チャウシーを飼っている、飼いたいと思っている方や興味のある方必見!
チャウシーというねこちゃんはいったいどんな猫なのでしょうか?
猫は猫種によって、特徴や性格が変わってくるので飼い方やしつけ方にも違いがあります。
また、遺伝的な病気を持っていたり、寿命が違ったりと飼い方にあたって注意すべき点も変わってきます。
今回はチャウシーという猫種について詳しくご紹介!
特徴から性格、寿命や飼い方・しつけの方法については勿論、チャウシーの出生の歴史や名前の由来など意外と知らないねこちゃんの情報を大公開します!
チャウシーの基本情報
- 原産国、地域フランス・アメリカ
- 一般的な体重3.5~7Kg
- 一般的な体高現在調査中
- 平均寿命13年前後
- 平均値段40万円前後
チャウシーの名前の由来
チャウシー作出のもとになった野生種のジャングルキャットの学名「フェリス・シャウ」に由来しています。
チャウシーの歴史
意外と知らない猫ちゃんの歴史。
猫ちゃんの出生の歴史を知ると、何となく性格や体の模様・体型などの謎が解けるかもしれません。
また、出生地の歴史が分かれば、飼い方についてもわかるようになりますね。
チャウシーにはどのような歴史はがあるのでしょうか?チャウシーは、小型ヤマネコのジャングル・キャットとイエネコの交雑種です。
ヨーロッパの繁殖家たちの手によって、1960年代から70年代にかけて野生の猫種をペットにするという目的で作出されましたが、チャウシーの人気が高まり繁殖活動が活発に行われるようになったのは1990年代に入ってからです。
野生種独特のワイルドな魅力に惹かれる愛好者が増えた事が要因の一つとされています。
1995年に、アメリカの猫登録団体「TICA」に新しい猫種として予備登録され、2013年に完全に認知されてキャットショーに出場する資格を得ています。
チャウシーの交配には、アビニシンとドメスティックショートヘアーを使うというルールがあります。
また、純粋な家庭猫としての登録はジャングルキャットから4世代後という規定があり、1世代から3世代までは野生種と同様に扱われ、国や地域によって輸入や飼育の禁止または届け出が必要とされている場合があります。
チャウシーの性格や特徴
チャウシーには、どんな性格や特徴があるのでしょうか。
猫ちゃんの特徴や性格を熟知することで、ストレスを与えない良質な環境での飼い方ができるようになります。
また、性格や猫種の特徴を知る事で適切なしつけ方が見えてきたり、病期の前兆に気づきやすくなり寿命を延ばしてあげる事にも繋がります。
単頭飼いや、多頭飼いなどで多少性格は変わってきますが、大まかには同じなのでチャウシーの性格について知っておくことがいい飼い主の必須条件になります。
チャウシーの特徴や性格にはどんなものがある?
チャウシーは、手足の長いスタイルの整ったロング&サブスタンシャルタイプの猫です。
外観は大柄に見えますが実際に抱くと、見た目よりも大きさが気にならない様です。
特徴的な大きな耳は、わずかに外側を向いて直立し、耳の先に房毛があります。
この大きな耳で周囲の色々な音を聞き分けて状況を判断するのが得意と言われています。
目の色は金か黄色が理想的とされ、毛色によってアイラインが目立ちます。
性格はとても賢く活動的で、運動能力が高く特にジャンプ力のある猫です。
人とのコミニュケーションを好み、孤独が苦手なので一人遊びをあまり好まない様です。
好奇心が旺盛で行動力があり、何かに興味を持つと一目散に向かって行きます。
チャウシーのオスとメスの違い
猫種だけでなく、オス・メスによっても、甘えんぼだったり社交的だったりと性格や特徴は変わってきます。
オス・メスそれぞれの性格の違いや行動を知ることで、どんな飼い方しつけ方をしたらいいかなども分かるので、きちんと知っておくことが大切です。
チャウシーの性別ごとの性格・特徴を見ていきましょう。
オス:体重が4kg~7kg です。
メス:体重が3~4.5kgで全体的にオスよりも一回り小さいです。
チャウシーをお迎えする値段は?
こんな性格や特徴を持ったねこちゃんを実際にお迎えする際にはどのくらいの値段で家族にすることができるのでしょうか?
チャウシーの価格相場は、40万円前後です。
ただし、ブリーダーさんから引き取る場合や、保健所、里親譲渡会などでお迎えする場合には値段が変わってきます。
わんちゃんの年齢にこだわりがなかったり、手間のかからない子が欲しいと感じるのであれば、里親としてお迎えするのもいかがでしょうか。
チャウシーの特徴
猫種によって色や柄、外見はそれぞれ違いがあります。
またそのような外見の特徴を掛け合わせたミックス猫も今人気が高くなっています。
チャウシーの毛色やミックス猫にはどのような子がいるのか、見ていきましょう。
チャウシーの毛色にはどんなものがある?
チャウシーの毛の色や柄にはどんなものがあるのでしょうか?
