チンチラの寿命はどれくらいなのでしょうか？
もちろん、愛猫にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。
そこで、チンチラのかかりやすい病気やその予防法、猫種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。
チンチラの平均寿命は？
チンチラは中型の猫種で、平均寿命は15歳～20歳であり、通常の猫よりもやや長い寿命になります。
生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることにより寿命を平均よりも延ばすこともできます。
チンチラの寿命と長生きするコツ
チンチラは中型の猫種で平均寿命は15歳～20歳になります。
長生きさせるためのコツは「十分な運動をさせること」「ストレスを与えないこと」「被毛の手入れをすること」などが挙げられます。
チンチラは落ち着いており、マイペースな性格をしています。
チンチラはこのような性格から、活発に運動をするよりもリラックスして生活することを好み、成猫すると飼い主に遊びを要求することがほとんどなくなります。
ですが、運動は必要なので、毎日10分程度は運動をさせるようにする必要があります。
また、運動をあまり要求しないので運動不足になりがちで肥満になりやすい傾向にあるので食事の量と質に気を付ける必要もあります。
チンチラは落ち着いておりマイペースであり、大きくなるにつれて自立心も強くなり、飼い主とほどよい距離で暮らすことを好むようになります。
なので、不用意に構うとストレスに感じることがありますので、注意が必要です。
また、子供がいる家庭では、子供の相手もしますが、しつこくされると距離を置くというような振る舞いをするようになります。
チンチラの被毛は長く厚いですが、比較的軽いです。
毎日1回のブラッシングまたはコーミングをする必要があります。
また、定期的にシャンプーやトリミングを行い体を清潔にしてあげることが必要です。
猫の睡眠時間はどれくらい？年齢との関係生活リズムを徹底解説チンチラのかかりやすい病気は？
チンチラのかかりやすい病気として腎不全、尿路結石症、眼瞼内反症、白内障などがあります。
腎不全は通常であれば尿として排泄される体内の老廃物が尿として排泄されず、体内に残るようになります。
尿路結石症は膀胱や腎臓、尿道などに石が溜まる病気であり、排尿時に痛みを感じるようになるなどの症状が現れます。
眼瞼内反症は目ヤニや涙が多く出るようになります。
白内障では、目の中にあるレンズの部分の水晶体が白く濁り、視力が落ちます。
チンチラのかかりやすい病気のサイン
チンチラのかかりやすい病気のサインは腎不全では「通常よりも食欲や元気がなくなる」「尿が出なくなる」「嘔吐するようになる」「急激に痩せるようになる」「体に老廃物が溜まり息が尿臭くなる」「ほとんど動かなくなる」「自力で排泄することができなくなる」などの症状がみられるようになります。
尿路結石症では「排尿をする回数が増える」「排尿をする時に時間がかかる」「排尿時に尿に血液が混じっている」というような症状がみられるようになります。
眼瞼内反症では「目ヤニが涙が多く出るようになる」「眼をよく擦る仕草をするようになる」といった症状がみられるようになります。
白内障では「散歩を嫌がるようになる」「物によくぶつかるようになる」「目が白く濁ってくるようになる」などの症状がみられるようになります。
病気の予防法と対処法
チンチラのかかりやすい病気として腎不全では予防として定期的に検査を受けることがあります。
その検査で不足している栄養やホルモンがある場合は薬を投与して予防します。
また、摂取する水分の量を増やして、消化のいい食事を与えることで、老廃物の量を減らすことも予防の1つになります。
尿路結石症では小さい結石ならば超音波を与えて粉砕し自然に排出されるのを待つ方法と専用のフードを与えて溶かす方法があり、結石が大きくなると手術をして摘出しなければならなくなります。
眼瞼内反症では目ヤニや涙が多くなり、目を擦るような仕草が増えてきたら、軽度なものであれば、内側に向いているまつげを抜くことで、まつげが眼球を傷つけ角膜炎や結膜炎を発症することを予防することができます。
白内障ではいったん悪くなってしまうと元には戻らず、現状として食い止める手段はありませんが、生活習慣やストレスの軽減などによって進行を遅らせることはできます。
チンチラの老化のスピード
チンチラの老化のスピードは平均寿命が15歳～20歳ということから人間の3～4倍のスピードで年をとります。
人間に換算すると1年で3～4歳年をとることになります。
生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、生活習慣などに気を付けることで寿命を延ばすこともできます。
チンチラの老化に伴う外見の変化
チンチラの老化に伴う外見の変化は歩行時に足がプルプル震えるようになる、構っても反応がなく無視するようになる、動きが普段以上に悪くなるというような外見の変化が現れるようになります。
普段からの遊びなどを通じてコミュニケーションをとることで変化が多少であっても見逃すことなく気づくことができるようになります。
老猫におすすめの食べ物は？
チンチラは元気ですが、年をとるにつれて元気がなくなったりします。
この症状が出てくるくらいの老猫になってきた時にはシンプリーというキャットフードがオススメです。
このキャットフードにはチンチラの綺麗な被毛の維持に欠かすことのできない、オメガ3脂肪酸（サーモンオイル）やヘアボール対策に効果があるオリゴ糖が含まれています。
また、このキャットフードは主な原料にサーモンやニシンを使用しているので余分な脂肪を摂取することが少なく、効率的に良質な動物性たんぱく質を摂取することができます。
ストレスをかけないために飼い主が出来ること
チンチラにストレスをかけないために飼い主としてできることは、子猫の時は元気なので遊んであげることを喜びますが、成猫になると、自立心が強くなり、飼い主と程よい距離を好むようになりますので、適度な距離感を保つことでストレスのない日常を過ごすことができるようになります。
また、子供がある家庭では子供がしつこくしないように注意する必要があります。
遊ぶ時間については毎日10分程度を目安にキャトタワーや猫じゃらしなどで遊ぶようにしてあげると良いです。
チンチラの被毛の手入れは毎日1回ブラッシングまたはコーミングが必要で定期的なシャンプーやトリミングなどで体を清潔に保つことも必要です。
チンチラの寿命に関するまとめ
チンチラは落着きがありマイペースな性格です。
平均寿命は15歳～20歳であり、生活環境や個体差、食生活などにより差はありますが、日々の生活習慣に気を付けることで長生きをすることができます。
1日の散歩量は猫なので散歩をさせる必要は特にありません。
子猫の時は遊ぶことを好みますが、成猫するとあまり飼い主に遊びを要求することがほとんどなくなり飼い主と程よい距離感を好むようになります。
子供がいる家庭では子供がしつこくすることで逃げるように避けていく可能性があります。
遊ぶ時は10分程度キャットタワーや猫じゃらしで遊んであげると喜びます。
被毛の手入れは毎日1回ブラッシングまたはコーミングする必要があります。
また、定期的にトリミングやシャンプーなどをして皮膚を綺麗にすることで皮膚病などを予防することができます。
