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メインクーンの性格や特徴、詳しい飼い方と寿命や値段について調査

メインクーンの性格や正しい飼い方・寿命・歴史など、基本的な情報を解説します。愛猫の特徴や性格を知って、毎日一緒に楽しく過ごしましょう!メインクーンを飼おうと考えている方やすでに飼っている方、興味のある方もご覧ください

メインクーンを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
メインクーンというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?

猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。

今回はメインクーンという猫種について詳しくご紹介!

特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、メインクーンの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!

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メインクーンの基本情報

メインクーンの画像


  • 原産国、地域アメリカ
  • 一般的な体重3~9kg
  • 一般的な体高27~29cm
  • 平均寿命11~14年
  • 平均値段10~30万円

メインクーンの名前の由来

アメリカ、メイン州のシンボルであり、身体の模様や狩りの習性がアライグマに似ていることから、メイン+coon(アライグマの仲間を意味する)という言葉を組み合わせてこの品種の名前がつけられました。

メインクーンの歴史

意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。

また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。

メインクーンにはどのような歴史はがあるのでしょうか?

北欧の長毛種の猫がバイキングもしくは交易ルートで北米に入り、そこで土着の猫との交雑により誕生したとされます。

アメリカでは古くからキャットショーに出陳する人気のある猫でしたが、1900年代にはその人気をペルシャ猫に奪われてしまいました。

人々の関心がメインクーンから離れたことにより、血統は先細りになってしまいましたが、繁殖家と愛好家たちが1968年にメインクーン専門のクラブ「MCBFA(メインクーン・ブリーダー・ファンシャーズ・アソシエイション)」を設立すると、少しずつその人気も回復してきました。

現在でも存続するMCBFAは、200人の専門ブリーダー、キャッテリーと1200人以上のファンシャーが参加するビッグクラブとなっています。

また、1980年までに、TICA(The International Cat Association )、CFA(The CatFanciers’ Association)他すべての血統登録団体に登録されています。

メインクーンの性格や特徴

メインクーンには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。

また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。

単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでメインクーンの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。

メインクーンの特徴や性格にはどんなものがある?

メインクーンはがっちりとした骨格に広い胸幅、立派な飾り毛を持ち、胴長でまるでヤマネコのように体の大きい猫です。

「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称を持ちます。

四角い顔立ちにとがった耳があり、耳には多くの毛が生えています。

耳の中にはタフト(房毛)が豊富につき、また先端には、リンクスティップスと呼ばれる特徴的な飾り毛があります。

これは狩りをする際の風や周辺の音を感知する感覚器官としての役割を担っています。

横顔には鼻筋にジェントルカーブと呼ばれる緩やかで流線的な窪みが見られ、見た目がよく似ているノルウェージャンフォレストキャットと区別する特徴の一つとなっています。

全身は冬の寒さに耐えられるダブルコートの厚く不揃いな被毛に包まれ、しっぽが長くふさふさとしており、雪の中でも滑らないように肉球の間にも毛が生えやすくなっています。

性格は明るくお茶目で、愛情深いです。

人が好きで、室内では家族に付きまとうのに、ベタベタすることはあまりありません。

猫などの他の動物や子供とも仲良くでき、来客にも愛想よく接します。

猫の中でも知能が高く、人間のすることに興味を持ったり、投げたボールをとってきたりなど犬のような訓練ができるほどです。

中には棚の戸をあけたり、水道の蛇口を開いたり、トイレを流したりなどを覚えてしまう個体もいます。

体の大きさに似合わず高く可愛らしい声で鳴き、いつまでも子猫のような仕草を見せます。

成猫の体の大きさに達するまでは4年はかかるとされています。

メインクーンのオスとメスの違い

猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。

オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。

メインクーンの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。

オス:メスよりも大きい、犬のように人懐こく飼い主に忠実な傾向にあります。

メス:気まぐれでクール、大人しいタイプが多い傾向にあります。

メインクーンをお迎えする値段は?

こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?

メインクーンの価格相場は、10~30万円です。

ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。

わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。

メインクーンの特徴

猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。

メインクーンの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。

メインクーンの毛色にはどんなものがある?

メインクーンの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?

もっとも一般的な被毛色はブラウンタビー(茶縞)ですが、ホワイト、ブラック、グレーなど単色や三毛を含む30種類以上の毛色があるとされています。

メインクーンのミックス猫

最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。

また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。

メインクーンのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。

ラグドールノルウェージャン・フォレストキャットなどとのミックス

メインクーンに似た猫種

うちの子の種類は本当にメインクーン?そんな疑問を持ったことはありませんか?

交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!

性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。

ノルウェージャン・フォレストキャット

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メインクーンの飼い方としつけ方

猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。

もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。

適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。

メインクーンに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!

