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カリフォルニアスパングルドの性格や詳しい飼い方、寿命や値段を調査

カリフォルニアスパングルドの性格や正しい飼い方・寿命・歴史など、基本的な情報を解説します。愛猫の特徴や性格を知って、毎日一緒に楽しく過ごしましょう!飼おうと考えている方やすでに飼っている方、興味のある方もご覧ください

カリフォルニアスパングルドを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
カリフォルニアスパングルドというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?

猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。

今回はカリフォルニアスパングルドという猫種について詳しくご紹介!

特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、カリフォルニアスパングルドの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!

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カリフォルニアスパングルドの基本情報

カリフォルニアスパングルドの画像


  • 原産国、地域 アメリカ
  • 一般的な体重 3~7kg
  • 一般的な体高 20~25cm
  • 平均寿命   10~15年
  • 平均値段   日本国内での入手は不可能であり、海外のブリーダーからの輸入が必要となります。

    アメリカではアメリカドルで800ドル~2,500ドル(約8万円~25万円)ほどで売られているとのことで、ここに輸送費などが追加されます。

カリフォルニアスパングルドの名前の由来

原産地であるアメリカのカリフォルニアとその被毛の模様からこの名前がつけられました。

カリフォルニアスパングルドの歴史

意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。

また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。

カリフォルニアスパングルドにはどのような歴史はがあるのでしょうか?

1971年、ハリウッドの脚本家であるポールアーノルド・ケイシー・ジュニアが取材でアフリカのタンザニアに滞在した際、野生のレパードやヤマネコが毛皮を狙った密漁により数を減らしていることに心を痛めました

アメリカに帰国後、彼はこの経験を生かし、野生の猫の血を入れることなくレパードにやヤマネコに似た斑点模様(スパングル)の被毛を持つ猫を作出するために繁殖計画を進めました

これはペットとして飼われている動物と同じ模様を持つ動物を殺し被毛を剥ぐ、という行為に罪悪感を持たせることが狙いでした

それから10年後、シャム、アンゴラ、マンクス、アビシニアン、アメリカンショートヘアー、ブリティッシュショートヘアーなどを交配させ、彼はついに斑点模様の猫の作出に成功しました

1986年、高級百貨店ニーマンマーカスのクリスマスカタログの表紙に掲載され、初めて世間に披露されましたが、当時は猫の愛好家やブリーダーから大きな批判も受けたそうです

同年にはTICA(The International Cat Association )に、1991年にはACA(American Cat Association)に「New Breed or Color」(新しい品種もしくは色)の部門で正式な猫種として登録されました

しかし、作出者のケイシー氏が2007年に死去し、この品種も絶滅の危機に瀕しています(一部では絶滅したとも)

現在では200匹のカリフォルニアスパングルドが存在していると言われ、ブリーダーも種を守るために努力していますが、この先進展性がないとのことで、TICA、ACA両団体の登録リストからは除外されているようです。

カリフォルニアスパングルドの性格や特徴

カリフォルニアスパングルドには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。

また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。

単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでカリフォルニアスパングルドの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。

カリフォルニアスパングルドの特徴や性格にはどんなものがある?

最大の特徴は野生のレオパードやヤマネコに似せた斑点模様の被毛です。

被毛の斑点の形は丸、楕円、三角、四角などがあり、足の部分はタビー柄になる個体もいます。

体は細身でしなやか、やや筋肉質です。

耳は丸みを帯びており、ウィスカーパッド(ヒゲが生えている部分)は少し大きく、頬骨がはっきりとしています。

目はアーモンド型で、少し離れています。

成長が遅く、成猫になるまでに2年ほどかかるとされています。性格はとても愛情深く、社交的で飼い主によく懐きます。

好奇心も強く、活発さもあって遊ぶことが大好きです。

飛び跳ねるのが得意で肩乗り猫になることもあります。

同様に野生ネコ種に似せて作られたベンガルとは違い、野生の血が入っていないため、穏やかで飼いやすい猫種となっています。

また、睡眠時間がとても長く1日15~16時間も寝るので、無理に起こさないよう注意が必要です。

カリフォルニアスパングルドのオスとメスの違い

猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。

オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。

カリフォルニアスパングルドの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。

オス:メスより少し大きいことが多いです。

また、やんちゃで遊び好き、好奇心旺盛活行動的な傾向にあります。

メス:気まぐれでクール、しっかりした性格の子が多い傾向にあります。

カリフォルニアスパングルドをお迎えする値段は?

こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?

カリフォルニアスパングルドの価格相場は、日本国内での入手は不可能であり、海外のブリーダーからの輸入が必要となります。

アメリカではアメリカドルで800ドル~2,500ドル(約8万円~25万円)ほどで売られているとのことで、ここに輸送費などが追加されます。

です。

ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。

わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。

カリフォルニアスパングルドの特徴

猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。

カリフォルニアスパングルドの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。

カリフォルニアスパングルドの毛色にはどんなものがある?

カリフォルニアスパングルドの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?

ブロンズ、ブラウン、ゴールド、チャコール、ブルー、レッド、ホワイト、シルバー、ブラックなどです。

カリフォルニアスパングルドのミックス猫

最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。

また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。

カリフォルニアスパングルドのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。

なし

カリフォルニアスパングルドに似た猫種

うちの子の種類は本当にカリフォルニアスパングルド?そんな疑問を持ったことはありませんか?

