セイシェルワを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
セイシェルワというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はセイシェルワという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、セイシェルワの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
セイシェルワの基本情報
- 原産国、地域イギリス
- 一般的な体重3~5kg
- 一般的な体高25cm
- 平均寿命10~15年
- 平均値段日本国内での入手は困難なため値段は不明で、海外のブリーダーから輸入する必要があります。
セイシェルワの名前の由来
フランス語で「セイシェル諸島の」という意味です。
セイシェルワの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
セイシェルワにはどのような歴史はがあるのでしょうか?100以上の島々からなるセイシェル共和国にいる土着の猫の特徴(頭部と尻尾に大きな班や柄があり、短毛から中毛でほっそりした外見)を模して、1980年代にイギリスの繁殖家パトリシア・ターナーがバイカラーのペルシャとシャム、オリエンタルを交配させて作出しました。
2005年にはFIFe(FEDERATION INTERNATIONALE FELINE)に登録されましたが、他の登録団体のほとんどは未だにセイシェルワを新種と認めていません。
セイシェル諸島の土着の猫を模倣して作られたものであり、交配には実際にセイシェル諸島の猫を用いていないため、遺伝子プールの拡大にも寄与していないと考えられているためです。
現在ではサイミアーズのバイカラーと、サイミアーズの長毛種であるバリニーズを合わせてセイシェルワと呼び、同じカテゴリーに分類しています。
セイシェルワの性格や特徴
セイシェルワには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでセイシェルワの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
セイシェルワの特徴や性格にはどんなものがある?
逆三角形の頭にストップのほとんどない真っ直ぐな鼻筋、大きめの耳にアーモンド形でやや吊り上っている明るい青い目が特徴です。
シャムの影響で、やや斜視気味の個体もいます。
体型はスレンダーかつ筋肉質のフォーリンタイプで、手足も細長く、手足の先は卵型で、しっぽは先に向かって細くなっています。
地色が白でしっぽに色が入るのが特徴で、カラーパターンによっていくつかの亜種に分類されます。
足、頭、ボディに大きなまだら模様が入るセチエーム、頭、足、脇腹にすべて同色のまだら模様が入るユイチエーム、頭と足だけに小さなスプラッシュ(水がはねたような輪郭のはっきりしない模様)が入るヌーヴィエームです。
短毛と中毛~長毛がいますが、長毛種は珍しいです。
性格はシャムの影響が大きく、好奇心が強く大変賢いです。
ただしシャムのようによく鳴くことは少ないでしょう。
また、やや繊細で愛情深く、家族と一緒に過ごすことを好みます。
子供や他のペットとも仲良くできます。
セイシェルワのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
セイシェルワの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:やんちゃで遊び好き、好奇心旺盛活行動的な傾向にあります。
メス:気まぐれでクール、しっかりした性格の子が多い傾向にあります。
セイシェルワをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
セイシェルワの価格相場は、日本国内での入手は困難なため値段は不明で、海外のブリーダーから輸入する必要があります。です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
セイシェルワの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
セイシェルワの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
セイシェルワの毛色にはどんなものがある?
