ハムスターフード

ハムスターの餌におすすめの食べ物は?与え方や量についてまとめ

ひまわりの種が主食のイメージがあるハムスターですが、実はひまわりの種は肥満の原因になるため与え方に注意が必要なことをご存知ですか?そんなハムスターの主食になるえさや食べ物についてと、与え方や量を解説していきます。

小さくまるまるとした姿が愛らしいハムスターは、1人暮らしの方でも飼いやすいペットとして有名です。

昼間は可愛らしい寝顔を見せてくれますが、夜中には夜行性のため元気いっぱいに動く姿を見られたり、中には人に懐く子もいるため人気ですよね。

そんなハムスターは雑食性の動物ですが、一体どんなえさを与えれば良いのでしょうか?

今回は、ハムスターにおすすめのえさや食べ物と与え方や量について解説していきます。

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ハムスターのえさにおすすめの食べ物

ハムスターのご飯について

雑食性と言っても、もちろんハムスターにとっては毒となってしまう食べ物もあるため、与える際には注意が必要です。

一般的に販売されているハムスター用のペレットがありますが、ペレットは穀物を粉末にした人工のえさで、ハムスターにとって必要な栄養素が詰まっています。

栄養面だけで考えると、ハムスター用のペレットを与えていれば他のえさを与える必要はありません。

このペレットにも、ゴールデンハムスター用やジャンガリアンンハムスター用など品種別に分かれており、ペレットの大きさが異なります。

大きすぎるものは、ジャンガリアンハムスターには食べづらく反対に、小さすぎるものはゴールデンハムスターにとって食べづらいため、品種毎に合った大きさのペレットを与えてあげましょう。

また固形のペレットは硬く出来ているため、ハムスターの歯の健康を維持ができ腐りづらいと言うメリットもあります。

ペレット以外の与えても良い食べ物

ペレットは、ハムスターにとって大切な栄養素が含まれていますが、時にはおやつや野菜を与えても問題はありません。

しかし、大量に与えすぎると肥満の原因となり、健康を維持出来なくなってしまい病気になる可能性があるため、与えすぎには十分注意してください。

ひまわりの種などの穀物類

ハムスターのおやつと言えば、一番オーソドックスなのがひまわりの種です。

ひまわりの種は、たんぱく質や炭水化物と言ったハムスターにとって必要な栄養素が含まれていますが、その中でも特に脂質が高いため与えすぎることによって、肥満になってしまいます。

この他にも、かぼちゃの種アーモンドなどもありますが同じ理由から与えすぎると、肥満になるだけでなく、皮膚病肝臓病などを発症してしまう可能性があります。

多くても週に1~2回程度与えるぐらいが、ちょうど良いと言われています。

野菜

固形のペレットには、ほとんど水分が含まれておらず若いハムスターであれば自身で水分の摂取量を調整出来ますが、高齢になると飼い主さんが意識して水分を摂らせる必要があります。

そんな時、野菜には水分が豊富に含まれているためオススメの食べ物です。

しかし、生野菜は腐りやすいだけでなくハムスターは巣穴にえさを持ち帰る性質を持つため、与えた場合は腐っていないか飼い主さんがこまめにチェックしながら、痛んだものはすぐに新しいものを交換するようにしてください。

与えても良い野菜

  • キャベツ
  • 白菜
  • ニンジン
  • サツマイモ
  • カボチャ
  • 大根など

キャベツは、子どもや高齢のハムスターでも食べやすいですが、ニンジンなどの根菜は固く食べづらい場合もあるため、茹でたものを与えてあげるようにしてください。

与えてはいけない野菜

  • きゅうり
  • レタス
  • トマト
  • ネギ
  • たまねぎ
  • ニラ

この中でも絶対に与えてはいけない野菜は、ネギ・玉ねぎ・ニラの3つです。

この3つは、ハムスターにとって中毒性のある野菜のため少量でも食べてしまうと、死に至る場合があります。

きゅうりやレタストマトは絶対に与えてはいけない野菜ではありませんが、上記で解説した与えても良い食べ物に比べると、水分量が多く下痢を起こしやすい野菜のため出来るだけ避けた方が安心です。

果物

果物も野菜と同じく水分が含まれているため、たまに与える分には問題ありません。

バナナリンゴイチゴなどは与えても良い果物ですが、野菜などに比べると糖分が多く含まれているため、食べ過ぎると肥満になります。

与える場合は5㎜以下の大きさにカットして、与えてあげましょう。

反対にアボカドや桃中毒症状を起こしたり、痙攣を起こす場合があるため与えないでください。

ハムスターのえさの与え方

ナッツを食べるハムスター

ハムスターのえさの与え方は、基本的にハムスターのゲージ内に食事用のお皿を用意し、そのお皿の中に補充してあげれば、ハムスター自身が必要な分をほお袋に入れて寝床に持ち帰ったり、その場で食事を摂ります。

しかし、おやつであるひまわりの種や野菜、果物などは、飼い主さんの手から与えることで与える量を調整出来るだけでなく、飼い主さんの匂いを覚えてくれるため、懐きやすくなると言われています。

ハムスターは警戒心が強い動物のため、最初はキャベツやニンジンなどの大きなものから与えてあげると、飼い主さんの指を噛まれる心配がなく、飼い主さん自身も安心して与えることも出来ますよ。

ハムスターのえさの量

ハムスターは、元々えさがあまり豊富でない地域で生まれた動物のため、与えた分だけため込み、食べようとしてしまいます。

食事は生きていく上で欠かせないものであるだけでなく、たくさん食べてくれる姿を見ていると、ついついたくさん与えたくなってしまいますが、適量をオーバーすることでハムスターが肥満となってしまい、病気や怪我に繋がります。

最後に、ハムスターのえさの量について解説します。

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ペレット

ペレットは、15%~20%のたんぱく質4%~5%の脂肪分を含んでおり、固形と半固形タイプの2種類があります。

固形タイプは痛みづらく長期保存が可能で、ハムスターの歯の健康維持も出来るため最もオオススメの食べ物です。

ハムスターはえさを貯め込む習性を持つため、1日の適量と言われる体重の20%を守り与えるようにしましょう。

ゴールデンハムスターの場合は約10~15gジャンガリアンハムスターの場合は約5gが適量となります。

腐りづらいため、毎日新しいものに交換する必要がなく、減った分量を継ぎ足して常に体重の20%の量をキープしてあげるようにしてください。

おやつ類

果物や野菜は、ペレットでは得ることが出来ない栄養素が摂れるだけでなく、子どもや高齢になった時の水分補給としても、とても役に立ちます。

しかし水分の摂り過ぎは下痢の原因となったり、糖分などの摂りすぎで肥満になる可能性があります。

果物は週に1回以下程度が適切で、野菜は毎日与えても問題はありません大きさは5㎜程度の大きさとし、傷んでいないか、下痢を起こしていないかをチェックしましょう。

まとめ

愛らしい姿のハムスターが、飼い主さんの手からおやつやご飯を食べてくれると、とても嬉しいですよね。

「もうないの?」と言いたげな表情や、一生懸命に好きな食べ物を探している姿を見かけると、果物やひまわりの種などをたくさん与えたくなってしまう気持ちは分かります。

しかし、何事も適量を超えてしまうと肥満になり、病気や怪我の原因となってしまうため飼い主さんも心を鬼にして、適量のみに留めておくようにしましょう。

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