に気を遣うのであればおすすめです。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
オリエンタルバイカラーの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
オリエンタルバイカラーの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2500~4500円程です。
オリエンタルバイカラーのお風呂のペース
オリエンタルバイカラーのお風呂のペースは、短毛種の場合、グルーミングで十分にきれいになるため、無理にお風呂に入れる必要はありません。
長毛種の場合、グルーミングだけでは足りず、汚れが目立つ場合も多々ありますので、最低限季節ごとにお風呂に入れてあげると良いでしょう。
毛球症になりやすいため、お風呂を嫌がらない個体であれば、月に1度ほど入れてあげた方が望ましいです。
オリエンタルバイカラーにおすすめのグッズ
オリエンタルバイカラーを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
運動量が多いので、キャットタワーなどで立体的に遊べるような空間を作ってあげましょう。
遊ぶ事が大好きなので、複数おもちゃを用意してあげると良いでしょう。
また、お留守番が苦手なので、電動で動くおもちゃなどを用意してあげると、留守時に少しでも寂しさを紛らわせてあげられます。
お手入れグッズとしては、耳が大きな種類ですので、汚れやすくお手入れは必須です。
綿棒やイヤークリーナーを用意して日々のケアをしてあげましょう。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
オリエンタルバイカラーの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
オリエンタルバイカラーの平均寿命は13年前後です。
オリエンタルバイカラーのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
オリエンタルバイカラーがかかりやすい病気
オリエンタルバイカラーがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
知覚過敏、膀胱炎、大動脈狭窄症、リンパ腫、糖尿病、下部尿路症候群(LUTD)、進行性網膜萎縮症、尿酸塩尿石症
オリエンタルバイカラーのよく使う薬・サプリ
知覚過敏症予防にオメガ3脂肪酸、クルクミン、ジメチルグリシン、カンナビジオール、ビタミンEなどが使用されます。
万が一発症してしまった場合は、安定剤や抗うつ剤、抗不安薬などが用いられます。
また、神経質でストレスを溜めやすいですので、ストレス緩和のためアルファ-S1 トリプシン カゼイン、トリプトファン、ギャバ、スカルキャップなどが使用されます。
オリエンタルバイカラーの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
初診料1,000円、治療に1,500円、薬代が1週間で1,500円かかります。
知覚過敏症は、完治することはなく、一生付き合っていかなければならないので、場合によってはずっと薬代が掛かることになります。
サプリメントの使用や、ストレスを緩和法を見つけ、なるべく薬に頼らない方法を模索すると良いでしょう。
オリエンタルバイカラーを飼っている主な著名人
現在調査中
オリエンタルバイカラーに関するまとめ
オリエンタルバイカラーの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
オリエンタルバイカラーは、甘えん坊で神経質な種類のため、しっかりと猫との時間を作ってあげられる人におすすめです。
留守にする事が多く、あまり相手にしてあげられない人には不向きでしょう。
逆にしっかりとスキンシップがとれれば、最高のパートナーになること間違いないでしょう。
また、他の猫や猫、赤ちゃんとも仲良く出来る性格なので、新たに家族を増やしたいと言う方にもオススメです。