猫の飼い主さんの皆さん、猫と十分に遊んであげていますか?
そして、猫のおもちゃ、使っていますか?
猫がおもちゃで遊ぶことは、猫が楽しいだけでなく、他にも重要な意味があるんですよ。
これから、猫のおもちゃグッズ、そしてその遊び方やコツなどをご紹介します。
とっても有意義な情報なので、是非ご覧ください!
おもちゃはなぜ必要なの?
猫は眠っている時間が長く、好きなことをして、勝手気ままに過ごしているているように見えます。
しかし、猫にはおもちゃが必要です。
その理由を探ってみましょう。
ストレス解消ができる
猫はストレスにとても弱いと言われています。
猫がストレスを感じてしまうと、食欲が低下したり、便秘や下痢をしたり、健康に害を及ぼしてしまいます。
おもちゃでストレスを解消ができれば、猫の心も安定し、噛みつきや粗相の改善の可能性もあります。
猫は話すことができませんので、ストレスを感知してあげるのはとても難しいことですが、おもちゃで遊ばせて、ストレス解消を心がけたいものです。
運動不足解消ができる
猫はご存知の通り、寝ることが大好きな動物。
室内飼いの猫は運動不足になりがちです。
結果、肥満になりやすい傾向にあります。
おもちゃで興味を引いて体を動かしてくれれば運動不足解消になり、ダイエットにもつながります。
スキンシップがとれる
スキンシップのひとつとして、おもちゃを活用して一緒に遊ぶことはとても有効です。
猫と飼い主さんとの絆が自然と深まります。
一緒に遊ぶことで、猫も飼い主さんを自分の仲間として信用してくれますし、何よりかわいい姿を見ることができて、飼い主さんもうれしいですね。
認知症が防止できる
室内飼いをされている猫は安全な環境で過ごせる反面、のんびりと刺激の少ない生活を送っています。
刺激が少ない日々を過ごしている猫は、認知症のリスクが高くなることもがあります。
おもちゃで刺激を与えることは、脳が活性化され、認知症の予防に繋がるコツでもあります。
猫のおもちゃを選ぶポイント
猫のおもちゃをいざ買おうと思っても、自分の猫がどんなおもちゃグッズで喜んでくれるのかわからず、迷ってしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。
そんな方に向け、おもちゃの選び方のコツを3つ挙げてみました。
まずはこの3ポイントを基準に選んでみてはいかがでしょうか?
愛猫のおもちゃの好みを知る
ここ数年の猫ブームで、以前に 比べ、猫のおもちゃも今や比較するのが大変なくらいの多種類が置かれています。
猫のおもちゃも、おしゃれな色合いや形、インスタ映えするものなど、飼い主から見てもかわいいものが増えてきました。
猫の飼い主さんには、うれしい猫ブームですよね。
人気のおもちゃは何だろう?我が家の猫はどんなおもちゃを喜んでくれるのだろう?これはとても知りたいことですよね。
猫が喜んで遊んでいる姿を見たくて買ってきたのに、見向きもしてくれなくてがっかり、なんていうことは猫の飼い主さんのあるあるです。
愛猫のおもちゃの好みを探ってみてください。
ひとつのおもちゃしか与えずに、「家の猫はおもちゃでは遊ばない」と判断してしまうのは安直です。
さまざまなおもちゃのタイプを試して、自分の飼っている猫がどのようなおもちゃへの食いつきがいいのか観察してみましょう。
小さいサイズのおもちゃはNG
小さなサイズのおもちゃは、誤飲の危険性があります。
おもちゃがのどに詰まってしまうと、大変なことになってしまいます。
特に好奇心が強い子猫の時期は、どのようなおもちゃにも興味を示しますし、すぐに口に入れます。口にすっぽり入ってしまうサイズのおもちゃは避けるようにしましょう。
耐久性を確認する
猫には狩猟本能がありますので、おもちゃとは容赦なく、本気で遊びます。
そのため、あまり丈夫ではないものですと、すぐに壊れてしまいます。
筆者も過去に、与えてものの5分で壊れてしまったおもちゃが数多くあります。
購入するときにコストがかかっても、長い目で見れば、壊れにくいおもちゃを購入することをお勧めします。
猫が喜ぶおもちゃオススメ4選と遊び方のコツ
実際にどのようなおもちゃなら猫は喜んでくれるのでしょうか。
オススメのおもちゃを、タイプ別に選んでみました。
そしてそのおもちゃの遊び方やコツも説明しています。
これを参考にして、あなたの愛猫にぴったりのおもちゃを見つけてくださいね。
