うさぎが万歳

うさぎの爪切りの長さの目安とは?正しい方法と嫌がる時の対処法

うさぎの爪切りで困るのは、どこまで切っていいかわからないことです。うさぎが嫌がるとついつい先延ばしにしてしまいがちな爪切りですが、うさぎの爪切りの長さの目安と正しい方法を知って、定期的にうさぎの爪切りをしてあげましょう。

うさぎの爪切りに、苦手意識のある飼い主さんも少なくありません。

どこまで切っていいかわからなかったり、うさぎが嫌がって暴れたり、慣れていないとうさぎの爪切りは大仕事に思えます。

しかし、うさぎの爪切りは、伸びすぎてしまう爪でケガをしてしまうことを防ぐためにも大切なことです。

そこで今回は、うさぎの爪切りの長さの目安や、正しい方法と嫌がる時の対処法についてご紹介します。

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うさぎの爪切りの長さの目安は?

うさぎのアップ

自然界でのうさぎは、穴を掘ったり森や草原を走り回ることで自然と爪が削れるため、爪切りは必要ありません。

しかし、ケージで飼われているうさぎは、爪が自然に削れることはないため、どんどん伸びていきます。

爪が伸びすぎてしまうと、うさぎが歩きにくくなるだけでなく、爪がどこかに引っかかってケガをしたり、爪が折れて骨折ということもあるため、定期的に爪切りする必要があります。

まず最初は、うさぎの爪切りの長さの目安について見ていきましょう。

うさぎの爪切りは2ヶ月に1回

うさぎの爪切りは、2ヶ月に1回のペースで行いましょう。

切る長さの目安としては、うさぎの爪の白い部分を2mm程度です。

うさぎの爪を電気の下など明るい場所で見ると、白い爪の中にピンク色の部分が見えます。

ピンク色の部分には神経と血管が通っているため、白い部分とピンク色の部分ギリギリを切るのではなく、少し白い部分を残して爪の先から2mm程度を目安にしましょう。

うさぎの爪が伸びすぎている場合では、もう少し切ることもできますが、ピンク色の部分を切らないように注意してください。

爪切りで出血しても慌てない

うさぎの爪切りで、ピンク色ギリギリを切ると出血することがあります。

また、ピンク色の部分を切っても当然ですが出血してしまいます。

神経と血管を切られて、うさぎは痛がりますが慌てずに対処しましょう

まず、ジワーッと血が出てくる場合では、清潔なガーゼやコットンなどを血の出ている部分に当て、そのまましばらく押さえておけば自然に止まります。

タラッタラッと血が出てくる場合には、ペット用の止血剤か家庭にある小麦粉を一つまみ取り、血の出ている部分に直接付ければ、しばらくすると止まりますよ。

爪切りで出血することは珍しいことではなく、爪が伸びすぎて神経や血管も伸びている時は、動物病院やペットサロンではあえて切ることもあるため、過度に心配することはありません。

うさぎの正しい爪切りの方法

うさぎの爪切りが苦手と飼い主さんが思っていると、うさぎにもその不安が伝わります。

ただでさえ抱っこされることが嫌なうさぎは、爪切りも苦手なのに飼い主さんが不安がっていれば、うさぎもますます不安になって怖がってしまいます。

爪切りなんて簡単!という気持ちで行いましょう。

ここでは、うさぎの爪切りの正しい方法について見ていきます。

事前準備

うさぎの爪切りの準備として、うさぎ用爪切りバスタオル止血剤か小麦粉を用意します。

部屋の電気が暗く、爪のピンク色部分がよく見えない場合では、ライトを照らすと見えやすいので、どんなライトでもいいので準備しておきましょう。

うさぎの普段の生活している場所から離れる

うさぎは自分の縄張りの中では、爪切りに抵抗します。

逆に、普段うさぎが生活している場所でないところに連れていけば大人しくなるため、普段うさぎが立ち入らない場所で爪切りしましょう。

爪切り開始

飼い主さんが座った状態で、両太ももの上にうさぎを下向けに乗せ、上半身を前に倒すようにして、自分のお腹でうさぎを動かないように抑えます。

うさぎが固定できたら、後ろ足から順に爪切りしていきましょう。
仰向けでの爪切りも可能ですので、うさぎが動かないでいられる抱っこで行うようにしてください。

うさぎは前足から爪切りされると、怖さが倍増して暴れやすくなります。

爪切りは必ず後ろ足から行うようにしてください。

慣れないうちは1日1本でもOK

うさぎの爪切りに慣れていないうちは、無理して全部の爪を切らなくても大丈夫です。

無理に行うことで時間がかかり、うさぎが嫌がって暴れることもあるため、1日1本ずつでもいいので、徐々に慣れていきましょう。

終わったらご褒美を

うさぎの爪切りが終わったら、必ずご褒美を与えましょう

うさぎにとって爪切りは嫌なものですが、ご褒美をもらえることがわかれば、我慢してくれるようになります。

例え1本でも爪を切らせてくれたら、きちんとご褒美を与えてあげてください。

嫌がる時の対処法は?

垂れた耳のうさぎ

うさぎにとって爪切りは、苦手な抱っこだけでなく、体が自由に動かなくなる不安や恐怖があります。

更には、爪切りのパチンという振動も痛くなくても怖いものです。

ここでは、どうしても暴れて嫌がる時の対処法をご紹介します。

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バスタオルで体全体を覆う

うさぎが爪切りを嫌がる時は、準備していたバスタオルで体全体を覆いましょう。

うさぎは目や顔の周りが暗くなると、大人しくなる習性があります。

バスタオルから爪を切りたい足だけを出し、しっかり固定してから切っていきます。

2人で行う

可能であれば、うさぎの爪切りを2人で行う方法もあります。

1人がうさぎを抑えて固定し、もう1人が爪を切っていきます。

1人で行うよりはうさぎがしっかり固定でき、暴れる心配も少ないですね。

どうしても無理なら動物病院にお願いする

うさぎの爪切りがどうしても無理!という場合は、動物病院にお願いしましょう。

動物病院だけでなく、うさぎを販売しているペットショップでも、うさぎの爪切りを行ってくれるところもあります。

どちらも爪切りには慣れているため、数分で終わってしまいますよ!

動物病院やペットショップでの爪切りは500円程度です。

動物病院はのちのちお世話になることも多い場所なので、うさぎの診察を行っている病院をみつけておき、爪切りと一緒に健康診断などもしておくといいでしょう。

うさぎの爪切りはうさぎのため|まとめ

今回は、うさぎの爪切りの長さの目安と、正しい方法と嫌がる時の対処法についてご紹介しました。

うさぎの爪切りは苦手な飼い主さんも多く、うさぎも爪切りは苦手です。
うさぎが嫌がることはしたくありませんが、爪切りはうさぎのためにも必要なことです。

定期的に行うことでうさぎのケガを防ぐことができるので、2ヶ月に1回、頑張って爪切りしてあげましょう。

無理だと思った時は、素直に動物病院にお願いしてくださいね!

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