猫の療法食をお探しの方ならば、一度は目にしたことがある有名な猫のご飯、ブルーバッファロー社の「BLUE」。
グレインフリーで自然な食材のみを使用している、体に優しいフードとして日本ではもちろん、世界中で愛され続けているキャットフードですが、実際の口コミや評価、さらにはリアルな評判が気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回はブルーバッファローのキャットフードの特徴やリアルな口コミや、実際に食べさせたことがある筆者の感想などをまじえてご紹介します。
ブルーバッファローの特徴
ブルーバッファローはアメリカで誕生した、自然派のペットフードです。
創業者であるビショップの愛犬「ブルー」がガンを患ったことから、「ペットに栄養豊富で健康的かつ酸化しにくい原材料を使ったペットフードを」という思いから開発をされました。
あらゆる動物たちは、普段食べているものによって健康が大きく左右されます。
愛するペットだからこそ、安心して与えられるものを!という思いを込められて作られたブルーバッファローの「BLUE」は、具体的にどのような特徴があるのかをご紹介します。
高品質の自然素材
ブルーバッファロー社のこだわりは「大切な猫に安心して与えられる食材を提供すること」です。
そのため、キャットフードに使われている食材はどれも高品質な自然素材ばかりを使用しており、特に、猫の筋肉質な体を維持するために必要なタンパク質には、並ならぬこだわりを持っています。
鶏肉はもちろんのこと、猫の餌にはめずらしいラム肉なども豊富に使用しています。
さらに家畜の餌には粗悪な餌を使用しないという徹底ぶり。
また、栄養バランスを考慮し玄米、大麦、オートミールなどの全粒穀物を使用し、エンドウ豆、サツマイモ、人参などのビタミン類が豊富に含まれた新鮮な野菜、さらには抗酸化栄養素を含む果物を配合し、酸化バランスの取れた栄養豊富なキャットフードを作りあげています。
ブルーバッファロー社の販売する「BLUE」は、栄養面に優れた猫のご飯をお探しの方には理想的なフードだといえます。
2種類の粒を配合
ブルーバッファローの「BLUE」キャットフードをよく観察してみると、通常の茶色の三角形の粒と、丸い焦げ茶色の粒の2種類が配合されていることに気がつきます。
これはライフソースビッツといって、アメリカの獣医師と動物栄養士が選んだ抗酸化栄養素、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれたものです。
この焦げ茶色の丸い粒が配合されていることにより、豊富な抗酸化栄養素や免疫力維持に必要な成分を摂取できるのです。
猫にとって抗酸化栄養素は健康を維持するためにとても大切な成分です。
豊富な栄養素と、抗酸化栄養素を同時に摂取できるキャットフードこそブルーバッファロー社の「BLUE」キャットフードです。
こだわりの療法食
ブルーバッファロー社には、キャットフードといってもさまざまな種類があります。
その中でも、大変注目を浴びているのが「BLUE Natural Veterinary Diet」という療法食です。
獣医師や動物栄養学者監修のもと開発されたキャットフードで、特定の疾患に対する栄養学的アプローチをサポートしてくれるほかにはない療法食として知られています。
ブルーバッファロー社では現在、以下の療法食が発売されています。
- GI 消化器サポート
- HF 食物アレルギーに対する加水分解フード
- WU 体重&尿路ケアサポート
- KM 腎臓&関節サポート
猫用の療法食は他社のメーカーでも数多く発売されているのですが、これだけ特定の疾患を対象にしているキャットフードはないと、疾患に悩んでいる飼い主には高評価を得ている人気のシリーズです。
特に「WU体重&尿路ケアサポート」が人気で、ダイエット中の猫や尿路結石に悩んでいる飼い主の間では口コミで評判が広がりつつあります。
ブルーバッファローのリアルな口コミと評判
栄養面に大変優れ、通常の「BLUE」キャットフードはもちろん、療法食のシリーズの特徴をみても良い商品であることはわかりますが、実際に使用した方の声が気になるのではないでしょうか?