猫じゃらしタイプ
棒の先にぬいぐるみや羽根、リボンなどがついているオーソソックスなタイプのおもちゃグッズです。
釣竿のようになっており、飼い主さんが動かして、猫の興味をそそります。
棒の先についているものがまるで生きているかのように動かし、見せかけて、それを捕まえようと猫が必死に食らいついてきます。
その遊び方は、上下左右に放物線を描くように動かすのがコツです。
猫の上でするのがいいでしょう。
急に動かしたり、遅く動かしたり動きに強弱をつけ、ランダムな動きをさせます。
そうすることで猫に飽きがきません。
そして、ただ走り回らせるだけでなく、合間に猫にジャンプさせることでカロリー消費も大きくなります。
また、追いかける時間だけでなく、狙いを定める時間も刺激を感じる瞬間です。
すぐに捕まえさせるのではなく、焦らしてみてください。
そして最後には必ず捕まえさせてあげてください。
満足感を得てもらうように、最後は必ずゲットさせて終わらせましょう。
捕まえられずに終わると、猫の方も不完全燃焼で逆にストレスを感じてしまうかもしれません。
光で遊ぶタイプ
光線を出す猫のおもちゃグッズです。
万が一、猫の目に光が当たってしまったとしても安心な、LEDのものを選んでください。
遊び方は、その光を猫が追いかけるという単純なものです。
ですが、猫が目の色を変えて必死に光を追いかけている姿は、見ているほうもとても楽しく、笑いが止まりません。
床や壁など、いろいろなところに光を向けるのがコツです。
そうすると、あちこちにジャンプするため、消費カロリーも、猫の運動量も多くなります。
キャットウォークやキャットタワーがあるお宅では、そこに向かって光を当てるのもおすすめです。
光は当然のことながら、追いかけても捕まえることができませんよね。
狩猟本能のある猫ですから、実際に捕まえることができないと、満足感を得られないのです。
最後には、ねこじゃらしなど捕まえるのが可能なおもちゃグッズで遊んであげて、実際にゲットさせ、遊びを完結させましょう。
トンネルタイプ
猫たちは狭い空間が大好きです。
そして、トンネルのように狭い空間を見つけると、猛ダッシュして中に入ってきますね。
飼い主さんが何をしなくても、出たり入ったりして猫が勝手に遊んでくれますが、中にボールなどを入れてあげると、より楽しんでくれます。
中に猫がいるときは、外側からトンネルをツンツンしてみたり、途中に穴が開いている場合は、そこから猫じゃらしを動かして見せてみてください。
これはかなり興奮するようです。
筆者の猫も、初めの頃は狂ったように遊んでいました。
最近は慣れたのか随分と落ち着いてきましたが、それでも、中に入って寝たりかなり気に入っている様子です。
注意していただきたい点は、トンネルの中に紐がついているおもちゃがあります。
引きちぎり、間違えて飲み込む危険性があるので、そうならないように注意深く見守ってあげてください。
多頭飼いの場合は、トンネルの中で喧嘩が勃発する可能性があります。
トンネルの中では、弱い方の猫は逃げ場がなくなってしまうようです。
飼い主が目を離さなければならないときは、トンネルはしまっておきましょう。
ボールタイプ
猫は本当にボールも大好きです。
よくもまあ、ボール一つでこんなにも飽きずに遊べるものかと感心してしまうほどです。
愛猫のサイズにぴったりのボールを見つけてあげましょう。
猫によっては、転がすだけでは興味を持ってくれないことがあります。
その時は遠くに投げてみて、追いかけさせてください。
また、アルミホイルを巻きつけることで、カシャカシャした音が出ますので興味を倍増させることが可能です。
気を付けることは、ボールを追いかけたまま狭い隙間に入ってしまい、出られなくなること。
筆者にも一度経験があります。
猫って信じられないほど、狭いスペースに入ることができるんですよね。
このようなことがないよう、飼い主が見ているときに遊ばせるようにしましょう。
猫と楽しくなれるおもちゃでの遊び方のコツをグッズごとにご紹介!
愛猫がおもちゃで遊んでいるときはたまらなく可愛く、シャッターがとまりませんよね?
上手くグッズを利用して、飼い主さんの自己満足にとどまらず、猫が楽しく、そして効果がある遊び方をしたいものです。
愛する猫が満足げに遊んでいる姿を想像しながら、あなたの猫に合ったおもちゃをぜひとも見つけてあげてください。