今、最も注目されている「ココグルメ」は、つい最近発売されましたが、愛犬家たちからの評判が良いドッグフードとして話題になっています。
高価なフードではありますが、愛犬のために1度試してみてはいかがでしょうか。
とは言っても、どんなフードかわからなければ、なかなか手が出しにくいものです。
そこで今回は、ココグルメの内容と実際の口コミや値段まで、まとめてご紹介します!
ココグルメとは?
ココグルメ(CoCo Gourmet)は、株式会社バイオフィリアが手掛けたドッグフードです。
2019年6月に事前予約を行った時では、数日で2000食を超える販売数に達しました。
それまでバイオフィリアはペット関連の情報サービスやアプリサービスを行っていましたが、愛犬家である社長が今までのドッグフードのあり方に疑問を感じ開発された、日本では新しいタイプの総合栄養食フードです。
ここでは、ココグルメについて詳しく知っておきましょう。
獣医師・動物栄養学博士監修の手作りドッグフード
ココグルメは自分で作る必要のない手作り食です。
「本当は愛犬に手作り食を与えたいけど、栄養バランスが心配で結局市販のドッグフードを与えている」という方は多いのではないでしょうか。
ドッグフードにお肉や野菜をトッピングして与えている方もいますね。
現在販売されているドッグフードにはドライフードのほか、レトルトなどのウェットタイプの総合栄養食もありますが、さまざまな加工がされているため、どうしても栄養分が抜けてしまっています。
きちんと栄養のとれた手作り食を食べていた犬と、市販のフードだけ食べていた犬では、寿命が32ヶ月も違うという研究結果(2003年米国)もあるぐらいですから、本当であれば手作り食のほうが愛犬のためにはいいのかもしれません。
しかし、毎日作る大変さはなんとかクリアできたとしても、栄養バランスを考えるのはなかなか難しいですね。
そこで獣医師・動物栄養学博士監修の、フレッシュタイプの手作りドッグフードが作りだされたのです。
フレッシュタイプとは
ドライフードは、製造過程で熱が加えられていることは既にご存知だと思います。
栄養を壊さないために低温で処理するプレミアムドッグフードも販売されるようになり、愛犬のためにそういったフードを選ぶ方も増えていますね。
しかし、レトルトタイプのドッグフードの製造方法はあまり知られていません。
レトルトタイプのドッグフードは、常温で長期保存ができるように無菌化処理(無菌包装)が施されています。
もちろん、私たち人間が口にするレトルト食品も同様のレトルト加工が行われ、無菌化処理自体には何の害もありません。
しかし、無菌包装を行う上で必要なのは、袋を密封した後に115°~120°の高圧釜で30分加熱して殺菌しなければいけないことです。
ドッグフードに含まれている栄養素には熱に弱いものもあり、せっかくの素材の栄養価やビタミンなどが失われてしまっているのです。
ココグルメは新鮮な素材を使用し、必要最低限の熱処理だけで作られたあとに冷凍されるため、素材そのものの栄養を損なうことなく愛犬に与えてあげることができます。
また、水分含有量が50%以上を保ったフードをフレッシュフードとし、日本国内ではまだまだフレッシュタイプのドッグフードは少ないですが、これからどんどん注目されていくのではないでしょうか。
ココグルメの特徴
ココグルメの大きな特徴はフレッシュタイプのドッグフードであることですが、それだけではありません。
ここでは、ココグルメの特徴を見ていきましょう。
着色料・保存料・香料不使用
愛犬のドッグフードを選ぶ上で、添加物の有無は欠かせません。
ココグルメは冷凍することによって菌の繁殖や酸化を防ぎ、酸化防止剤や保存料、香料、着色料などは一切使用していません。
ウェットタイプのドッグフードで無添加ということは難しく、何らかの添加物やレトルト加工などの処理が施されているものがほとんどです。
冷凍だから、フレッシュタイプのドッグフードでも無添加が可能なのですね。
グレインフリー
ココグルメのドッグフードはグレインフリーです。
グレインフリーを謳っている多くのドッグフードには、豆類が含まれています。
本来、穀物とはイネ科とマメ科の植物を指しますが、ドッグフード業界では豆類は穀物に値しないという定義があるため、グレインフリーのフードでも使用されています。
ココグルメには、小麦や米、豆といった穀物は一切使用されていないため、完全なグレインフリーのフードです。
穀物アレルギーの心配があるワンちゃんでも安心ですね。
ヒューマングレード
ココグルメはヒューマングレードのドッグフードです。
人間も美味しく食べられると公表しているように、ドッグフードの品質基準ではなく食品同様の品質基準で作られています。
愛犬が毎日口にするものだからこそ、人間同様の品質基準で安全なフードにこだわっているのは、愛犬にも嬉しいですね。
製造・保管もヒューマングレードで
ココグルメは食材だけでなく、調理・製造から保管・配送まですべてヒューマングレードにこだわっています。
いくら原材料がヒューマングレードでも、製造する工場の衛生管理基準が低ければ意味がありませんね。
もともとドッグフードの衛生基準は、人間の食品の衛生基準より低いものです。
ココグルメでは、それらもすべて人間の食品同様の徹底した衛生管理で行っています。
ココグルメの原材料と成分
愛犬のフード選びで大切なのは、原材料を知ることです。
いくらココグルメが無添加なフードとは言っても、本当に気になる原材料は使用されていないのでしょうか?