ブルーバッファロー社の商品は決して安価な餌ではありません。
せっかくならば失敗はしたくない!という方のために、実際に購入をした方のリアルな口コミをまとめました。
ブルーバッファローの良い口コミ
味にうるさい便秘気味の猫を飼っています。
毎月色々なプレミアムフードを試していますが、ブルーバッファローはダントツで食いつきがいいです。
チキン味が好みでないうちの猫も飽きずにモリモリ食べていて、大好きなようです。
そして便秘の悩みが尽きなかったのが、毎日良い便が出るようになりリピートしようと思います。
わりと小粒の俵型で、匂いも控えめです。
ジッパー付きなら尚良かったのですが、とても良いフードです。
出典: Amazonレビュー
獣医師に勧められてフード切り替えました。
体に良い物をあげたいので家禽ミールが入っていないのは選ぶ基準でした。
うちの2匹の食いつきはよく、便も形がよいです。続けようと思います。
出典: Amazonレビュー
カリカリ餌の安心してあげられる物を探していました。
主原料も酸化を防ぐ物も安心出来る物を使る物にやっと巡り合えました。
味も美味しい(?)様でよく食べます。
可愛いニャンの事を考えたらこのブルーしかありません。
絶対おススメです。
出典: Amazonレビュー
獣医から進められ購入しました。
安心して愛猫に食べさせられるカリカリだと思いリピート買いしています。
出典: Amazonレビュー
初めて本猫がここまで気に入って完食するフードに出会えました。
最初の3日ほどは警戒していたのか匂いを嗅いですぐに隠していましたが、慣れてきてからはすごくよく食べるようになりました。以前より毛並みも良くなったと思います。
日本で高品質なフードにはなかなか出会えないので良い商品だと思います。
出典: Amazonレビュー
口コミ評価の中でも特に目立ったコメントが「獣医師に薦められた」という点です。
栄養価に優れているだけではなく、猫の健康に必要とされる抗酸化栄養素に着目しているブルーバッファロー社は、獣医師からの評価が高いキャットフードとしても知られているのです。
実際に、獣医師のすすめで「BLUE」を与えた方の口コミを拝読すると以下のような意見が数多く見つかりました。
- 下痢が治った
- 便通がよくなった
- 体調が良くなった
- 嫌がることもなく完食をしてくれた
- においがとても良く、高品質なものだというのがすぐにわかる
- 体調がよくなった
- 粒が小さくて食べやすそうだった
栄養価の高い自然派キャットフードは、どうしても嗜好性に劣ってしまい、せっかく与えても食べてくれない場合があります。
しかし、ブルーバッファロー社の「BLUE」を試した多くの愛猫家は、「食いつきがよい」「「飽きずにずっと食べてくれる」「いつもご飯を残す愛猫が初めて完食をしてくれた」という高評価を示しています。
獣医師がおすすめをする高品質なキャットフードでありながら、食いつきの良さも実現しているブルーバッファロー社の「BLUE」が人気なのも納得できるといえるでしょう。
ブルーバッファローの悪い口コミ
大変評判のよいブルーバッファロー社の「BLUE」ですが、悪い口コミ評価もありました。
今回はリアルな口コミや評判をご紹介したいと思いますので、購入をお考えの方はぜひ参考になさってください。
レビューが大変良いので、問題はないだろうと信頼して買ったのですが、うちの子(ミヌエット1歳)は食べてくれませんでした。
ロイヤルカナン長毛用とミックスしてもこれだけを残します。猫の嗜好なのかもですが参考まで。
出典: Amazonレビュー
室内で暮らす猫の理想的な体重維持と毛玉ケアに配慮した、成猫用のキャットフードです。
ウチのニャンコの食い付きも良く毛艶も良くなり毛玉も上手く吐き出せるようです。
ただお高いのが難点でしょうか。
出典: Amazonレビュー
他の方のレビューにもありましたが、うちのネコも即下痢になったので、
様子を見るのもかわいそうだしあげるのをやめました。
食いつきはよかったです。。
友人の家の猫は食いつきもよく、その後もけろっとしていたので、猫によるのかもしれませんね。。。
出典: Amazonレビュー
リアルな口コミの悪い評価をまとめると以下のようになりました。
- 下痢をした
- 食いつきが悪かった
- においがきつく感じた
- 値段が高い
- 粒が小さいため丸呑みをしてしまった
もっとも多かった意見が「値段が高く、経済的に余裕がないと続けるのは難しい」という点です。
栄養価が高く、抗酸化栄養素を豊富に配合し、さらには嗜好性も高いとなると、それだけコストがかかるのは仕方がないことかもしれません。