交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!

性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。

ベンガル

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カリフォルニアスパングルドの飼い方としつけ方

猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。

もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。

適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。

カリフォルニアスパングルドに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!

カリフォルニアスパングルドの飼い方

飛び跳ねるように遊ぶので、広いスペースの確保と、上下運動ができるようにキャットタワーを置いてあげるのがよいでしょう。

階層の高いマンションなどで飼う場合は、この飛び跳ねる習性によりベランダから落下してしまう可能性もあります。

部屋の外に出さないなどの対策を必ず講じましょう。また、一日15~16時間と大変長い睡眠をとるため、遊びたいから、触りたいからといって無理に起こすのは絶対にやめましょう。

小さな子供や他の動物とも仲良くできますが、同居する場合は、この睡眠時間を妨げないよう静かな睡眠スペースを作ってあげるなどの配慮が必要です。

睡眠不足は体調不良や病気、問題行動の原因となりかねないので注意してあげましょう。

短毛種ですので、ブラッシングは週1回程度で十分です。

カリフォルニアスパングルドは、室内で飼うことに適しています。

昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。

寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください

カリフォルニアスパングルドにおすすめのエサ

猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。

主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。

カリフォルニアスパングルドの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。

美しい被毛の維持のためにも、消化性の高いタンパク源(魚、ラム、馬、七面鳥、アヒルなど)を原料に使用したものを選ぶとよいでしょう。

また、被毛の健康の維持のために、ビオチン、パントテン酸、イノシトール、ナイアシン、コリン、亜鉛、EPA、DHAなどが含まれたご飯が望ましいです。

また、消化管の維持のために腸内細菌バランスを考えたもの、尿石症の予防のためにミネラル成分を調整したものを選んであげることでさらに健康の維持に役立つでしょう。

また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。

猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。

猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。

カリフォルニアスパングルドの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均

カリフォルニアスパングルドの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約3000円~10000円程です。

カリフォルニアスパングルドのお風呂のペース

カリフォルニアスパングルドのお風呂のペースは、基本的に必要なし、汚れが気になるとき、もしくは多くても1ヶ月に1回程度が理想です。

カリフォルニアスパングルドにおすすめのグッズ

カリフォルニアスパングルドを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪

毎日ほどよい運動を取り入れるために、キャットタワーや追いかける動きのできるおもちゃ(猫じゃらし、ボール、レーザポインターなど)を用意してあげましょう。

また、体の手入れのためにも爪とぎ、ブラシ、コームなども必要です。

猫は狭い場所にいると落ち着くので、ドーム型のベッドなども用意してあげるとよいでしょう。

動物病院への通院のために、キャリーバッグも必要です。

キャリーバッグに入りたがらない子は洗濯ネットでも代用できます。

平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?

ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。

猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。

カリフォルニアスパングルドの平均寿命

人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。

2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。

その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。

カリフォルニアスパングルドの平均寿命は10~15年です。

カリフォルニアスパングルドのかかりやすい病気

猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。

スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。

動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。

普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

カリフォルニアスパングルドがかかりやすい病気

カリフォルニアスパングルドがかかりやすい病気はこのようなものがあります。

猫風邪、猫免疫不全ウイルス、猫白血病ウイルス感染症、猫汎白血病減少症、猫伝染性腹膜炎、猫伝染性貧血、慢性腎不全、尿石症、膀胱炎、糖尿病、甲状腺機能亢進症、肥大型心筋症、毛球症、胃腸炎、内部寄生虫症、巨大結腸症、悪性腫瘍、皮膚糸状菌症、皮膚炎、疥癬、耳疥癬、結膜炎、角膜炎、外耳炎、口内炎、歯周病

カリフォルニアスパングルドのよく使う薬・サプリ

整腸作用を目的として乳酸菌入りのもの、免疫システムの向上のためにL-リジンが含まれるもの、毛球症の予防に流動パラフィンやグリセリン・ワセリンが含まれるもの、下部尿路疾患の予防を目的としてDL-メチオニンやクランベリーが含まれるものなどが使用されます。

また、腎疾患になってしまった場合にはリンの吸着剤が含まれるものがよく使用されます。

カリフォルニアスパングルドの治療平均的な値段

猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。

最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。

治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。

健康であっても、毎年混合ワクチンに6,000円、ノミ・寄生虫予防に10,000円ほど必要です。

健康診断を行う場合はここにプラス5,000円ほど追加されます。

他にも病気、例えば猫に多い尿路結石になってしまった場合は治療としてカテーテルによる排尿作業に5,000~10,000円程度、手術になってしまった場合30,000~100,000円程度、慢性的なものの場合療法食として3,500円~/月、ここに診察費や検査代、薬代などで10,000円程度が追加されます。

カリフォルニアスパングルドを飼っている主な著名人

現在調査中

カリフォルニアスパングルドに関するまとめ

カリフォルニアスパングルドの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?

ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。

野生の猫種のような美しい模様の猫を飼いたい、という方におススメです。

同様の模様を持つベンガルと異なり、性格も穏やかで人に懐きやすいので、ペットとしてはこちらの猫種の方が向いていると言えます。

しかし、日本では情報の少ない希少な品種なので、何か起こってしまったときに対応策をとれない猫の飼育初心者の方はやめておいたほうが良いと言えます。

また、生体の入手が困難を極めるので、日本国内では別の品種の猫を飼うのが妥当でしょう。

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