マンダレイを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
マンダレイというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はマンダレイという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、マンダレイの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
マンダレイの基本情報
- 原産国、地域:ニュージランド
- 一般的な体重:3.5kg~6.5kg
- 平均寿命:13~15年
- 平均値段:現段階では日本にブリーダーが存在しないとされている為、価格相場は不明です。
マンダレイの名前の由来
歴史が浅く、猫種名についてはハッキリとしたことはわかっておりません。
マンダレイの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
マンダレイにはどのような歴史はがあるのでしょうか?ニュージランドの北部に住んでいるジャン・パーソンズさんが飼っていたチャンピオン猫のバーミーズ(メス)が、家から逃げ出し別種猫と交配したことで生まれた猫がマンダレイのもとになっています。
この時生まれた猫の被毛が漆黒だったことから、交配したオス猫は短毛の黒猫と推測されています。
この漆黒の被毛と琥珀色の瞳をした猫は、数人の繁殖家の中で話題になって計画的な繁殖が始まり作出されたのがマンダレイです。
繁殖計画が始まった1980年代には、エボニー・ラベンダー・ブルーなどの毛色が存在し、1990年にはシナモンとキャメルの毛色をした猫を作出するための繁殖計画がなされています。
バーミーズとの交配が許容されていて、誕生した子猫の毛色によって「バーミーズ」と「マンダレイ」に分けれます。
現段階ではニュージランドの団体NZCFのみが公認している新しい品種の猫です。
マンダレイの性格や特徴
マンダレイには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでマンダレイの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
マンダレイの特徴や性格にはどんなものがある?
マンダレイの性格は、バーミーズから引き継いだと言われとても似た性格をしています。
人によく懐き、社交性もありますし順応性も高いので、先住猫がいる場合でも割と馴染みやすいと言われます。
また、子供にも対応できるようです。
体格は、丸みのある全体的にがっしりした筋肉体質のコビータイプの猫で、運動神経が非常に良いです。
目と目が離れているのもバーミーズからのものです。
被毛は、サテン生地のような手触りの短毛で、体に沿うように生えています。
消しろは豊富ですが、マンダレイの特徴である黒真珠やオニキスのようだと言われるエボニーが人気です。
マンダレイのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
マンダレイの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスに比べて活発で甘えん坊です。
メス:オスに比べて神経質な傾向があり、気分屋な性格をしています。
マンダレイをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
マンダレイの価格相場は、現段階では日本にブリーダーが存在しないとされている為、価格相場は不明です。です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
マンダレイの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
マンダレイの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
マンダレイの毛色にはどんなものがある?
マンダレイの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
エボニー、ブルー、チョコレート、シナモン、クリーム、ライラックなどがあります。
マンダレイに似た猫種
うちの子の種類は本当にマンダレイ?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
マンダレイの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
マンダレイに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
マンダレイは筋肉質な体をしているのでそれを維持するために、十分な運動スペースを確保して遊ばせてあげると良いでしょう。
ジャンプ力がありますので食器棚やチェストなどを上手く利用して上下運動が出来る環境を作ってあげると運動不足によるストレスが無くなるので良いです。
社交的なので来客に物怖じする事が少なく、個体差はありますが自分から遊びを誘うこともあるので出入りの多い家庭でもストレスの心配が少ないようです。
一人遊びをよくしますが、飼い主や家族に遊びをせがみますのでその時は満足するように遊んであげると良いでしょう。
ツンとしたところがなく素直な性格なのでしつけはし易いようです。
ただ、とても活発で特に子猫の頃はいたずらが多い子もいますので、危ない物や壊されたくない物は目に付かないよう片づけたり、落下事故を防ぐために家具の上に物を置かないようにするなどの対処をした方が良いでしょう。
爪とぎが好きなので家具に傷をつけないように、爪とぎを置いておくことをお勧めします。
先住猫がいる家庭だと自然とその先住猫にしつけられることもあるようです。
被毛のお手入れは週に12度のブラッシングで良いですが、もとになっているバーミーズは体調不良が被毛に表れるという特徴があり、マンダレイもこれを引き継いている可能性がありますので、時間のある時はスキンシップもかねてブラッシングしながら、被毛のチェックをすると体調管理にもなるので良いです。
また、バーミーズがとても綺麗好きな猫でマンダレイもその傾向が強い場合があると言われます。
