クリッパーキャットを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
クリッパーキャットというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はクリッパーキャットという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、クリッパーキャットの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
クリッパーキャットの基本情報
- 原産国、地域 ニュージランド
- 一般的な体重 3~5kg
- 平均寿命 15年前後
- 平均値段 50万円前後
クリッパーキャットの名前の由来
クリッパーキャットは19世紀ころ帆船に同乗していました。
クリッパーとは19世紀の大型帆船の意味から由来しています。
クリッパーキャットの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
クリッパーキャットにはどのような歴史はがあるのでしょうか?1850年~1900年頃にイギリスからオーストラリアとニュージランドへいく帆船に同乗していた猫だといわれています。
イギリスでは猫は幸運のお守りとして船長に贈られていたのと、食料をネズミから守るために乗せられていました。
クリッパーキャットは他の猫より指の数が多い多指で、指が多いと幸せをたくさんつかむ、と言われていたこともあるそうです。
現在はオーランドのハウラキシ湾でよく見られます。
日本での取り扱いはなく、入手がとても難しいため海外のブリーダーと直接やり取りする必要があります。
クリッパーキャットの性格や特徴
クリッパーキャットには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでクリッパーキャットの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
クリッパーキャットの特徴や性格にはどんなものがある?
他の猫種より指が多くある多指が特徴の1つで、他の猫よりも手が大きく見えます。
本数は決まっており、前足の指が5~7本まで、後ろ足の指が4~7本までという決まりがあります。
それ以上の本数を超えてはいけません。
アメリカンボリダクティルも多指で有名な猫種で、クリッパーキャットと見た目は変わりません。
しかし遺伝子に違いがあり、クリッパーキャットは『ヘテロ接合型』であることが条件となります。
クリッパーキャット同士ではヘテロ接合型にはならず、ニュージランドショートヘアとロングヘアの交配のみが認められています。
性格は社交性があり人見知りをせず人に懐く性格です。
船に乗り、ネズミ捕りとしての生活をしてきたので環境への適応力は高く活発な猫種です。
クリッパーキャットのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
クリッパーキャットの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:基本的には大人しいですが、未去勢で発情期などがくると縄張り意識が強くなってしまうこともあります。
寂しがり屋もオスの方が多いです。
メス:オスと同様に大人しく、社交的です。
オスほど寂しがり屋ではありませんが、日頃から観察してストレスを感じさせないようにしましょう。
クリッパーキャットをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
クリッパーキャットの価格相場は、50万円前後です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
クリッパーキャットの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
クリッパーキャットの毛色にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
クリッパーキャットの毛色にはどんなものがある?
クリッパーキャットの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
全色で決まった毛色はありません。
クリッパーキャットに似た猫種
うちの子の種類は本当にクリッパーキャット?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
クリッパーキャットの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
クリッパーキャットに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
狩りをしていたいた猫なので、十分に遊べるスペースを確保してあげましょう。
キャットウォークやキャットタワーを設置して運動をさせてあげ、ストレスをためないようにします。
指が多いので物をつかむのがとても上手なので、ネズミのおもちゃや猫じゃらしで遊んであげるとスキンシップにもなりいいです。
短毛種なのでブラッシングは週1回してあげ、被毛の手入れをしてあげます。
子猫の頃に歩くのがぎこちなくなることがあります。
これば多指のために引き起こされますが、成長と共になくなっていくので心配いりません。
子猫の後追いを利用してサポートしてあげといいでしょう。
人懐こい性格なのでしつけはしやすく、環境への適応力も高いので飼いやすい猫種です。
クリッパーキャットは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
クリッパーキャットにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
クリッパーキャットの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
珍しい猫種でかかりやすい病気や平均寿命がないために、健康状態は注意深く観察する必要があります。
なので、しっかり栄養バランスのとれたプレミアムフードがおすすめです。
運動量に見合ったカロリーの食事量にしてあげ、日頃から体重管理などしっかり観察していくことが大切です。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
クリッパーキャットの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
クリッパーキャットの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2000~5000円程です。
クリッパーキャットのお風呂のペース
クリッパーキャットのお風呂のペースは、月に1回程度でいいです。
クリッパーキャットにおすすめのグッズ
クリッパーキャットを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
他の猫種より物をつかむのが上手なクリッパーキャットには猫じゃらしやネズミのおもちゃがおすすめです。
人懐こいので、飼い主さんと遊べるおもちゃで遊んであげ、運動不足にならないよう注意深く観察しなが過ごしましょう。
キャットウォークやキャットタワーを設置して上下運動もできる環境と整えてあげるといいです。
多指の猫種なので、爪の状態には注意が必要です。
爪とぎではできない場所もあるため、定期的に爪切りを必要とするので、ハサミタイプの爪切りを用意しておきましょう。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
クリッパーキャットの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
クリッパーキャットの平均寿命は15年前後です。
クリッパーキャットのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
クリッパーキャットがかかりやすい病気
クリッパーキャットがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
他の猫種と違い、指の本数が多いクリッパーキャットは比較的指間炎を起こしやすいとされています。
人懐っこい性格もありストレスを感じにくい猫種ではあるのでストレス性の病気にはかかりにくい傾向にあります。
クリッパーキャットのよく使う薬・サプリ
関節疾患対策・予防にグルコサミンとコンドロイチン
その他にも、ビタミンEや胃腸ケアのためのプロポリス・植物発酵エキス・有胞子性乳酸菌が使用されます。
クリッパーキャットの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
健康であっても、毎年混合ワクチンに6,000円、ノミ・寄生虫予防に10,000円ほど必要です。
健康診断を行う場合はここにプラス5,000円ほど追加されます。
他にも病気、例えば猫に多い尿路結石になってしまった場合は治療としてカテーテルによる排尿作業に5,000~10,000円程度、手術になってしまった場合30,000~100,000円程度、慢性的なものの場合療法食として3,500円~/月、ここに診察費や検査代、薬代などで10,000円程度が追加されます。
クリッパーキャットを飼っている主な著名人
現在調査中
クリッパーキャットに関するまとめ
クリッパーキャットの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
人懐こく社交性のあるクリッパーキャットは遊ぶことが大好きです。
触れ合う時間をしっかり確保できる方におすすめです。
被毛の手入れは少なく比較的手のかからない猫種なので、初めてペットを飼う方にもおすすめです。
珍しい猫種で日本ではまだ馴染みがないので、日頃から健康管理を怠らない人がいいでしょう。
注意深く観察できる方へおすすめです。