ドラゴンリーを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
ドラゴンリーというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はドラゴンリーという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、ドラゴンリーの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
ドラゴンリーの基本情報
- 原産国、地域:中国
- 一般的な体重:3.8~5kg
- 平均寿命:12年前後
- 平均値段:50万円前後(入手困難)
ドラゴンリーの名前の由来
中国語では「狸花猫」と書き、「花」はくっきりした縞模様、「狸」はネコ科を意味していることから由来しました。
ドラゴンリーの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
ドラゴンリーにはどのような歴史はがあるのでしょうか?中国に生息しているハイイロネコというヤマネコから自然発生した猫といわれていますが、科学的根拠はありません。
2010年にCFAの公認を受けたばかりですので、品種として認められてからは日は浅いですが、その歴史は古くから続いています。
世界的な猫の血統登録機関で中国で認定されているのは、このドラゴンリーのみです。
平安時代には唐猫(からねこ)という呼び名もあり、これは紀元999年に中国からきた舶来の猫をそう呼んでいたといわれています。
中国では猫に関して様々な逸話がありますが、そのモデルはすべてドラゴンリーだといわれています。
その逸話とは、「中国の革命家チャオ・シャンツァイがドラゴンリーを飼っていた」、「その昔、ドラゴンリーは世界に君臨し言葉を手に入れたものの、あまりの重労働にその支配力と言葉を人間に譲り渡して引退し、そのおかげで1日1をのんびりと過ごせるようになった。
」、「中国人はドラゴンリーという美しく賢い猫を誇りに思っており、中国でドラゴンリーの結婚式が行われた。
」などです。
中国ではいかに古くからドラゴンリーに親しみがあったのかが、よくわかります。
2005年には、中国最大のキャットショーでドラゴンリーがチャンピオンとなり、人々に大人気となりました。
ドラゴンリーの性格や特徴
ドラゴンリーには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでドラゴンリーの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
ドラゴンリーの特徴や性格にはどんなものがある?
体型は筋肉質でがっちりしており、顔が丸いのが特徴です。
被毛はブラウンでトラ模様のようなマックレルタビーです。
小さな耳に、ヤマネコを思わせる顔つきが特徴です。
しかし、ヤマネコは鼻が大きいですが、ドラゴンリーは細長く知的な顔といえます。
毛は一本の中に複数の色を持つティックドタイプで、黒と茶色です。
猫の品種には、遺伝子の突然変異による突然変異種や、人間の手によって交配された人工交配種がありますが、ドラゴンリーは自然発生種です。
現在は中国以外の海外では非常に珍しく、希少な品種です。
ドラゴンリーは、忠実であり賢く、我慢強い面がありますので、他の動物や子供とも子供一緒に過ごすことが可能です。
野生の本能からか、方向感覚に優れています。
好奇心旺盛なドラゴンリーですが、家庭では壁を引っかいたりなどはあまり見られなく、ペットとして向いているといえるでしょう。
飼い主にも愛情深く、従順です。
ドラゴンリーのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
ドラゴンリーの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:発情期になるとマーキングのためにおしっこスプレーをします。
メス:発情期になると大きな声で鳴きます。
ドラゴンリーをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
ドラゴンリーの価格相場は、50万円前後(入手困難)です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
ドラゴンリーの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
ドラゴンリーの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
ドラゴンリーの毛色にはどんなものがある?
ドラゴンリーの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ブラウンのマッカレルタビーです。
ドラゴンリーに似た猫種
うちの子の種類は本当にドラゴンリー?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
キジトラ
ドラゴンリーの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
ドラゴンリーに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
寿命は一般的な猫とほとんど変わりませんが、体が成熟するまでには3年程の時間がかかるとはいわれています。
長生きをさせるためには、ストレスを溜めさせないことです。
ストレスは、元気がなくなるのはもちろんですが、食欲低下や抜け毛などを招いてしまいます。
ドラゴンリーのストレス発散方法は十分な運動ですので、室内で遊びや運動が思い切りできる環境をつくってあげましょう。
特に縦の運動ができるように、高低差のある猫タワーなどを活用すると良いでしょう。
下毛が無く、やや寒さに弱いので冬場は温度管理や保温グッズなどで対策をしてあげ、感染症にも気を付けてあげましょう。
賢く、飼い主にも忠実ですので、家庭での飼育はしやすい猫です。
ドラゴンリーは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
ドラゴンリーにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
ドラゴンリーの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
ドラゴンリーは自然発生した品種ですので、遺伝疾患はないといわれており健康的です。
成長の仕方は他の猫と比べると3年程ゆっくりですので、しっかりと栄養が取れるフードにしましょう。
運動が大好きなドラゴンリーには、高たんぱくなフードを選びエネルギーを効率よく摂取しましょう。
また穀物類は消化することが出来ないため、消化器や内臓の病気や皮膚疾患の原因となるため控えましょう。
人口添加物や防腐剤のなかには発がん性物質が含まれているものもありますので、できるだけ無添加なフードを選んであげると良いでしょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
ドラゴンリーの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
ドラゴンリーの1ヶ月の食事代(エサ代)は、5000~8000円程です。
ドラゴンリーのお風呂のペース
ドラゴンリーのお風呂のペースは、シャンプーは必要ありませんが、週1回ほどブラッシングをしてあげましょう。
ドラゴンリーにおすすめのグッズ
ドラゴンリーを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
活発で運動が大好きなドラゴンリーには、上下の運動ができるキャットタワーやキャットウォーク、おもちゃがあるとストレス発散になります。
ブラッシングも必要となりますので、ブラシを用意しケアしてあげましょう。
また、ドラゴンリーは寒さに弱いので、冬は室内温度も大切ですがその他に暖かい毛布などを用意してあげると良いでしょう。
お出かけの時や、病院へ行く時などに使用するキャリーバッグもあると良いでしょう。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
ドラゴンリーの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ドラゴンリーの平均寿命は12年前後です。
ドラゴンリーのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
ドラゴンリーがかかりやすい病気
ドラゴンリーがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
ストレス性の病気
ドラゴンリーのよく使う薬・サプリ
胃腸のケアに、プロポリス、植物発酵エキス、有胞子性乳酸菌などが使用されます。
関節のケアに、プロポリス、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などが使用されます。
免疫力のケアに、プロポリス、アガリクスになどが使用されます。
ドラゴンリーの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
ワクチン接種・約5000円~約8000円、健康診断・約5000円、ノミ、ダニ予防薬・約10000円が基本となり、その他病気に関しては病院などによっても違いはありますが、年間で約30000円ほどです。
ドラゴンリーを飼っている主な著名人
現在調査中
ドラゴンリーに関するまとめ
ドラゴンリーの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
飼い主にも従順で賢いドラゴンリーは、ペットとして優秀な猫です。
猫といえば室内の壁の引っ掻きなどが悩ましいところですが、ドラゴンリーはむやみにいたずらをすることもなく、ペットとして飼いやすい品種です。
運動や遊びが大好きですので、猫との時間を大いに楽しみたい方におすすめです。
おもちゃなどでたくさん遊んであげると、ドラゴンリーもストレス発散になりますし、また飼い主にとってもその愛らしい姿に癒され、お互いに良い時間が過ごせることでしょう。