愛猫のために、品質のよいご飯を提供してあげたい!というのは、どの飼い主でも同じでしょうが、どこまでの予算をさけるかというのはお財布と相談になるのが現実のようです。
また他の口コミとしては「全く食べてくれなかった」「下痢をした」というもの。
こればかりは、どれだけ評判のよいキャットフードだとしても体質に合う、合わないがありますので、仕方がないといえるでしょう。
愛猫が喜んで食べてくれるか、体調に変化は出ないのかというのは、正直食べさせてみないとわかりませんが、今のところ多くの方が満足をしている良質なキャットフードであることに間違いはなさそうです。
ブルーバッファローを実際に愛猫に食べさせてみた
実は筆者もブルーバッファロー社の「BLUE」を愛猫に食べさせたことがあります。
商品はこちらの商品です。
出典: Amazon ブルーバッファロー-キャットフード-ライフプロテクション・フォーミュラ-
我が家の猫は消化器に問題を抱えている子がいるため、消化性のよいキャットフードであり、口コミ評価も高い商品を試してみることにしました。
実際に試してみて良かったところ
実際に食べさせてみて良かったところは、まず大変食いつきがよく、いつもはドライフードをお皿に入れても特に興味を示さない猫が、喜んで食べてくれたというのが大変よかったです。
また、筆者は3匹の猫を飼っているのですが、そのうちの1匹が歯の噛み合わせが悪くドライフードを噛むのが苦手です。
そのため、あまり大きな粒だと上手に食べられないのですが、「BLUE」キャットフードは小粒で食べやすいらしく何も問題なく喜んで食べていました。
さらに、肝臓の数値が悪く体に合わないキャットフードだとすぐに嘔吐や下痢をする猫ちゃんもいるのですが、ブルーバッファロー社の「BLUE」を与えているときは、そのような体調の変化もありませんでした。
ブルーバッファローを辞めた理由
ただ、残念ながら今は「BLUE」キャットフードを与えていません。
理由は、3匹のうちの1匹がなぜか体調不良になったからです。
体質に合わなかったのかもしれませんし、小粒タイプであるため丸呑みをして消化不良を起こしていたのかもしれません。
体調不良の原因は最後までわからなかったのですが、「BLUE」キャットフードをやめたところピタリと嘔吐も下痢も治りました。
どのようなキャットフードでも向き、不向きがありますので、こればかりはどうしようもないのですが、それでもせっかく高品質なキャットフードと出会えたのに残念でならないと思いました。
こちらはいち消費者の意見です。
これから購入をお考えの方は、参考にしていただければと思います。
ブルーバッファローのおすすめ購入方法
ブルーバッファロー社の「BLUE」キャットフードは日本でも評判のよい餌だったのですが、日本支社である「ブルーバッファロー.ジャパン(株)」は日本市場から撤退してしまいました。
2019年10月まではメーカー出荷が可能とのことですが、それ以降は日本市場では入手困難となってしまいます。
現在2019年9月時点では、上記の各通販サイトにて購入可能ですが、こちらの在庫がなくなり次第、販売は終了となるようです。
そのため、どうしてもブルーバッファロー社の製品を手に入れたいのであれば個人輸入をすることになります。
方法としては、アメリカ本社のサイトから購入をするか、専門の業者に依頼をするかになりますが、この場合輸入費や仲介費などがかかるため、必要以上にコストがかかってしまうかもしれません。
そのため、多くのブルーバッファロー愛用者は、違うキャットフードを検討されているようです。
ちなみにブルーバッファロー社の製品に問題があり日本を撤退するのではなく、アメリカ本社の経営戦略の一環として撤退をするのだとか・・・。
今まで「BLUE」を愛用していた方にとっては残念でなりませんが、「BLUE」以外にもおすすめのキャットフードはたくさんあります。
もし、興味のある方はぜひ他の商品もチェックをしてください。
ブルーバッファローは病気に悩む猫の救世主
療法食としてはもちろん、高品質なキャットフードとして評判だったブルーバッファロー社の日本撤退は残念でなりません。
しかし、日本を撤退してもブルーバッファロー社の製品じゃないと駄目だと感じている飼い主さまの中には、個人輸入を検討されている方もいらっしゃいます。
また、ブルーバッファロー社の製品を愛用されていた方は、日本撤退をきっかけに同じ自然素材を使った商品を探している方もいるようです。
ぜひ、ブルーバッファロー社の「BLUE」キャットフードに興味がある方は、サイト内で紹介をしている他のキャットフードもチェックしてはいかがでしょうか?