ハバリを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
ハバリというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はハバリという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、ハバリの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
ハバリの基本情報
- 原産国、地域アメリカ
- 一般的な体重9~11kg
- 一般的な体高41~46cm
- 平均寿命14年前後
- 平均値段35万円前後
ハバリの名前の由来
スワヒリ語で「元気かい?」の意味が由来となっています。
ハバリの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
ハバリにはどのような歴史はがあるのでしょうか?ハバリはキャットショーのためではなく、家庭で飼えるペットとして作られた現在も発展途上中の猫種になります。
アメリカにある「セレクトエグゾティクス」というキャッテリー(世界最大の猫愛護団体のTICAか世界最大の猫愛護団体のCFAのいずれかの認可を受けたブリーダー)がハバリを誕生させましたが、安易な繁殖をするブリーダーが増えることがないように基礎猫情報は企業秘密として公開されていません。
ですがそのみためから臆するに「ベンガル」の血が入っているのではないかといわれています。
そしてハバリは純血かどうかはDNA検査によって行われます。
なので発展途上の謎が多い猫種になっています。
ハバリの性格や特徴
ハバリには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでハバリの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
ハバリの特徴や性格にはどんなものがある?
ハバリは謎に包まれた猫種ですが、外見の1番の特徴は大きな体です。
「サバンナ」・「メインクーン」に並ぶ大型猫種です。
一般的な大きさの猫は体高23~25cmなのに比べハバリは体高41~46cmと約2倍の大きさをしています。
さらに体重は平均11kgで中には20kgを超えたハバリもいたそうです。
ハバリの基本情報は非公開になっていますし個体数も少ないので、謎の多い猫種になっています。
また、まだまだ発展途上の猫種で体も大きいので体への負担も大きくなります。
なので平均寿命も短くなるのではないかといわれています。
被毛はヤマネコのようなロゼット(雲模様)やスポット(斑点模様)をしています。
ハバリはトラかライオンの子供かと思われるほどの外観をしていますが、見た目と違い穏やかで愛情深く、友好的で他の動物とも仲良くできるといわれています。
また基本的におとなしく、あまり活動的に動く猫種ではなく穏やかに過ごすのがすきな猫種です。
ハバリのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
ハバリの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:メスに比べると体格がよくメスよりも激しい遊びを好みます。
好奇心もオスのほうが旺盛です。
オスのほうが縄張り意識が強いです。
爪とぎはマーキングの1つでオスのほうが爪とぎを頻繁にすることが多いです。
メス:オスよりも落ち着いています。
オスよりも周囲の警戒心が強いです。
マイペースで自分のペースを大事にします。
ハバリをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
ハバリの価格相場は、35万円前後です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
ハバリの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
ハバリの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
ハバリの毛色にはどんなものがある?
ハバリの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ブラウンのヒョウ柄、ホワイト、シルバーなどです。
ハバリのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
ハバリのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
なし
ハバリに似た猫種
うちの子の種類は本当にハバリ?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
ハバリの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
ハバリに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
ハバリは大型猫で成猫になるまでには3年ほどかかるといわれていますので、高カロリー・高タンパク質の食事を3年間しっかりと、あげ続けるようにします。
また大きな体格から普通のおもちゃやキャットタワーでは耐久性が心配になります。
頑丈で丈夫なものが必要です。
ハバリは基本的には大人しい猫種ですが、不自由なく動けるスペースを十分に確保してあげ運動不足にならないようにしてあげなければいけません。
運動不足からストレスがたまってしまいますので注意しましょう。
被毛は短毛なので特別なお手入れはいりません。
普段は週に1.2回、冠毛期には頻繁にブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。
病院などに連れて行くときにはキャリーが必要になりますが、ハバリが問題なく使用できる大きさと耐久性があるものを探す必要もあります。
ハバリは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
ハバリにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
ハバリの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
消化がよく抗酸化に優れているサツマイモ、抗菌・抗炎症を促進し免疫力を高める効果のあるマリーゴールド、ストレスの軽減の効果がみられるカモミール、穀物を使用していないグレインフリー、ミネラルをたくさん含む海藻、泌尿器系のケアに効果があるクランベリー、これらが配合されているエサがおすすめです。
またハバリは体型が成長しきるまでに3年はかかるといわれています。
なので、成猫になる間は高カロリー・高タンパク質なエサを与えてあげましょう。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
ハバリの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
ハバリの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約4000円~10000円程です。
ハバリのお風呂のペース
ハバリのお風呂のペースは、猫は綺麗好きで毛づくろいを頻繁にするので基本的に定期的にシャンプーは必要ありません。
汚れが目立っているときなどにシャンプーをしてあげれば大丈夫です。
濡れたタオルなどで拭いてあげるのも抜け毛対策になります。
ハバリは短毛種で抜け毛はさほど多くはありませんが換毛期にはそれなりに抜けますのでしっかりと抜け毛を取り除いてあげましょう。
週1、2回ブラッシングをしてあげましょう。
ハバリにおすすめのグッズ
ハバリを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
食事の時の姿勢が悪いと内臓などに負担がかかってしまうのでエサ台のようなエサのお皿の高さを調整できるものがあると良いでしょう。
猫は爪を研ぐことでストレス発散になります。
爪とぎがあると部屋の壁でされることもなく安心です。
また動物病院に連れて行くときなどにキャリーがあると便利です。
ハバリは体が大きいので大きく頑丈なキャリーが必要になります。
ハバリは大き目な体でパワーがあるので、頑丈で壊れにくいおもちゃを用意してあげましょう。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
ハバリの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
ハバリの平均寿命は14年前後です。
ハバリのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
ハバリがかかりやすい病気
ハバリがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
泌尿器の疾患、ストレス性疾患、腎臓の病気
ハバリのよく使う薬・サプリ
お腹の調子を整えてあげるプロバイオティクス、目の健康にルテイン、Bカロチン、アスタキサンチン、老化防止にコエンザイムQ10、DHA、皮膚の健康にビオチン、セサミン、免疫力アップにアガリスク、スピルリナ、ラクトフェリン、乳酸菌、肥満防止にはLカルニチン、アルギニン、関節疾患予防にグルコサミン、コンドロイチン、肥満防止にはLカルニチン、アルギニン、が使われます。
ハバリの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
目安として、初診料・1000円~2000円、往診料・2230円、輸血料・10000円、レントゲン・3000円~10000円、全身麻酔・10000円~25000円かかります。
ハバリのかかりやすい尿路結石は手術だけで平均30000円~100000円、かかります。
その他に投薬治療で2000円~5000円・カテーテル治療で5000円~10000円かかります。
ハバリを飼っている主な著名人
現在調査中
ハバリに関するまとめ
ハバリの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
ハバリは日本ではほとんど見ることのない珍しい猫種です。
見た目はトラの子供かと思えるくらい大きくワイルドな見ためをしています。
ですが見ためとは違い、社交的で愛情深い性格をしています。
猫のように穏やかな生活を好む猫種です。
残念ながら日本にはブリーダーはありませんし、ハバリの基本情報は企業秘密となっているので謎が多い猫種になっています。
まだまだ発展途上中なので今後個数も増えお目にかかれる日を期待したい猫種です。