メインクーンの飼い方

猫の中でもとりわけ大きな体をもつメインクーンは、そのしっかりした体を作るために、適度な運度とバランスのとれた栄養が不可欠です。

元々ネズミ獲りなどに使われていた猫なので、物や光を追いかけたりなどハンティング気質を満たすような遊びを取り入れてあげるのがよいでしょう。

メインクーンは寒冷地域で長い間生活してきた猫なので、防水・防寒のために被毛には皮脂が十分備わっています。

毛のもつれは少ないものの、皮脂で汚れやすいためできれば毎日、少なくとも週に2~3日はブラッシングやコーミングなどの手入れをしてあげましょう。

活発で運動量が多く、高い所に上るのも好きですが、体が大変大きいため、キャットタワーは足場の安定したものを固定するようにしましょう。

体格が大きい分スペースが必要となるので、事故防止のために足場になる棚などの上などはよく整理しておきましょう。

メインクーンは、室内で飼うことに適しています。

昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。

寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください

メインクーンにおすすめのエサ

猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。

主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。

メインクーンの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。

体も大きく成長に時間がかかるメインクーンには、しっかりとした体つくりのために栄養価が高く、高たんぱくなご飯が必要です。

しかし、肥満になりやすい子も多いので、穀物不使用のもの、また含まれる脂質の量は20%前後のものを目安に選んであげるとよいでしょう。

また、消化管の維持のために腸内細菌バランスを考えたもの、尿石症の予防のためにミネラル成分を調整したものを選んであげることでさらに健康の維持に役立つでしょう。

また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。

猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。

猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。

メインクーンの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均

メインクーンの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約5000円~10000円程です。

メインクーンのお風呂のペース

メインクーンのお風呂のペースは、基本的に必要ありません。

汚れが気になるとき、もしくは多くても1ヶ月に1回程度が良いでしょう。

メインクーンにおすすめのグッズ

メインクーンを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪

毎日ほどよい運動を取り入れるために、キャットタワーや追いかける動きのできるおもちゃ(猫じゃらし、ボール、レーザポインターなど)を用意してあげましょう。

また、体の手入れのためにも爪とぎ、ブラシ、コームなども必要です。

猫は狭い場所にいると落ち着くので、ドーム型のベッドなども用意してあげるとよいでしょう。

動物病院への通院のために、キャリーバッグも必要です。

キャリーバッグに入りたがらない子は洗濯ネットでも代用できます。

平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?

ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。

猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。

メインクーンの平均寿命

人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。

2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。

その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。

メインクーンの平均寿命は11~14年です。

メインクーンのかかりやすい病気

猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。

スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。

動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。

普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

メインクーンがかかりやすい病気

メインクーンがかかりやすい病気はこのようなものがあります。

肥大型心筋症、多発性嚢胞腎、脊髄性筋委縮症、股関節形成不全、猫風邪、猫免疫不全ウイルス、猫白血病ウイルス感染症、猫汎白血病減少症、猫伝染性腹膜炎、猫伝染性貧血、慢性腎不全、尿石症、膀胱炎、糖尿病、甲状腺機能亢進症、毛球症、胃腸炎、内部寄生虫症、巨大結腸症、悪性腫瘍、皮膚糸状菌症、皮膚炎、疥癬、耳疥癬、結膜炎、角膜炎、外耳炎、口内炎、歯周病

メインクーンのよく使う薬・サプリ

整腸作用を目的として乳酸菌入りのもの、免疫システムの向上のためにL-リジンが含まれるもの、毛球症の予防に流動パラフィンやグリセリン・ワセリンが含まれるものなどが使用されます。

また、高齢の猫に多い慢性腎疾患になってしまった場合にはリンの吸着剤が含まれるものがよく使用されます。

メインクーンの治療平均的な値段

猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。

最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。

治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。

健康であっても、毎年混合ワクチンに6000円、ノミ・寄生虫予防に10000円ほど必要です。

健康診断を行う場合はここにプラス5000円ほど追加されます。

他に病気、例としてラグドールに多い肥大型心筋症になってしまった場合には、検査代として15000円~、毎月強心薬や血管拡張剤、血栓予防薬、利尿剤、ACE阻害剤、カルシウムチャンネル阻害薬、β遮断薬などがいくつか組み合わせて処方されるため、薬代として5000円~ほどかかってきます。

メインクーンを飼っている主な著名人

黒木瞳、大地真央、北川景子、原千晶、稲葉浩志(B’z)、ガクト、中川剛(中川家)

メインクーンに関するまとめ

メインクーンの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?

ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。

明るくお茶目で、愛情深く、人が好きな性格なので、猫とたくさんコミュニケーションをとりたい方に向いているでしょう。

子供や犬など他の動物のいる家庭でも問題なく飼うことができます。

頭もよくしつけもしやすいので、初心者の方でも大丈夫でしょう。

また、厳しい気候の中で生き残ることができた丈夫さと高い適応能力があるので、健康面での心配も少ないです。

肥大型心筋症や股関節異型性症などの遺伝的心配はあるので、しっかりと検査を行っているブリーダーからお迎えするのがおススメです。

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