バーミーズを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
バーミーズというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はバーミーズという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、バーミーズの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
バーミーズの基本情報
- 原産国、地域ミャンマー
- 一般的な体重3.1~6.1kg
- 一般的な体高20~25cm
- 平均寿命14年前後
- 平均値段30万円前後
バーミーズの名前の由来
バーミーズ葉巻の色と酷似していることがバーミーズの名前の由来となっています。
バーミーズの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
バーミーズにはどのような歴史はがあるのでしょうか?バーミーズは1930年代ジョセフ・トンプソン医師がビルマからメス猫をアメリカに持ち帰りシャム猫と交配させ誕生させたとされます。
1936年にはCFA(猫の登録団体)に新しい猫種と認められましたが、個体数を増やすためにシャム猫との異種交配を繰り返し、その結果個性的な被毛がなくなりシャム猫に似た猫になってしまい1947年CFAはバーミーズの登録を停止しました。
その時に「純粋なバーミーズは3代に渡って他の猫種の混血がないこと」と決められました。
そして1957年後半に十分なバーミーズの数が揃ったので登録を再開されました。
バーミーズの性格や特徴
バーミーズには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでバーミーズの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
バーミーズの特徴や性格にはどんなものがある?
バーミーズはアメリカンバーミーズとヨーロピアンバーミーズの2種類いて、それぞれ別の猫種とされています。
アメリカンバーミーズは目が大きく体型が丸っこく子犬のような可愛さがあります。
ヨーロピアンバーミーズはスッとした顔と体系で鋭い目をしていますアメリカンバーミーズより大きくなることが多いようです。
どちらとも、一般的な猫の大きさよりはやや小柄な体型をしていますが筋肉質でがっしりしています。
両猫とも目の色は金色(ゴールドアイ)のみです。
日本ではアメリカンバーミーズが多いそうです。
被毛は柔らかくサテンやシルクのようにサラサラしています。
顔と尻尾の先に濃い部分が見られます。
バーミーズはアメリカン・ヨーロピアン共にとても人懐こく環境適応力が高い猫種です。
誰にでも懐きやすく先住猫がいる場合でも仲良くできます。
鳴き声がとても小さく静かで「慈悲深い猫」とよばれています。
また何事にも興味を持ちまるでお話を聞いてくれてるかのように側にいてくれます。
バーミーズはとてもきれい好きで自分でのお手入れが得意です。
なので体調不良や皮膚の調子が悪いとすぐに被毛に現れます。
バーミーズのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
バーミーズの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスに比べると体格がよくメスよりも激しい遊びを好みます。
好奇心もオスのほうが旺盛です。
オスのほうが縄張り意識が強いです。
爪とぎはマーキングの1つでオスのほうが爪とぎを頻繁にすることが多いです。
メス:オスよりも落ち着いています。
オスよりも周囲の警戒心が強いです。
マイペースで自分のペースを大事にします。
女王様気質です。
バーミーズをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
バーミーズの価格相場は、30万円前後です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
バーミーズの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
バーミーズの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
バーミーズの毛色にはどんなものがある?
バーミーズの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ブルー、セーブル、シャンパン、プラチナ、フロストなどがあります。
バーミーズのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
バーミーズのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
なし
バーミーズに似た猫種
うちの子の種類は本当にバーミーズ?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
バーミーズの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
バーミーズに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
バーミーズは体調が被毛に現れやすいといわれています。
なのでよく観察してあげましょう。
できたら毎日のブラッシングを兼ねて体調管理してあげましょう。
バーミーズはやや小柄の割に筋肉は大変しっかりしていて、運動量がやや多い猫種なのでストレスがたまることの無いように、遊べる十分なスペースの確保が必要です。
一緒におもちゃで遊んであげたりキャットタワーを設置してあげるとよいでしょう。
バーミーズは人と一緒に居ることを好む猫種なので、できるだけ一緒の時間を作ってあげると喜んでくれます。
賢く物覚えが良いので普段の生活のしつけはしやすいでしょう。
多少の依存心はありますが、自立心もありお留守番もできる猫種です。
バーミーズは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
バーミーズにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
バーミーズの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
消化がよく抗酸化に優れているサツマイモ、抗菌・抗炎症を促進し免疫力を高める効果のあるマリーゴールド、ストレスの軽減の効果がみられるカモミール、穀物を使用していないグレインフリー、ミネラルをたくさん含む海藻、泌尿器系のケアに効果があるクランベリー、これらが配合されているエサがおすすめです。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
バーミーズの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
バーミーズの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2000円~7000円程です。
バーミーズのお風呂のペース
バーミーズのお風呂のペースは、猫は綺麗好きで毛づくろいを頻繁にするので基本的に定期的にシャンプーは必要ありません。
汚れが目立っているときなどにシャンプーをしてあげれば大丈夫です。
バーミーズは特にきれい好きで自分での毛づくろいが得意なので、お手入れには手がかかりません。
バーミーズにおすすめのグッズ
バーミーズを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
食事の時の姿勢が悪いと内臓などに負担がかかってしまうのでエサ台のようなエサのお皿の高さを調整できるものがあると良いでしょう。
猫は爪を研ぐことでストレス発散になります。
爪とぎがあると部屋の壁でされることもなく安心です。
また動物病院に連れて行くときなどにキャリーがあると便利です。
バーミーズは遊びが大好きなので頑丈で壊れにくいおもちゃやキャットタワーがあると喜んで遊んでくれるでしょう。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
バーミーズの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
バーミーズの平均寿命は14年前後です。
バーミーズのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
バーミーズがかかりやすい病気
バーミーズがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
糖尿病、低カリウム血症、慢性腎不全、緑内障、流涙炎
バーミーズのよく使う薬・サプリ
お腹の調子を整えてあげるプロバイオティクス、目の健康にルテイン、Bカロチン、アスタキサンチン、老化防止にコエンザイムQ10、DHA、皮膚の健康にビオチン、セサミン、免疫力アップにアガリスク、スピルリナ、ラクトフェリン、乳酸菌、肥満防止にはLカルニチン、アルギニン、関節疾患予防にグルコサミン、コンドロイチン、肥満防止にはLカルニチン、アルギニン、が使われます。
バーミーズの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
目安として、初診料・1000円~2000円、往診料・2230円、輸血料・10000円、・レントゲン・3000円~10000円、全身麻酔・10000円~25000円かかります。
バーミーズのかかりやすい糖尿病ではインスリンや投薬で平均1000円~5000円、(1日あたり)糖尿病専用の療法食で平均1500円前後かかります。
バーミーズを飼っている主な著名人
現在調査中
バーミーズに関するまとめ
バーミーズの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
バーミーズはシルクの毛をまとっているような被毛を持つやや小柄な美しい猫種です。
「慈悲深い猫」と呼ばれており鳴き声は小さく集合住宅でも安心して飼育できるおとなしい猫です。
賢く飼い主さんのお話をよく聞いてくれ、しつけもしやすい猫です。
また人懐こく、飼い主さんにたくさん構ってほしい甘えん坊です。
小さい子供とも相性がよく他の動物とも一緒に仲良く暮らせていけます。
とても綺麗好きで自分での毛づくろいが上手なのでお手入れも楽なおすすめな猫種ですペットショップでは見かけることはほぼ無いですが、日本にもブリーダーがあります。