チートーを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
チートーというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はチートーという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、チートーの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
チートーの基本情報
- 原産国、地域アメリカ
- 一般的な体重6.5~10kg
- 一般的な体高30~45cm
- 平均寿命13年前後
- 平均値段800$前後+20~30万円(海外輸送料等)
チートーの名前の由来
独特な斑点模様やワイルドな見た目がチーター(cheetah)に似ていることから、チートー(cheetoh)と名付けられました。
チートーの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
チートーにはどのような歴史はがあるのでしょうか?チートーの歴史はまだ浅く、ブリーダーの手で繁殖が始まったのは2002~2003年と言われています。
見た目がワイルドかつ家庭でも飼いやすい猫を誕生させようとしたのがきっかけのようです。
見た目や性格もワイルドなヒョウ柄のオシキャット、ワイルドな見かけに似合わず穏やかな性格のヤマネコ系のベンガルを掛け合わせて交配させた結果、目標とする猫が誕生しました。
チートーが品種として認められたのは2004年、その後SBTでもチートーが認定されました。
チートーの性格や特徴
チートーには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでチートーの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
チートーの特徴や性格にはどんなものがある?
見た目に反して驚くほど社交的で穏やかな性格の持ち主です。
そのうえ賢く順応タイプなので、とても飼いやすく犬のように懐きます。
また、飼い主に甘えたがりな面もあり構って欲しい猫です。
他の動物にも優しく接することができるので、先住ペットや後輩ペットがいても安心です。
ただ他の猫に比べて体が大きく、交配元のベンガルやオシキャットよりも重たく体高もあります。
飼い猫の中でももっとも大きな猫とされています。
体格は筋肉質でずっしりとしています。
短毛で太めの毛ですが、模様はとても特徴的で絨毯のような柄です。
スポットや縞模様が折々に散りばめられている変わった模様も魅力のひとつです。
手触りも滑らかで気持ちの良い感触を持っています。
チーターのような歩き方は野生的そのもので、とても格好良い猫です。
チートーのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
チートーの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:甘えん坊で飼い主にべったりな一面があります。
筋肉質でがっしりとしているので見た目はちょっと恐いかもしれませんが、穏やかでとても懐っこいので大丈夫です。
メス:オスに比べて一歩後ろに引いて物事を見る傾向があるため、オスほどべったりとすることはありませんが、それでも他の猫種に比べると甘えたがりです。
メスといえど、やはり少し大きいのが特徴です。
チートーをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
チートーの価格相場は、800$前後+20~30万円(海外輸送料等)です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
チートーの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
チートーの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
チートーの毛色にはどんなものがある?
チートーの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ブラック・ホワイト・ブラウン・シルバー・ナモン・ブラウンマーブル・ブラック&ブラウンなどがあります。
チートーのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
チートーのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
現在調査中
チートーに似た猫種
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交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
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チートーの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
チートーに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
賢いのでしつけがしやすく、ダメなことはダメと厳しく言ってあげると学習してくれる猫です。
ただし、叱るときは悪さをしているときに叱らなければなりません。
後で怒られても一体何に対して怒られているのか分からないため、混乱してしまいます。
また、過度な叱り方は猫との信頼関係を崩してしまうため、短く「ダメ」と一言言うのが大切です。
また、ブラッシングも頻繁にしなくていいので飼い方も比較的楽です。
換毛期の前後にしてあげる程度でも構いません。
飼い主に構って欲しい犬のような猫なので、時間の許す限りしっかりと相手をしてあげてください。
子どもや他の動物とも仲良く遊べるので、大きいからといって恐れることはありません。
愛情深いチートーなので、上手に相手をしてくれます。
チートーは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
チートーにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
チートーの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
体が大きいのでフードも良く食べますが、食べさせすぎると肥満になります。
ですが体格にそったカロリーも必要なため、成長段階に応じたフードの調節が必要です。
基準道通り与えても物足りなさそうでしたら、ローカロリーのものを多めに与える方法も良いでしょう。
また、チートーは膝関節脱臼などになる可能性があるため、グルコサミンやコンドロイチンなど関節に効果のある栄養が入っているものを推奨します。
健康面にも優れている猫ですが、体が大きい分寿命も短くなる可能性があるため、7歳を過ぎた頃には老化防止のオメガ3系脂肪酸やオリゴ糖が配合されているものを食べさせましょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
チートーの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
チートーの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約3000~6000円程です。
チートーのお風呂のペース
チートーのお風呂のペースは、短毛で無臭なので特にお風呂は入れなくても良いですが、汚れたときや換毛期での抜け毛が気になる際はお風呂に入れても良いでしょう。
チートーにおすすめのグッズ
チートーを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
体が大きいことを考えると、キャットタワーやキャットウォークは丈夫なものを選ばなければなりません。
体重に耐えられるようなしっかりとした素材のものを選びましょう。
また、体が大きいためトイレはドーム型の方が失敗をしにくいためおすすめです。
ドームではないフラットなものを選ぶと、体がおさまらずトイレ内に排せつ物が上手にできない可能性があります。
飼い主の負担が増えないためにも、中に入って排泄が出来るものか大きめのサイズのものを選ぶのが望ましいです。
また、体が大きいので狭い家では飼いにくいです。
チートーがのびのびと暮らせる部屋の広さを用意しましょう。
遊びが大好きなためおもちゃも欠かせません。
飼い主と遊べてコミュニケーションが取れるような玩具を選ぶと喜びます。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
チートーの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
チートーの平均寿命は13年前後です。
チートーのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
チートーがかかりやすい病気
チートーがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
膝関節脱臼、白内障、緑内障、尿結石
チートーのよく使う薬・サプリ
関節疾患対策・予防にグルコサミンとコンドロイチン、目の健康維持対策・予防にルテインやアントシアニンやL-リジン、結膜炎や角膜炎対策・予防に抗菌点眼液(抗生物質)や抗炎症(ステロイド)の点眼薬、L-リジンやルテイン、アスタキサンチン、ブルーベリーなどが使用されます。
チートーの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
膝関節脱臼は症状によっては自然治癒でも治る場合がありますが、脱臼の整復手術をおこなわなければならない場合は10000~25000円前後かかります。
その他、レントゲン撮影料が5000~10000円、手術による全身麻酔は20000~25000円程度、診察料などがかかります。
重症で大きな手術をしなければならない場合は50000~100000円かかり、アフターケアなども入れると総額は大きくなります。
他にも他種の猫と同様老化による白内障などの目の病気や尿結石にもなりえます。
老化だと定期的な通院が必要となるため、月々でも10000円かかる場合があります。
チートーを飼っている主な著名人
ショーン・コネリー
チートーに関するまとめ
チートーの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
チートーは温厚でコミュニケーションの取りやすい温和な猫のため、しっかり猫と触れ合いたい人や子供にも向いています。
また、体が大きいため広めの部屋空間を用意してあげられる人が良いでしょう。
日本ではまだ入手困難のため海外からの取り寄せが必要で、金銭面的にも余裕のある人の方が飼いやすいといえます。
珍しい品種や柄なので猫好きなら一度は飼ってみたいと思いますが、通常の猫より少し飼える条件が制限されるため、飼う際にはしっかりと環境を整えてから迎え入れましょう。