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ラグドールの寿命はどのくらい?体重で知る病気のサインと予防法

猫の寿命は種類によってさまざまです。今回は【ラグドール】の健康維持に必要な情報や長生きのコツを紹介します。平均寿命や長生きのために必要なことを知り、愛猫とできるだけ長く一緒に居られる環境を作りましょう。

ラグドールの寿命はどれくらいなのでしょうか?

もちろん、愛猫にはいつまでも健康で長生きしてほしいと思いますよね。

そこで、ラグドールのかかりやすい病気やその予防法、猫種に合ったストレスを溜めない方法など、様々な観点から解説していきます。

ラグドールの画像

ラグドールの平均寿命は?

ラグドールの平均寿命は14年前後です。

猫の平均寿命は14歳~16歳といわれていてラグドールは温和な性格で比較的長寿といえます。

骨格はがっしりとして筋肉質で、他の猫と比べると成長がやや遅めで、成猫の体つきになるまでに3年~4年ぐらいはかかると言われています。

先天性の病気にかからなければ長く一緒に過ごせます。

ラグドールの寿命と長生きするコツ

ラグドールは平均的な寿命ですが、他の猫と比べて成長が遅く、成猫の体になるのに3年~4年かかると言われています。

鈍感でおとなしい性格のため、室内で飼うことをおすすめします。

室外では危険に対しての対応が鈍く、下手をすれば寿命を縮めかねません。

また、室内でも危険なものは高いところには置かないなどの配慮が必要です。

また、環境が変わると神経質になることもあり、ペットケージやハウスなど安心して落ち着ける場所を作ってあげてください。

比較的遺伝性の疾患は少ないとされていますが、心臓疾患には注意が必要です。

いつもより動かずじっとしていたり、疲れているような様子など、年齢のせいだと決めつけず、病院を受診して診断を受け、症状がひどくならないよう気を付けてあげてください。

比較的飼いやすい猫ですが、日頃のコミュニケーションなどから行動の変化などには気を付けて、少しの変化にも注意して、過ごしやすい環境を整えてあげましょう。

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ラグドールのかかりやすい病気は?

ラグドールでは重篤な遺伝性疾患は比較的少ないとされていますが、祖先にペルシャがいてるためその遺伝子を引き継いでいます。

特にペルシャに多く見られる肥大型心筋症は、ラグドールにも時々見られるようです。

一般的にかかりやすい病気では、膀胱炎や尿結石、長毛種のため皮膚炎や毛球症などがあります。

また、尿結石から尿毒症を引き起こしてしに足る場合もありますので、おしっこの変化には気を付けましょう。

ラグドールのかかりやすい病気のサイン

ラグドールは遺伝性疾患は比較的少ないと言われていますが、肥大型心筋症は特に注意が必要で、いつもより動こうとせずじっとしていたり、疲れている様子があるようなら、早めに病院を受診してください。

また、おしっこの回数がいつもより多かったり、血尿がある場合は尿結石や膀胱炎の可能性もあるので病院を受診しましょう。

ラグドールは長毛なので、皮膚炎にかかりやすく、被毛に毛玉ができていたり、痒がっていたりしたら、早めに病院を受診しましょう。

病気の予防法と対処法

ラグドールは祖先にペルシャがいてるため、その遺伝子を引き継いでいて、ペルシャに多く見られる肥大型心筋症をラグドールが時々引き起こす場合があります。

心臓を取り囲む筋肉が徐々に肥大していき、心臓の動きが悪くなり全身に血液を送ることが困難になる病気です。

重症化すると心不全や貧血、血栓などを引き起こし死に至る場合があります。

この病気になると疲れやすくなることから、じっとしている時間が多くなります。

極端に運動量が減ったり、あまりかまわなくなったり、食欲が落ちたりします。

中年齢以上でかかりやすい病気のため、最近は少し元気がないかなと感じたら、年齢のせいだけで考えず病院を受診しましょう。

一般的にかかりやすい病気として、膀胱炎や尿結石がありますが、いつもよりトイレの回数が多かったり血尿が出たりします。

また、尿結石から尿路閉鎖になると尿毒症を引き起こして死に至ることもあります。

日頃からおしっこの変化には気を付けましょう。

他に、長毛のため皮膚炎や毛球症などにかかることもあります。

こまめなブラッシングやコーミングを行うことで予防することができます。

っ空調管理と抜け毛のお手入れはしっかりと行いましょう。

ラグドールの老化のスピード

比較的おとなしい性格の個体が多いとされています。

大型猫は成長がゆっくりで、子猫時代が3年~4年程あるため、成猫時代を短く感じることがあるかもしれません。

室内で飼う猫で、あまり走り回ったりすることはなく、のんびりとした時間を過ごします。

人なつっこい性格なので、飼い主と一緒にいる時間を大切に過ごします。

ラグドールの老化に伴う外見の変化

ラグドールは目の周りやひげの辺り、耳の付け根などに白髪が出てきます。

また、長毛なのですが抜け毛が出たり、つやが少しなくなったりします。

もともとおとなしい猫ですが、より落ち着いた感じで、のんびりとした時間を過ごすでしょう。

あまり運動を好まない猫のため、足腰が少し弱くなりますので、段差などには注意が必要です。

ラグドールの外見の変化

老猫におすすめの食べ物は?

ラグドールは、年を取ると運動量が減っていきます。

シニアになると成猫のときとは、カロリーや栄養バランスが変わってきます。

そのため、シニア用のフードに切り替えるようにしてあげてください。

大きな体のため、年を取ると筋肉も衰えてきて体を支える足の関節に負担がかかってしまいます。

そのため、低カロリー高タンパク質の食事を用意してあげてください。

足腰の健康のために、コラーゲン・グルコサミン・コンドロイチンなどのサプリメントもおすすめです。

運動量や食事の管理をしっかり行なって、少しでも長く元気でいてほしいものですね。

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ストレスをかけないために飼い主が出来ること

ラグドールは帰巣本能が強いともいわれていて、新しい家や引越しのときなどは神経質になることもあります。

ペットケージやハウスなど安心してくつろげる場所を作り、新しい環境に慣れるまでそっと見守るようにしてあげてください。

また、長毛のため、皮膚炎にかかりやすく、こまめにブラッシングやコーミングをしっかり行いましょう。

被毛のお手入れをきちんとすることで、皮膚炎などの疾患を予防でき、ストレスを溜めることなく過ごせます。

また、ストレスには敏感な方なので、ストレスを溜めると声が出なくなることがあります。

ストレスを溜める原因として、環境が変化したり、1匹で過ごす時間が増えたり、体の調子が悪かったりなどがあります。

日頃のコミュニケーションの中で、行動に変化がないか観察し、気になることがある場合は病院を受診するか、獣医に相談してください。

ラグドールの寿命に関するまとめ

ぬいぐるみという意味の名前を持つラグドール。

その名前のように抱っこされるのが好きで、とてもおとなしい性格の個体が多く、大型猫なのでゆっくりと成長するため、子猫時代は3年~4年と長く、ラグドールの寿命は14年前後で比較的長寿です。

外への警戒心が薄く、必ず室内で飼うようにしてください。

また、その性格から狩りへの興味も薄くあまり走り回らず、のんびりと過ごします。

先天性の疾患にかからない限りは長く一緒に過ごすことができますが、ラグドールは帰巣本能が強く新しい環境では、慣れるまで落ち着ける場所を作ってあげましょう。

また、長毛のため、ブラッシングやコーミングはしっかり行うようにしてください。

毛玉や皮膚疾患の予防になります。

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