ハムスターの世話で毎日欠かせないことの一つがトイレ掃除ですよね。
ハムスターのトイレは、砂を使用した商品が目立ちますが、どのような素材があるのか気になります。
砂の種類や何が違うのか、どれが掃除が楽なのかも飼い主さんとしては知っておきたいものです。
この記事では、ハムスターのトイレの砂の種類、特徴、トイレのしつけ方、おすすめの砂の紹介などをまとめました。
トイレの砂の種類
ハムスター用のトイレの砂といっても、さまざまな素材の商品が販売されています。
ここでは、砂の種類を特徴と共に紹介します。
鉱物タイプ
鉱物タイプの砂は、一番多く販売されている素材です。
ゼオライトやベントナイトが多く使用されています。
鉱物タイプの特徴は固まることです。
固まるタイプは尿をした部分が固まるため、簡単に取り除け掃除が楽です。
しかし、生殖器に付着したり、食べてしまったりすると固まってしまうため危険です。
口に含んでしまうようなハムスターには適しません。
ペーパータイプ
ペーパーンサンドは、紙を固めたものです。
特徴は燃えるゴミに出せることで、商品によってはトイレに流すことも可能です。
紙なのでおしっこの色が分かりやすいことも紙ならではの特徴です。
固まる商品は少なく、敷材などが混入した場合はトイレには流すことはできないので注意も必要です。
木材タイプ
木材はヒノキなどを固めたペレット状のものです。
木材なので天然の良い香りがし、消臭効果も優れています。
ハムスターがかじっても特に害はなく、燃えるゴミに出すことができます。
トイレにも天然の素材を使用したい方は、木材タイプがおすすめです。
食材タイプ
ハムスターの砂として、トウモロコシを材料に使用した砂も販売されています。
なんでも口に含んでしまうハムスターでも安心して使用できます。
しかし、食べ物ではないため、あまりにも食べてしまう子には向きません。
ハムスターに合った砂を選ぼう
ハムスターのトイレの砂は、ハムスターに合った素材を選ぶことが大切です。
紙や食物タイプは、食べてしまうハムスターには適していません。
固まるタイプの砂の場合腸閉塞や生殖器を塞いでしまう、頬袋の中で固まってしまうなどの事故も多く報告されています。
問題がなければ固まるタイプを使用しても良いのですが、オスの場合は特に生殖器に付着しやすい点や、頬袋や食べてしまうと腸閉塞などの危険性があることを把握したうえで使用するようにしましょう。
トイレの砂は毎日掃除しよう
基本的にどの素材の砂を使用しても、トイレ掃除は毎日行いましょう。
ハムスターの尿は臭いが強く、消臭効果があっても長時間おけば臭いが強くなってしまいます。
また、尿で汚れたトイレはハムスターも嫌がり、粗相の原因に繋がります。
不衛生な環境だと、ハムスターはすぐに病気になってしまいがちです。
トイレ砂、ケージ内の糞、粗相して汚れた敷材は毎日取り換え、衛生的な環境を保つようにしましょう。
ハムスターにトイレを覚えてもらうには？
ハムスターにトイレを覚えてもらうことは、それほど難しくありません。
自分の尿がついた場所でおしっこをしたがるため、ハムスターのおしっこがついた敷材を、トイレの中に置いておきます。
ほかの場所におしっこがあると、そこでもしてしまうため、極力トイレのみに尿がある状態を作ります。
できればトイレにハムスターを誘導し、ここにおしっこの臭いがあるということを学習させます。
ハムスターは犬の様にしつけることはできないため、必ずしもトイレで排泄ができるわけではありません。
ハムスターが粗相をした際、叱っても全く意味はありません。
トイレを同じ場所でするという習性をうまく利用してトイレを覚えさせます。
また、おしっこはトイレでしても、便をトイレでするように覚えさせることは困難です。
おすすめのトイレの砂
ハムスターにおすすめのトイレの砂は、どのような商品があるのでしょう。 ここでは、おすすめのトイレの砂を紹介します。
セーフクリーン
ゼオライトと木粉をブレンドしたトイレ砂です。
どちらも天然素材ですので、ハムスターが口に入れても害はありません。
また、がっちり固まるのではなく砂を左右にふると、ころころと団子状にまとまります。
消臭効果にも優れており、安心の日本産となっています。
稀に砂を食べてしまうハムスターもいるようですので、その際はほかの砂への変更をおすすめします。
https://www.amazon.co.jp/SANKO-337%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3/dp/B000TE1NSU/ref=sr_1_4?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=27YWZW0E9WZLX&keywords=%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%2B%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E7%A0%82&qid=1565699501&s=gateway&sprefix=%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%80%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%2Caps%2C260&sr=8-4&th=1ウッディフレッシュミニ
木製のトイレ砂です。
「固まる」「脱臭」「抗菌」のトリプル効果で、快適なトイレ砂となっています。
木製ですので燃えるごみとして処分できるため、掃除が楽になります。
木の天然成分で消臭・抗菌できるため、ハムスター特有の尿臭をシャットアウトしてくれます。
口に含むと固まってしまうので、食べてしまうようであれば固まらない素材の砂を使用してください。
かたまるサンド
トイレ砂としてポピュラーなベントナイト（鉱物）を使用した商品です。
鉱物は価格もリーズナブルなことが特徴です。
おしっこをした部分がしっかり固まるため、スコップで救いやすくなっています。
鉱物はハムスターが野生で砂浴びをする際にも使うため、馴染みやすい素材でもあります。
良く固まる反面、口に含んでしまうと危険ですので、そのようなハムスターは固まらない素材の砂を使用してください。
ペーパートイレ砂
紙でできたトイレ砂です。
燃えるごみとして処分できることが最大の利点です。
吸収・消臭に優れているため、嫌な臭いをシャットアウトしトイレを衛生的に保ちます。
また、紙はおしっこの色がわかるため、ハムスターの健康状態をチェックする際にも役立ちます。
まとめ
ハムスターのトイレ砂には種類があり、ハムスターに合ったものを選ぶことが大切です。
種類は鉱物、紙、木材、食物があり、最もポピュラーな素材は鉱物です。
ハムスターは自分のおしっこの臭いがあるところで再度おしっこをしたがるため、その修正を利用してトイレをある程度覚えさせることができます。
トイレの砂は毎日汚れた部分を取り除き、数日に1回は全て取り換えトイレ容器を丸洗するようにしましょう。
嫌な尿臭を抑えるためにも、ハムスターの健康のためにもトイレは衛生的に保つことが重要です。