ココグルメには現在2種類のフードがあります。
ここでは、ココグルメの原材料と成分を見ていきましょう。
チキン&フレッシュベジタブル
【原材料】
鶏肉(皮つきむね肉、ぼんじり、レバー)、さつまいも、かぼちゃ、にんじん、小松菜、菜種油、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素、セレン、硫黄、フッ素、ホウ素、クロム、モリブデン)、オリゴ糖(ラフィノース、ショ糖)、ビタミン類(A、C、D、E、B1、B2、B3、B6、B12、葉酸、パントテン酸)
【成分】
タンパク質 10.9%以上 脂質 10.3%以上 カロリー 175kcal/100g
ポーク&ブロッコリー
【原材料】
豚肉【バラ肉、ロース、レバー)、さつまいも、ブロッコリー、かぼちゃ、菜種油、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄、銅、亜鉛、マンガン、ヨウ素、セレン、硫黄、フッ素、ホウ素、クロム、モリブデン)、オリゴ糖(ラフィノース、ショ糖)、ビタミン類(A、C、D、E、B1、B2、B3、B6、B12、葉酸、パントテン酸)
【成分】
タンパク質 12.1%以上 脂質 12.2%以上 カロリー 168kcal/100g
ミネラル類やビタミン類について
ココグルメは総合栄養食です。
原材料はシンプルで、特に問題はありませんね。
しかし、ミネラル類やビタミン類という言葉に、不安を感じた方もいるのではないでしょうか。
犬に必要な栄養基準というのは、食材の摂取からだけでは難しいものもたくさん含まれています。
どんなに高価なプレミアムドッグフードでも、ミネラルやビタミンなどは付加しなければ総合栄養食の基準を満たすことはできません。
ココグルメにもミネラルやビタミンが付加されていますが、人間の食品で使用されている海藻由来のものなので安心ですね。
ココグルメの評判は?
これまでココグルメについて見てきましたが、気になるのは実際に使用した人の口コミではないでしょうか。
ココグルメは評判の良いフードではありますが、6月に販売開始されてからまだ間もない商品です。
新商品であるにも関わらず高い評判を得ているココグルメにはどんな口コミがあるのか、ココグルメの評判をご紹介します。
良い評判
いつものフードと一緒にあげたら、とても美味しいらしく、あっという間に完食しました!
引用: twitterレビュー
手作りよりも健康的なヒューマングレードで作られたご飯
すごい食いつきようで(笑)
獣医さん監修でフレッシュタイプの犬用完全栄養食が毎月届くんです
少しでも長く楽しい時間を一緒に過ごしたい
引用: instagramレビュー
こんなに喜んで食べてくれるのは初めてで驚き!
引用: instagramレビュー
野菜やお肉もゴロゴロ入ってて、普通に美味しそう
食いつきもいい感じでした!
引用: instagramレビュー
お試しでポークとチキンを買って見たけど
びっくりするくらいがっついて食べてくれます
なんだか幸せな気分になった私です
引用: instagramレビュー
ココグルメの口コミには、食いつきがいいことが書かれているものがたくさんありました。
評判が良いのはヒューマングレードで無添加なだけでなく、愛犬が美味しそうに食べてくれることも関係しているようですね。
悪い評判
ココグルメに悪い評判はありませんでした。
あえてあげるならば「値段が高い」ということぐらいで、ココグルメの悪い口コミはまだ見受けられません。
まだ知名度が低いこともありますが、今のところ購入した人はみんな満足しているようです。
ココグルメは高価?
