ドンスコイを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
ドンスコイというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はドンスコイという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、ドンスコイの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
ドンスコイの基本情報
- 原産国、地域ロシア
- 一般的な体重2.5~4kg
- 一般的な体高現在調査中
- 平均寿命12年前後
- 平均値段40万円前後(入手困難)
ドンスコイの名前の由来
別名「ドン・スフィンクス」と呼ばれており、昔名前の由来となった猫が「ドン川」という川の側で拾われたことと、「スフィンクス」という猫種に似ていることから、その名前がつけられました。
ドンスコイの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
ドンスコイにはどのような歴史はがあるのでしょうか?ドンスコイは無毛の猫を始祖とする品種です。
1987年にロシアのロストフ・ナ・ドヌという都市で教育に携わる仕事をしていたエレナ・コバレーバという女性が、子供たちにボール遊びの「ボール」として遊ばれていた可哀想な無毛の子猫を助けました。
その後、自宅へ連れて帰り、その子猫に「バーバラ」と名前を付け育てていましたが、一向に毛は生えず、そのまま成猫となりました。
子猫を生みましたが、その子猫もまた無毛で、有毛でも次第に抜けていき、なおかつ病弱な子が多かったのです。
それらを知った近所の人々は、毛のない猫は病気に違いないと殺処分を訴える者もいました。
しかしその話を聞いた猫のブリーダー「イリーナ・ネミーキナ」という女性は、ドンスコイ達を助けようと引き取ることにしたました。
そしてネミーキナの力によって、この無毛のドンスコイ達は新しい猫種であることが解明されたのです。
その後、「ドン・スフィンクス」という名で1997年にFIFeに登録されました。
2005年には「ドンスコイ」という名でTICAに登録されました。
ドンスコイの性格や特徴
ドンスコイには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでドンスコイの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
ドンスコイの特徴や性格にはどんなものがある?
耳は大きく先端はわずかに丸く、頭部の両端に着く立ち耳であり、くさび型の頭に平らな額、頬骨は高く張っていて、鼻筋はまっすぐです。
筋肉質でしっかりした首と体、足は長く、後ろ足がやや長めです。
そして、全身に毛がない姿とシワが、ドンスコイの一番の特徴です。
有毛なドンスコイもいますが、かなりの薄毛で、夏は抜けるが冬は生える。
というような安定した被毛ではありません。
「スフィンクス」という猫種によく似ていますが、スフィンクスは劣性遺伝であり、ドンスコイは優性遺伝で、繁殖での出現度が高いといわれています。
好奇心旺盛で、活発な性格です。
人といることが大好きで、スキンシップを取りたがる可愛らしい性格の猫種です。
友好的で他のペットとも仲良くできます。
やや依存心が強く、飼い主の気を引きたいばかりに、少々いたずらをしてしまうこともあります。
ドンスコイのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
ドンスコイの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスよりがっちりとした体格です。
メス:オスより少し華奢な体格です。
ドンスコイをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
ドンスコイの価格相場は、40万円前後(入手困難)です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
ドンスコイの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
ドンスコイの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
ドンスコイの毛色にはどんなものがある?
ドンスコイの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
無毛:ラバーボールド、フロックド、ベロアなどがあります。。
有毛:ブラッシュです。
ドンスコイのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
ドンスコイのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
現在調査中
ドンスコイに似た猫種
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交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
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ドンスコイの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
ドンスコイに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
活発な性格ですので、キャットタワーやおもちゃなどで、思い切り遊べる環境を用意してあげましょう。
賢くしつけがしやすい猫種ではありますが、やや依存心が強いため、飼い主や家族といつも一緒にいたがりますので、独りぼっちは苦手です。
その為、長時間の留守番はストレスとなりますので注意が必要です。
他のペットや犬など、一緒に過ごす動物がいることでも安心はできますので、そのような対策をとっても良いでしょう。
無毛の為、冬はとても寒がりますので、室温はもちろんのことですが猫用の洋服を着せてあげたり、暖かい毛布も用意してあげましょう。
ドンスコイは人間と同様に汗をかきますので、シャンプーを定期的に行い、蒸しタオルなどで体を拭いてあげるなどのケアも必要です。
被毛がありませんので、怪我もしやすいため、室内の家具や床の木のささくれなどにも注意が必要です。
ドンスコイは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
ドンスコイにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
ドンスコイの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
高たんぱくなフードを選びエネルギーを効率よく摂取しましょう。
また穀物類は消化することが出来ないため、消化器や内臓の病気や皮膚疾患の原因となるため控えましょう。
人口添加物や防腐剤のなかには発がん性物質が含まれているものもありますので、できるだけ無添加なフードを選んであげると良いでしょう。
また、被毛がないため、肌にストレスを感じやすいと考えることができるドンスコイには、ストレス緩和に効果があるカモミールが豊富に含有されているフードがおすすめです。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
ドンスコイの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
ドンスコイの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約5000~8000円程です。
ドンスコイのお風呂のペース
ドンスコイのお風呂のペースは、猫にしては珍しく汗腺があるため、人間同様に汗をかきますのでシャンプーは1か月に1回~2回は行い、その他蒸したタオルなどで、優しく綺麗に拭いてあげましょう。
ドンスコイにおすすめのグッズ
ドンスコイを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
被毛がないため寒がりですので、冬の間は室温の調整が必要ですが、その他にも洋服を着せたり、暖かい毛布なども用意してあげましょう。
被毛のない皮膚には、紫外線や皮膚疾患に気を付けたいので、陽射しのあたる窓側にはUVカットガラスやカーテンをしっかりとかけておきましょう。
活発なドンスコイには、キャットタワーやおもちゃなど用意してあげるとストレス発散に良いでしょう。
お出かけの時や、病院へ行く時などに使用するキャリーバッグもあると便利です。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
ドンスコイの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ドンスコイの平均寿命は12年前後です。
ドンスコイのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
ドンスコイがかかりやすい病気
ドンスコイがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
皮膚疾患、真菌・細菌感染
ドンスコイのよく使う薬・サプリ
胃腸のケアに、プロポリス、植物発酵エキス、有胞子性乳酸菌などが使用されます。
関節のケアに、プロポリス、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸などが使用されます。
免疫力のケアに、プロポリス、アガリクスになどが使用されます。
ドンスコイの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
ワクチン接種・約5000円~約8000円、健康診断・約5000円、ノミ、ダニ予防薬・約10000円が基本となり、その他病気に関しては病院などによっても違いはありますが、年間で約30000円ほどです。
ドンスコイを飼っている主な著名人
現在調査中
ドンスコイに関するまとめ
ドンスコイの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
寂しがり屋で、やや依存心が強い傾向にあるドンスコイは長時間の留守番は苦手ですので、あまり留守がちな方には向いていません。
穏やかな性格で友好的ですので他のペットととも仲良くでき、多頭飼いに向いていますので、すでにペットがいる方や、これから多頭飼いの予定がある方におすすめです。
被毛のないその体はとても暖かく、一緒に布団で寝ると湯たんぽ代わりになるほどですので、他の猫種では味わえない幸せな体験をさせてもらえるでしょう。
飼い主にはとても従順で賢く、ある程度の言葉なら理解することも可能ですので、家族の一員として活躍してくれることでしょう。