白いオウム

初心者でも分かる鳥の飼い方まとめ!注意点やトイレのお世話について

鳥のトイレのお世話や、飼い方をご存知でしょうか。飼育してみないと意外とわからないことが多いですよね。鳥は毎日の掃除や放鳥といったお世話が必要です。今回の記事では、初心者向けに注意点を含めて網羅的にご紹介しています。

鳥は飼いやすいペットなので、ペット飼育の初心者でも飼いやすい動物ですが、飼い方の注意点やトイレのお世話など、意外にあまり知られていません。

今回は初心者でも分かるように、鳥の飼い方をまとめてご紹介します!

ここでは 基本的に、一羽で飼育することを前提にお伝えしていきますのでお世話の仕方をマスターして、鳥と仲良くなりましょう。

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飼い方①飼う鳥とケージを決める

青いオウム

まずは新しい家族になる鳥を決めますね、その時同時に鳥のお部屋、つまりケージも決めましょう。

ケージは鳥の安全を守ってくれる大事な物です。
鳥がストレスを感じないよう、ゆとりのある大きさを選ぶ事が適切です。

小型の鳥の場合

インコや文鳥など小型の鳥をお迎えする場合は、一辺が35cmくらいの大きさのケージや鳥かごを選びましょう。

鳥が小型だからといって小さいケージを購入してしまうと、止まり木などの備品を設置後に窮屈に感じてしまいます。

ケージの大きさは、設置する備品の大きさと、鳥が羽を広げたときのバランスを考慮しましょう。

羽を広げても、餌入れなどの備品に当たらないような大きさのケージを選んでください。

中型・大型の鳥の場合

フクロウやオウムなど、中型から大型の鳥をお迎えする場合は一辺が45cm、大型の鳥なら高さに関してはできれば60cmあるケージを選ぶようにしましょう。

ケージの大きさはあくまでも目安なので、小型の鳥と同様、羽を広げたときでも窮屈にならないような大きさのケージを選んでください。

飼い方②ケージに設置する備品を決める

ケージを購入するときに、止まり木・エサ入れ・水入れがセットで付いているかを確認しましょう。
セットに含まれていないのなら、この三つは最低限購入してください。

ペットヒーターなどはセット販売されていないことが多いので、必要であれば別途購入する必要があります。

止まり木

鳥が寝たり、遊んだり、運動ができるようにするため、止まり木は2本あるのがおすすめです。

鳥の動きを阻害しない位置に配置しましょう。
設置したらご飯をきちんと食べられるか、羽をきちんと広げられるかということを確認しながら位置の調整をしてあげてください。

餌入れ・水入れ

餌入れは鳥の大きさに合った物を選びます。

小型の鳥なのに大容量タイプの餌入れを購入してしまうと、ケージが狭くなってしまい、鳥の運動スペースが限られてしまいます。

止まり木でくつろいでいるときに飲食できる位置に設置してあげるのが適切です。
ただし、足場付きの餌入れを購入すれば、止まり木は必ずしも近くに配置する必要はありません。

ペットヒーター

鳥はどちらかというと寒さに弱い動物です。

室温が20度を下回ってしまうようであれば、ペットヒーターの購入も検討しましょう。

体力の少ないヒナや高齢の鳥、そして鳥の体調が悪い時は、できれば室温を30度くらいに設定してあげるのが望ましいです。

トイレは必要ない!

鳥のケージにはトイレは必要ありません。
ケージにはフン切り網が付いているためケージ全体がトイレの代わりになります。

掃除を少しでも楽にするため、フン切り網の下には新聞紙やキッチンペーパーを入れるのがおすすめです!

飼い方③毎日のお世話について

ケージの中のインコ

ペットを飼育する以上、必ず毎日ケージのお掃除と、放鳥をしてあげましょう。
やり方について詳しくご説明します。

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毎日の掃除

基本的には毎日掃除が必要です。
フン切り網の下に敷いている新聞紙やキッチンペーパーの交換はもちろん、餌入れなどの備品を洗いましょう。
簡単に落ちる汚れなら、ウエットティッシュなどで一拭きします。

1日でかなり汚れるので、初心者さんは初めて見るときはフンや餌の殻の多さにびっくりするかもしれません。
毎日掃除してキレイを保ってあげましょう。

放鳥

鳥のストレス予防と運動不足解消のために放鳥をします。

鳥の安全のために、ドアや窓がきちんと閉まっているか確認してから放鳥します。
放鳥のときはどこでもフンをしてしまうかもしれませんが仕方がありません。

どうしてもフンが気になるなら、鳥用のオムツであるフライトスーツの購入も検討しましょう。

着用するのに慣れが必要かもしれませんが、フンが落ちるのを防ぐことができます。

飼い方④トイレのお世話について

先ほど少しお伝えしましたが、鳥のケージの中に備品としてトイレを設置する必要はありません。

ここでは飼い方の中でもトイレのお世話についてフォーカスして、詳しくご説明します。

フン切り網とその下の掃除

鳥にとっては、ケージ全体がトイレのようなものです。
つまり、トイレのお世話とはケージに付属しているフン切り網を掃除する、ということです。

フン切り網についた汚れをウエットティッシュなどで毎日拭き取り、汚れがこびりついてしまった場合は、歯ブラシでこすって汚れを落とします。

また、フン切り網の下に敷いている新聞紙やキッチンペーパーを交換しましょう。

フン切り網を使わない方法も

フン切り網は文字通り網なので、少々掃除するのが面倒なため、フン切り網を外して鳥を飼育している人も多いようです。

網が無いだけで、掃除はかなり楽になりますが、網を無くしたことで、鳥の足場が悪くなったり動きにくそうになったりしたら、掃除の手間はありますがフン切り網は元の位置に設置してあげてくださいね。

鳥の飼い方における注意点

鳥を飼育する注意点を2つご紹介します。

注意点としては、

・つがいで飼育すること
・他のペットとの共存すること

どちらもいけない事ではありませんが、飼育する前に慎重に考えることが大切です。

つがいで飼うのは慎重に

注意点の1つ目として、つがいで飼育することについてお伝えします。

雌雄で飼育し、繁殖に成功すると、可愛いヒナの飼育もすることができますが、卵の孵化も含めて、ヒナのお世話はとても大変です。

数時間おきにご飯を用意し、スプーンなどで与えなくてはいけません。
ただ、ヒナは本当に可愛いですし、お世話はやりがいがあります。

つがいで飼うなら、ヒナの飼育に時間を割けるのか、しっかりと考えましょう。

他のペットとの共存も慎重に

鳥と他の動物を一緒に飼う事はできるのでしょうか?
例えば、猫にとって鳥は獲物なので相性が悪く、本来は共存に向いていないとよく言われています。

他にも犬やフェレットなども鳥にとっては相性がよくないので、できれば別室で飼育しましょう。

ただ、飼育に慣れている犬や猫と鳥が仲良く共存することができる場合もあります。
こればかりは個体の性格次第なので、同室で飼育するかどうか、飼い方は飼い主が判断するしかありません。

鳥の飼い方を理解して、鳥と仲良しになろう

鳥は人懐っこい個体が多いので、飼い主によく懐きます。
毎日愛情をたっぷり注いでお世話をしてくださいね。

毎日の掃除は大変ですが、その分きっと鳥と仲良くなることができますよ。

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