ココグルメの悪い評判でもあげたように、ココグルメは値段の高価なドッグフードです。
ヒューマングレードを使用した原材料やフレッシュフードであること、製造や保管・配送まですべてヒューマングレードにこだわっているからこそ、コストがかかってしまうので仕方のないことではありますが、高価なドッグフードでは愛犬が食べるか食べないかを判断するにはちょっと壁が高いですね。
ここでは、ココグルメの価格や購入方法、お試しフードについてご紹介します。
ココグルメの価格
ココグルメの価格は、2.1kg(150g×14袋入り)で初回購入が4,480円+送料です。
定期購入した場合の2回目以降は4800円+送料、通常購入であれば5,600円+送料となります。
高タンパク・低脂質なフードで水分も多く含まれているため、1日に摂取するフードの量はドライフードよりも多くなるため、2.1kgもあったら十分!と思っている方は、給餌量の目安を参考に考えてみてください。
【給餌量の目安】
1kg | 40~46g×2回 |
---|---|
3kg | 65~77g×2回 |
5kg | 90~106g×2回 |
7kg | 114g~135g×2回 |
9kg | 139kg~164g×2回 |
単純に体重3kgの犬が毎日ココグルメを食べ続けた場合、2.1kgでは2週間でなくなってしまいます。
そう考えると、1ヶ月のフード代は10,000円を超えてくるため、かなり高価な値段のフードといえるでしょう。
ココグルメの購入方法
ココグルメは現在、公式サイトからの購入しかできません。
公式サイトを除くと、2.1kgの初回お試し価格は1,980円の送料無料となっており、同時に定期購入申し込みを行っておけば2回目以降からは4,800円+送料となっています。
1日100名限定で7日間お試しフードもあり、1kgが980円の送料無料で購入することができますが、同時に定期申し込みを行えば980円が無料となり、実質0円で試すことができます。
お試ししてみて食べないようであれば、次回の配送予定日の7日前までに電話をすれば解約することもできるため、試す価値はあるのではないでしょうか。
無料お試しで同時に定期申し込みを行った場合は、次回が4480円+送料となっています。
よくある定期購入による回数の縛りがなく、いつでも休止や解約がOKなのは嬉しいですね。
公式サイトでは、愛犬の犬種や体重、健康状態を入力すれば、1食に必要な給餌量とおすすめの与え方がすぐに見れるようになっているので、とても便利ですよ!
ココグルメ公式サイトはこちらココグルメのデメリットも考えて上手に活用
愛犬にココグルメを毎日与えるのは、デメリットもあります。
もちろん、値段が高い!ということもありますが、ドライフードを食べなくなってしまうことはもしもの時に困りますね。 災害大国の日本では、いつ何が起こるかわかりません。
ココグルメは冷凍保存が可能ですが、常温保存はできません。
長期停電になったら?
地震などで避難所生活になったら?
ドライフードやレトルトフードに頼ることになると、栄養の偏りも心配です。
同じフードばかり食べていれば栄養の偏りが出てくることは明らかで、現在はフードローテーションの必要性があることは多くの愛犬家たちの中で知られています。
ココグルメは良いフードですが、他のフードと上手に活用することをおすすめします。
ココグルメの保存方法
ココグルメはフレッシュタイプのドッグフードです。
冷凍なのでクール便で配送されてくるため、受け取ったら冷凍庫に保存しましょう。
未開封であれば冷凍庫で1年保存できます。
基本的には1袋150g入りなので、開封して余ってしまったものは袋の口をクリップで留めるなどして密封し、冷蔵庫で保存して2日以内に食べきるようにしてください。
ココグルメの解凍方法
ココグルメを愛犬に与える際は、翌日に与える分だけ冷蔵庫に移してゆっくり解凍させます。
すぐに与えたいときにはぬるめのお湯(40°前後)に30分程度浸せば解凍できます。
電子レンジなどは素材の栄養素が失われてしまうため、使用しないように注意してくださいね。
ココグルメは評判の良いフード|まとめ
今回は、愛犬家に評判の良いココグルメについてご紹介しました。
実際の口コミでも、評判が良いことはうかがえますね。
とても値段が高価なフードではありますが、いつものドッグフードに混ぜたり、愛犬の特別な日のご馳走にしてみたり、フードローテーションの1つとして与えてみてはいかがでしょうか。