セイシェルワの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
セチエーム、ユイチエーム、ヌーヴィエームなどです。
セイシェルワのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
セイシェルワのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
現在調査中
セイシェルワに似た猫種
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交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
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セイシェルワの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
セイシェルワに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
シャムとオリエンタルの影響から若いうちはとても活発です。
動き回ることのできる広いスペースを用意してたくさん遊んであげる必要があります。
性格は依存心が強く、一人でいる時間が長いとさびしがりストレスになることもあります。
長時間の留守は避けるかもしくは多頭飼いをしてあげることで、そのようなストレスを回避してあげましょう。
被毛の手入れは、短毛の場合毛の手入れは週に1回くらいのブラッシングで十分です。
中毛~長毛の場合は週に1~2回程度のブラッシングが必要でしょう。
セイシェルワは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
セイシェルワにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
セイシェルワの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
筋肉量が多く、引き締まった体型の維持のために、高タンパクのご飯がおススメです。
また、美しい被毛の維持のためにも、消化性の高いタンパク源(魚、ラム、馬、七面鳥、アヒルなど)を原料に使用したものを選ぶとよいでしょう。
また、被毛の健康の維持のために、ビオチン、パントテン酸、イノシトール、ナイアシン、コリン、亜鉛、EPA、DHAなどが含まれたご飯が望ましいです。
また、消化管の維持のために腸内細菌バランスを考えたもの、尿石症の予防のためにミネラル成分を調整したものを選んであげることでさらに健康の維持に役立つでしょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
セイシェルワの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
セイシェルワの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約3000円~10000円程です。
セイシェルワのお風呂のペース
セイシェルワのお風呂のペースは、基本的に必要なし、汚れが気になるとき、もしくは多くても1ヶ月に1回程度が理想です。
セイシェルワにおすすめのグッズ
セイシェルワを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
毎日ほどよい運動を取り入れるために、キャットタワーや追いかける動きのできるおもちゃ(猫じゃらし、ボール、レーザポインターなど)を用意してあげましょう。
また、体の手入れのためにも爪とぎ、ブラシ、コームなども必要です。
猫は狭い場所にいると落ち着くので、ドーム型のベッドなども用意してあげるとよいでしょう。
動物病院への通院のために、キャリーバッグも必要です。
キャリーバッグに入りたがらない子は洗濯ネットでも代用できます。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
セイシェルワの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
セイシェルワの平均寿命は10~15年です。
セイシェルワのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
セイシェルワがかかりやすい病気
セイシェルワがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
難聴、斜視、糖尿病、下部尿路疾患、腎不全、猫風邪、猫免疫不全ウイルス、猫白血病ウイルス感染症、猫汎白血病減少症、猫伝染性腹膜炎、猫伝染性貧血、甲状腺機能亢進症、肥大型心筋症、毛球症、胃腸炎、内部寄生虫症、巨大結腸症、悪性腫瘍、皮膚糸状菌症、皮膚炎、疥癬、耳疥癬、結膜炎、角膜炎、外耳炎、口内炎、歯周病
セイシェルワのよく使う薬・サプリ
整腸作用を目的として乳酸菌入りのもの、免疫システムの向上のためにL-リジンが含まれるもの、毛球症の予防に流動パラフィンやグリセリン・ワセリンが含まれるもの、下部尿路疾患の予防を目的としてDL-メチオニンやクランベリーが含まれるものなどが使用されます。
また、腎疾患になってしまった場合にはリンの吸着剤が含まれるものがよく使用されます。
セイシェルワの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
健康であっても、毎年混合ワクチンに6,000円、ノミ・寄生虫予防に10,000円ほど必要です。
健康診断を行う場合はここにプラス5,000円ほど追加されます。
他にも病気、例えば猫に多い尿路結石になってしまった場合は治療としてカテーテルによる排尿作業に5,000~10000円程度、手術になってしまった場合30000~100000円程度、慢性的なものの場合療法食として3,500円~/月、ここに診察費や検査代、薬代などで10000円程度が追加されます。
セイシェルワを飼っている主な著名人
現在調査中
セイシェルワに関するまとめ
セイシェルワの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
飼い主に従順で愛情深いことから、猫と積極的にコミュニケーションをとりたい方にはおススメです。
外交的で他のペットや子供とも仲良くできるので、犬や他の猫のいる家庭でも飼育することができるでしょう。
寂しがり屋なので留守の多い家庭には向いていません。
日本では情報の少ない新しい品種なので、何か起こってしまったときに対応策をとれない猫の飼育初心者の方はやめておいたほうが良いと言えます。
また、日本にいるかぎり生体の入手が困難を極めるので、日本国内では別の品種の猫を飼うのが妥当でしょう。