特にトイレは常に清潔にしておく必要がある様です。
マンダレイは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
マンダレイにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
マンダレイの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
マンダレイのとても美しい被毛と発達した筋肉を保ちには、良質な動物性タンパク質を50%以上含まれている無添加のフードが良いです。
また、サーモンを使用したフードもお勧めします。
サーモンには良質なタンパク質の他に、ビタミンDEや肉類には含まれていない「 DHA」が含まれているので、マンダレイの健康を維持するのに有効的です。
特にDHAを摂取すると血流が良くなり、そのことによって毛艶が良くなりますのでお勧めですが、フードに使用されるサーモンの中にはキャットフードに的ない部分や処理加工された物もありますので、原材料表示を見てフレッシュサーモンを使用したものを選ぶようにすると良いでしょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
マンダレイの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
マンダレイの1ヶ月の食事代(エサ代)は、3000円~5000円程です。
マンダレイのお風呂のペース
マンダレイのお風呂のペースは、1ヶ月に1回程度が良いでしょう。
マンダレイにおすすめのグッズ
マンダレイを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
活発でジャンプ力があるので高さのあるキャットタワーがあると良いですが、1本足の物より安定感のある2本足をお勧めします。
ゆっくり休息でするようにゆったりしたベッドがあると良いですが、猫の様子を見て夏場は涼しく過ごせる軽い素材で出来た物を、冬季間は保温性の高い物ものにしたりと季節によって使い分けるとより快適に過ごせます。
おもちゃも数種類あると一人遊びや家族と遊ぶ時に飽きないので良いでしょう。
上から吊り下げるタイプのおもちゃは好んでするようですが、爪や歯が引っ掛かると事故に繋がりますので家族がいる時に遊ばせた方が良いです。
ブラッシングには、表面のホコリや抜け毛を取り除く用に毛先の揃ったソフトタイプの獣毛ブラシは、静電気が起きにくいのでおすすめです。
表面を整える仕上げ用にコームがあると便利です。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
マンダレイの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
マンダレイの平均寿命は13~15年です。
マンダレイのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
マンダレイがかかりやすい病気
マンダレイがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
泌尿器の疾患、腎臓の病気
マンダレイのよく使う薬・サプリ
ストレスに効果のある「トリプトファン」、「ギャバ」などの成分が含まれたサプリ、免疫力アップに効果のある「βグルカン」、「カテキン」などの抗酸化物質の含まれたサプリ、リラックス効果に「L-テアニン」、「as1トリプシン」「カモミール」の成分が含まれたサプリが用いられることがあります。
マンダレイの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
ワクチン接種・約5000円~約8000円、健康診断・約5000円、ノミ、ダニ予防薬・約10000円が基本となり、その他病気に関しては病院などによっても違いはありますが、年間で約30000円ほどです。
マンダレイを飼っている主な著名人
現在調査中
マンダレイに関するまとめ
マンダレイの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
濡れたようなとても美しい被毛を纏った上品な立ち姿のマンダレイですが、素直な性格の持ち主なのでとても飼いやすい猫とされています。
鳴き声が静かなので集合住宅でも飼うことが出来ます。
家族の多い家庭でも家族みんなと仲良く遊びますし、子供が多い家庭でもストレスをあまり受けないで暮らせるようです。
ある程度留守番にも対応出来ますので一人暮らしの方でも飼う事は出来ますが時間が空いた時や遊びをせがまれた時は、たくさん遊んだり甘やかせてあげることが必要です。
とても飼いやすい猫ですので様々なご家庭で飼育できるようですが、猫本来の自由気ままな性格の猫ではないようです。
病気や遺伝性疾患、遺伝的に罹りやすい病気は、まだ新しい品種のため統計が取れていないので不明な点が多いのが現状のようです。
ただ、もとになったバーミーズが掛かりやすかった緑内障・流涙症・瞬膜脱出などの眼病・心疾患・泌尿器系の疾患・腎臓病・猫伝染性腹膜炎には注意が必要と言われています。
腎臓病は日頃からなるべくお水飲ませることで予防が可能ですし、泌尿器系の疾患は普段からおしっこの色を良く観察していると早期発見につながります。
猫伝染性腹膜炎、現在ワクチンがありませんし確実な予防法や治療法も解っていませんが、原因菌猫コロナウィルスは消毒薬で失活しやすいウイルスだという事がわかっているので、室内を清潔に保ちようにすると良いです。
なお、下痢や食欲不振が続く時は念のために獣医に診てもらうことをお勧めします。
マンダレイは、現段階では日本にブリーダーがいませんので入手するにはニュージランドかオーストラリアから個人輸入する方法になります。
輸入代行してくれる良心的なペットショップがあると良いですが、個人でする場合は運輸する個体の健康状態など重要な確認事項がありますので英語力と情報を入手する事が必要になります。
また、個体価格とは別に輸送費や諸手続きの費用も必要になります。
参考ですが海外での子猫の価格が、子猫のカラーによって差がありますが30万円前後と言われいてます。