ジェネッタを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見！
ジェネッタというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか？
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はジェネッタという猫種について詳しくご紹介！
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、ジェネッタの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します！
ジェネッタの基本情報
- 原産国、地域:アメリカ
- 一般的な体重:3~6kg
- 平均寿命:14年
- 平均値段:30万円前後というデータがあります。
ブリーダータイプは40万円を超えることもあり、また海外のブリーダーから輸入する場合は、別途費用がかかります。
ジェネッタの名前の由来
アフリカンジェネットという主にアフリカで生息するジャコウネコ科の野生動物に似た猫を作りたいという愛猫家の希望を叶えるために作出された猫種であるため、この名が付きました。
ジェネッタの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
ジェネッタにはどのような歴史はがあるのでしょうか？ジェネッタは、アフリカや南ヨーロッパに生息するジャコウネコ科の肉食動物であるアフリカンジェネットに似せて作出され、2006年に認定された新しい猫種です。
アフリカンジェネットは、短い足、ヒョウ柄の被毛、長い胴としっぽを持つ夜行性の珍しい野生動物ですが、ジェネッタはそれらの特徴を持つマンチカン、ベンガルを始め、オリエンタルショートヘアなどを交配して作出されています。
猫種として認定はされていますが、歴史が浅いためまだ外見的特徴が確立しておらず、今後もアフリカンジェネットに限りなく似せるための改良と交配が続けられていくとみられています。
世界的に希少価値の高い猫の登録団体である「REFR」にも登録されている稀少種の猫で、日本でも入手が難しいのが現状です。
ジェネッタの性格や特徴
ジェネッタには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでジェネッタの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
ジェネッタの特徴や性格にはどんなものがある？
ジェネッタの外見の主な特徴は、短い足、低い体高、長い胴としっぽです。
ジェネッタという猫種としては、しっぽの長さが体の長さよりも長いことが理想だと言われています。
マンチカン、ベンガル、オリエンタルショートヘアを交配させた猫であるため、交配した基礎猫の特徴が強く出ることも多く、短足ではない一般の猫と同じくらいの足の長さと体高を持つジェネッタも存在します。
またベンガルとほぼ同じような外見を持つ猫もいるということです。
被毛は野性味のある模様で、スポットやマーブル、大理石模様、雲模様などがあります。
大きく丸い目を持ち、瞳の色は、ブルーあるいはグリーンが一般的です。
ジェネッタのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
ジェネッタの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス：甘えん坊な子が多く、喜怒哀楽などの感情がわかりやすい子が多いです。
メス：自立心が強く、手がかかりません
感情表現が控えめでとてもおとなしいです。
ジェネッタをお迎えする値段は？
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか？
ジェネッタの価格相場は、30万円前後というデータがあります。
ブリーダータイプは40万円を超えることもあり、また海外のブリーダーから輸入する場合は、別途費用がかかります。
です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
ジェネッタの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
ジェネッタの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
ジェネッタの毛色にはどんなものがある？
ジェネッタの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか？
スポット柄、マーブル柄、雲柄があります。
スポット柄の毛色は、ブラック、ブラウン、シルバー、ホワイト、マーブル柄はブラック、ブラウン、シルバー、チョコレート、シナモン、ホワイト、雲柄は、タビーがあります。
ジェネッタに似た猫種
うちの子の種類は本当にジェネッタ？そんな疑問を持ったことはありませんか？
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介！
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも？と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
マンチカン、ベンガル、サバンナキャット、オリエンタルショートヘア
ジェネッタの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
ジェネッタに適切な飼い方・しつけ方をご紹介！
ジェネッタは活動的で身体能力が高く、ジャンプが好きですが、短足であるためにどうしても足への負担が大きくなります。
高すぎないキャットタワーを用意するほか、床にカーペットやマットを敷くなどして足に負担がかからない環境を整えましょう。
また飼い主が外出などのため構えない時にも１人で遊べるおもちゃがあるとよいでしょう。
ジェネッタは運動好きでよく動きますが、肥満を防ぐために体重や身体のサイズに適した食事量を与えることが大切です。
ジェネッタはまだ歴史が浅く新しい品種のため、性格やかかりやすい病気、飼育法など未知の部分が多いということを理解しておきましょう。
不明な点は、購入元のペットショップやブリーダー、または獣医師などに相談することをお勧めします。
ジェネッタは、屋内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
おとなしい猫の種類ランキング発表！おとなしい猫への育て方も調査ジェネッタにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
ジェネッタの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
新しい猫種であるため、特に推奨されているフードは知られていません。
合成添加物を使用していない天然由来の原料を使用したものを選びましょう。
一般的な猫に勧められるような、肥満を防いで健康で美しい皮膚と被毛を保つことができるよう、良質のタンパク質を含みビタミンとミネラルなど栄養バランスが取れたフードを選ぶとよいでしょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
ジェネッタの1ヶ月の食事代（エサ代）の平均
ジェネッタの1ヶ月の食事代（エサ代）は、2000円～5000円程です。
ジェネッタのお風呂のペース
ジェネッタのお風呂のペースは、ジェネッタは短毛なので、通常のブラッシングは週に1回程度で充分です。
ただ毛が生え替わる時期である春と秋には、抜け毛の量を見ながらブラッシングの頻度を調整するとよいでしょう。
ジェネッタにおすすめのグッズ
ジェネッタを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
負担がかかりやすい足を守るため、滑りにくく衝撃を吸収して足腰の負担を軽減するマットなどを使用することをお勧めします。
ブラシは、獣毛の場合には毛の質が柔らかく毛先が揃っているものを選ぶとよいしょう。
埋もれている抜け毛を取り除きやすいラバー素材のブラシが、短毛のジェネッタには向いています。
平均寿命はどのくらい？いつまで一緒にいられる？
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
ジェネッタの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ジェネッタの平均寿命は14年です。
ジェネッタのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
ジェネッタがかかりやすい病気
ジェネッタがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
ジェネッタは新しい猫種のため、かかりやすい病気に関する十分なデータが蓄積されていないのが現状です。
マンチカンやベンガルの血統を継ぐ猫なので、これらの猫種がかかりやすい病気を発症する可能性があります。
また、短足の猫に多い椎間板ヘルニアには注意した方がよいでしょう。
ジェネッタのよく使う薬・サプリ
関節疾患対策や予防には、グルコサミンとコンドロイチンが効果的と言われています。
ジェネッタの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
動物病院は自由診療ですので、治療費は病院ごとや地域により違いがあります。
日本獣医師会によると、一般的な平均の費用額としては、初診料 1,386円、往診料 2,232円、入院料 1日2,619円（ICU の場合は3,788円）となっています。
時間外の診察には別途費用がかかります。
ジェネッタを飼っている主な著名人
現在調査中
ジェネッタに関するまとめ
ジェネッタの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか？
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
ジェネッタは、2006年に誕生した新しい種の猫です。
野性味を感じさせる模様の被毛を持ちながら、短い足で歩く姿が愛らしく、ワイルドさと可愛さを持ち合わせているのが魅力でしょう。
優しく人懐こく甘え上手な性格で愛情深い猫と言えるでしょう。
日本でも稀少で未知な部分が多い猫種ではありますが、今後交配や研究が進むにつれて人気となり普及していく可能性を秘めています。
