トイガーを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
トイガーというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はトイガーという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、トイガーの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
トイガーの基本情報
- 原産国、地域アメリカ(カリフォルニア州)
- 一般的な体重5~10kg
- 一般的な体高30~40cm
- 平均寿命14年前後
- 平均値段80万円前後
トイガーの名前の由来
「toy(おもちゃ)」・「tiger(虎)」という意味を込められて名づけられました。
トイガーの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
トイガーにはどのような歴史はがあるのでしょうか?トイガーの歴史はまだ浅く2006年に正式な猫種として認められたばかりです。
1980年アメリカ・カリフォルニアでベンガルのブリーダーをしていたジュディ・サジェンがベンガルの子猫な中に偶然トラ柄を持つ子猫を見つけたのがきっかけです。
「リビングで飼えるトラ」を作りたいと考え本格的に育種を始めました。
トイガーはまだまだ発展途上の猫種です。
もっとトラに似せるのには後10年はかかるといわれています。
これからどれだけトラに似せていけるか、ブリーダーが研究を続けています。
トイガーの性格や特徴
トイガーには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでトイガーの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
トイガーの特徴や性格にはどんなものがある?
トイガーは野生の猫の血が濃いベンガルをベースに作られた猫種です。
鳴き声はベンガルほど大きくなく静かです。
大きさはミディアムで骨太で筋肉質な体に長い手足を持ち、歩き方はトラを感じさせられます。
トイガーと呼ばれるためには厳しい基準があります。
被毛は地色は明るいパンプキン色で縞模様は黒ければ黒いほど良いといわれています。
尻尾・頭部・首はトラと同じ輪のような縞模様です。
トイガーはトラに似せることが目的の猫種なので、顎はガッチリで目は小さ目の釣り目・小さい耳、・頭部には白いハイライトが入っている、鼻筋は広い・目の色はブルー以外が理想とされています。
トイガーは成猫になるまで34年かかるといわれています。
トイガーは繁殖途上の時に掛け合わされた猫種の影響で、さまざまな性格が表れますが、基本的に性格はトラのような獰猛さなどはなく友好的で遊びが大好きな親しみやすい猫種です。
また依存心は強くないので甘えてくることは少ないようです。
野生の血が入っているので警戒心の強いところもあります。
トイガーのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
トイガーの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスに比べると体格がよくメスよりも激しい遊びを好みます。
好奇心もオスのほうが旺盛です。
オスのほうが縄張り意識が強いです。
メス:オスよりも落ち着いています。
オスよりも周囲の警戒心が強いです。
マイペースで自分のペースを大事にします。
トイガーをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
トイガーの価格相場は、80万円前後です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
トイガーの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
トイガーの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
トイガーの毛色にはどんなものがある?
トイガーの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
マッカレル・タビー、ブラウン・タビーなどがあります。
トイガーのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
トイガーのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
なし
トイガーに似た猫種
うちの子の種類は本当にトイガー?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
トイガーの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
トイガーに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
トイガーは大型猫で運動能力が高く活発なので、動き回れる広いスペースが必要です。
キャットタワーを設置してあげて上下運動をさせて運動不足を解消させてあげてください。
運動、コミュニケーション不足でストレスがたまると攻撃的になってしまうので、一緒に遊んであげたりブラッシングをしてスキンシップをとるといいです。
またブラッシングは基本的に週1、2回は行ってあげましょう。
抜け毛を放置すると毛並が乱れるのと毛玉症(飲み込んだ毛玉が体内に溜まる病気)になってしまうリスクが高まります。
トイガーの最大の魅力のトラ柄を綺麗に保ってあげてください。
トイガーは賢いのでしつけにも入りやすい猫種ですが、知らない人には神経質なほうなので病院などに行く時のためにも人やキャリーに小さいうちから慣らしてあげるといいです。
トイガーは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
トイガーにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
トイガーの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
消化がよく抗酸化に優れているサツマイモ。
抗菌、抗炎症を促進し免疫力を高める効果のあるマリーゴールド。
ストレスの軽減の効果がみられるカモミール。
穀物を使用していないグレインフリー。
ミネラルをたくさん含む海藻。
泌尿器系のケアに効果があるクランベリー。
これらが配合されているエサがおすすめです。
トイガーは体型が成長しきるまでに34年はかかるといわれています。
なので、高カロリー・高タンパク質なエサを与えてあげましょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
トイガーの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
トイガーの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約2000円~7000円程です。
トイガーのお風呂のペース
トイガーのお風呂のペースは、猫は綺麗好きで毛づくろいを頻繁にするので基本的に定期的にシャンプーは必要ありません。
汚れが目立っているときなどにシャンプーをしてあげれば大丈夫です。
トイガーは短毛種で抜け毛はさほど多くはありませんが換毛期にはそれなりに抜けますのでしっかりと抜け毛を取り除いてあげましょう。
適切なブラシを選んであげれば艶も出て綺麗なトラ柄になります。
普段のブラッシングは週1、2回はしてあげましょう。
トイガーにおすすめのグッズ
トイガーを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
食事の時の姿勢が悪いと内臓などに負担がかかってしまうのでエサ台のようなエサのお皿の高さを調整できるものがあると良いでしょう。
猫は爪を研ぐことでストレス発散になります。
爪とぎがあると部屋の壁でされることもなく安心です。
また動物病院に連れて行くときなどにキャリーがあると便利です。
トイガーは大き目な体でパワーがあるので、頑丈で壊れにくいおもちゃを用意してあげましょう。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
トイガーの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
トイガーの平均寿命は14年前後です。
トイガーのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
トイガーがかかりやすい病気
トイガーがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
猫伝染性腹膜炎(FIP)、肥大型心筋症
トイガーのよく使う薬・サプリ
お腹の調子を整えてあげるプロバイオティクス、目の健康にルテイン、Bカロチン、アスタキサンチン、老化防止にコエンザイムQ10、DHA、皮膚の健康にビオチン、セサミン、免疫力アップにアガリスク、スピルリナ、ラクトフェリン、乳酸菌、肥満防止にはLカルニチン、アルギニン、関節疾患予防にグルコサミン、コンドロイチン、肥満防止にはLカルニチン、アルギニン、が使われます。
トイガーの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
目安として、初診料・1000円~2000円、往診料・2230円、、輸血料・10000円、・レントゲン・3000円~10000円、全身麻酔・10000円~25000円、トイガーのかかりやすい肥大性心筋症は投薬を行い検査料、内服薬代など込みで50000円~70000円、かかります。
トイガーを飼っている主な著名人
現在調査中
トイガーに関するまとめ
トイガーの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
トイガーは日本ではほとんど目にすることがないトラ柄の希少な猫です。
トラそっくりな見た目と違い好奇心旺盛で友好的な親しみやすい猫種です。
遊ぶことが大好きで学習能力も高いので、飼い主さんが投げたおもちゃを取ってきてくれる犬のような遊びをしてくれます。
ペットショップで見かけることはほとんど無いのでブリーダーでの購入になりお値段もかなり高額です。
「リビングで飼えるトラ」を目的としてつくられ、2006年に登録をされた、まだまだ発展していく猫です。