抱っこされているハムスター

一人暮らしでのハムスター月の費用どのくらい?動物病院は高い?

ハムスターは生体代も安く飼いやすいペットですが、毎月の飼育費用がどれくらいかかるのでしょう。また、動物病院での診察料も気になるところです。この記事では、ハムスターの1月にかかる飼育費用や動物病院での診察料金などをまとめました。

生体代も安く、鳴かない、飼育スペースをあまり必要としないため、独り暮らしの方でも飼いやすいハムスターですが、毎月の飼育費用はどのくらいかかるのか気になりますよね。

また、動物病院に連れて行くと、1回の費用はどのくらいかかるのかも知っておきたいものです。

この記事では、ハムスターの月にかかる費用や、動物病院にかかる費用、健康に保つためのコツなどをまとめました。

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ハムスターの飼育費用はどのくらい?

前を見つめるハムスター

ハムスターは生体代が安いため、気軽に飼いやすいペットですよね。

生体代はお手頃でも、毎月にかかる飼育費用が高ければ、飼育することが一気に難しくなります。

そんなハムスターの1ヶ月にかかる費用は、約3000円です。

何に費用がかかるのかは、以下の通りです。

  • エサ代:1000円
  • 敷材:1000円
  • トイレの砂:1000円

価格は商品によって多少異なりますが、高額なグッズは少ないでしょう。

ハムスターの飼育方法

トイレの砂や餌は毎日取り換える必要があります(実験用ペレットなどは除く)。
また、敷材は毎日汚れた部分を取り除き、1週間に1度は全て取り替えます
敷材はハムスターが掘り進めるくらい、十分な量を使用してください。

エサはその場で食べる以外に、敷材や寝床などに隠して貯蓄します。
シードは傷みやすいため、毎日取り換え隠したものは取り除きましょう
実験動物用ペレットであれば、汚れていなければ毎日の交換は必要ありません。

トイレの砂は放置すると臭いや細菌が繁殖し、不衛生になるため毎日スコップで排泄部分を取り除き、少なくなったら全て取り替えましょう。

ハムスターは月々の費用が5000円以内で抑えられるため、独り暮らしの方や学生の方でも飼いやすいペットと言えるでしょう。

動物病院代はどのくらいかかる?

ハムスターは身体が小さいため、事故や病気などのトラブルが多い生き物です。

少しのことでも命に関わる可能性があるため、異常が見られた際には早めに動物病院を受診する必要があります。

そんなハムスターの診察費用ですが、初診料と投薬のみで約5000円です。

病院代1回で生体代を上回る価格となってしまいます。

また、これに加え検査や手術をすれば、1万円を超えることも珍しくありません

また、あまり様子を見ることはおすすめできないため、休診や時間外であれば、更に高額になります。

それでも、可愛いハムスターのためであれば、動物病院を受診することが飼い主さんの義務です。

費用が高いから連れていけない、という方はハムスターの飼育に不向きです

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ハムスターを診れる動物病院は少ない

ハムスターは事故や病気が多く、動物病院を受診することが多い生き物ですが、どの動物病院でも診てもらえるわけではありません。

動物病院では犬猫をメインに扱っており、ハムスターの専門的な知識を持つ獣医が少ないためです。

また、非常に小柄なハムスターの検査や手術を行う設備が整っている病院が少ないことも原因の一つです。

ハムスターは、麻酔や注射などに耐えられないことが多いので、抗生物質などの投薬治療がほとんどです。

悪性腫瘍やケガなどは、投薬治療での完治が難しいため、ハムスターの治療は難易度が高いと言えます。

ハムスターのお迎えを検討している方は、事前にハムスターの診察ができる動物病院を見つけておくことが重要です。

ハムスターの健康を保つコツ

ねむるハムスター

なるべくハムスターに元気で長生きしてもらうためには、どのようなことに気を付けると良いのでしょう。

ここでは、ハムスターの健康を保つコツを紹介します。

ケージ内を清潔に保つ

ハムスターのケージ内が不衛生だと細菌が繁殖し、病気にかかるリスクが高まります

そうならないためには、お掃除をしっかり行うことがポイントになります。

エサやトイレは毎日掃除し、1週間に1度は敷材を全て取り替えましょう。

そして、1ヶ月に1度はケージ全体を丸洗いし、日光消毒や熱湯消毒などをして常に清潔に保つことが大切です。

温度管理を徹底する

ハムスターは暑さ寒さ共に弱く、多湿にも弱い動物です。

暑すぎても弱すぎても、すぐに弱って死んでしまいます。

ハムスターを飼育するうえで温度管理は重要です。

夏場はエアコン、冬場はペットヒーターなどを使用して常に20~26度に保つ必要があります

また、多湿も苦手としますので、除湿器を使用することも重要になってきます。

散歩をする部屋は安全に

ハムスターは適度な運動が大切で、ケージから出してお散歩をさせる時間は必要です。
が、ハムスターはお散歩時の事故が多く報告されています

  • 踏んでしまう
  • 脱走してしまう
  • 誤飲誤食
  • 電気ケーブルなどをかじって感電する

ハムスターは小さい体で隙間に入ることや何かをかじる行為が大好きです。

そのため、隙間に合った薬剤などを誤食してしまうケーブルなどをかじって感電してしまう事故が絶えません。

また、お散歩に気付かない家族が誤って踏んでしまった、目を離したすきに見つからなくなってしまったというトラブルもよく耳にします。

ハムスターのお散歩をさせる部屋は、なるべく物を置かず隙間を作らないよう工夫しましょう。

また、ケーブルなどはハムスターにかじられないようにすることも大切です。

お散歩の際は、ほかの家族にもお散歩中だと事前に知らせておくことも重要です。

どうしても不安だという場合には、簡易的にでも良いので囲いをつくり、囲いの中だけで遊ばせるという方法を取るようにしましょう。

健康チェックは欠かさずに

ハムスターは身体が小さいため、異常を見逃してしまいがちです。

身体が小さいということは、進行も早いということになるため、ハムスターを守るためには早期発見が非常に重要です。

ハムスターの異常にいち早く気が付くためには、日頃からハムスターの様子を良く観察することです。

また、糞や尿の状態を観察することも重要です。
ハムスターは具合が悪くなると下痢をすることが多いため、色や形、硬さなどを良く観察しましょう。

早期発見ができれば、動物病院の治療で健康を取り戻すことも十分可能です。

まとめ

ハムスターの飼育にかかる費用は、1月当たり約3000円です。
エサ、トイレの砂、敷材が主な消耗品になります。
ハムスターは毎月の飼育費用もリーズナブルで飼いやすいペットと言えます。

動物病院では、5000~1万円と高額になります
ハムスターが特別高いわけではありません。

保険がなく全額払う場合には、どの生き物でもそのくらいかかります。

また、全ての動物病院がハムスターの診察に対応しているわけではありません。
ハムスターを診ることのできる獣医は限られているため、事前に確認してください。

ハムスターを元気で長生きさせるには、飼育環境を清潔に保つ、温度管理を徹底する、お散歩する部屋の安全確認をする、日頃から健康チェックを欠かさないことです。

ハムスターと楽しく生活するためにも、かかる費用をしっかり確認してからお迎えすることをおすすめします。

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