ブラック、ブラウンティックタビー、ブラックグルズルタビーなどがあります。
チャウシーのミックス猫
最近増えているミックス猫。
ミックス猫はお母さん・お父さんの猫種の性格や愛らしい部分、美しい部分を引き継いでいるため人々を魅了しています。
また、純血種はその猫特有の遺伝病を受け継ぎやすいのですが、ミックス猫の場合そのような遺伝的な病気のリスクが改善されていたり、病気になりにくくなったりと寿命が純血よりも長いという特徴もあります。
チャウシーのミックス猫にはどのような種類があるのでしょうか。
現在調査中
チャウシーに似た猫種
うちの子の種類は本当にチャウシー?そんな疑問を持ったことはありませんか?
交配の段階で枝分かれした同じ血を分かち合っているかもしれない似ている猫種もご紹介!
性格や体格、特徴がなんとなく違うかも?と思ったらこちらの猫ちゃんたちも確認してみてください。
サバンナキャット、ベンガル、トイガー、オシキャット、チートー、セレンゲティ、ピクシーボブ
チャウシーの飼い方としつけ方
猫種によって適している飼い方やしつけ方は様々です。
もちろん、個体の性格によってしつけ方も全く変わってくるので、目安になります。
適切な飼い方をしてあげることで、猫ちゃんの健康寿命を延ばすことができます。
チャウシーに適切な飼い方・しつけ方をご紹介!
チャウシーは、とても性格の良い飼いやすい猫です。
洞察力と理解力が高く、飼い主の言うことをよく理解するのでしつけ易いと言われています。
ボール投げなど飼い主と一緒に遊ぶことが大好きで、リードつけてのお散歩も容易であるようです。
特定の家族、主に飼い主と親しくする傾向が強いようですが、家族以外の人とも人見知りすることなく慣れますし、小さな子供に対しても寛大です。
反対に孤独が大の苦手で、短時間のお留守番には対応できますが、日常的に長時間のお留守番が多いとストレスが溜まり、飼い主や家族の気を引く目的のいたずらが増えたり、もっと深刻になると病気になることもあるようなので、お留守番をさせることが多い場合は、他の猫や犬を一緒に飼うと良いようです。
ただし、うさぎなどの小動物と一緒にすると追い掛け回す事があるので注意が必要です。
動きが活発でジャンプが好きなので、棚や家具などの上に壊れ物などを置かない方が良いでしょう。
出来る範囲で広い段差のある空間があると理想的です。
チャウシーはダブルコートの短毛種なのでブラッシングが必要ですがこれを嫌う個体も多いので、スキンシップを兼ねて飼い始めた時から週に1~数回ブラッシングをする習慣を付けると良いでしよう。
チャウシーは、室内で飼うことに適しています。
昔は室外で飼う事が猫本来の自由のためと言われていましたが、不運な事故や病気・怪我を防ぐため必ず室内飼いしてあげるようにしましょう。
寿命を延ばしてあげるためにも、飼い方や環境は適切なものを選んであげてください
チャウシーにおすすめのエサ
猫ちゃんのエサというのは数えきれないほど販売されており、どれが適切なのかわからなくなってしまいますよね。
主に、体重や年齢、毛の長さや猫種ごとにも販売されています。
チャウシーの体質に合った、健康的に寿命を延ばしてくれるエサの種類を紹介します。
チャウシーは、穀物や野菜を上手に消化する事が出来ませんので、お米や小麦、トウモロコシ、野菜類などを多く含んだフードを与えると、食物アレルギーによる嘔吐や消化器不良から下痢を起こしたりしますので、動物性のタンパク質含有量の多いフードが好ましいと言われています。
胃腸の調子が良くない状況が続く時は、肉類のみの食事にする事で改善する場合があるようです。
また、一度病気をしてしまったことがある子は予防に効果的な餌や体調に合わせて適切な餌を与えることが重要です。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
猫ちゃんの好みの味を理解してあげてその子に合った餌を用意するようにしましょう。
チャウシーの1ヶ月の食事代(エサ代)の平均
チャウシーの1ヶ月の食事代(エサ代)は、約3000円~5000円程です。
チャウシーのお風呂のペース
チャウシーのお風呂のペースは、チャウシーは短毛種なので、シャンプーは必要ないと言われています。
チャウシーにおすすめのグッズ
チャウシーを飼うにあたっておすすめのグッズを紹介します♪
運動、特にジャンプするのが大好きなのでキャットタワーはおすすめです。
オスの成猫は体重が7㎏前後になるのでキャットタワーを選ぶときは、頑丈な物で上に登って休めるスペースのあるものが良いでしょう。
ボールや色々なおもちゃを用意しておくと、一緒に色々な遊び方が出来るので便利です。
チャウシーは短毛種のタブルコートなので被毛のお手入れには、毛先の揃ったソフトタイプの獣毛ブラシがおすすめです。
特に豚毛製や猪毛製のブラシは、適度な油分と水分を含んでいるので静電気が起こりにくく、抜け毛や埃を取り除きやすいです。
また、ブラッシングを嫌がる場合には、ラバーブラシが良いでしょう。
シリコンやゴムで作られた柔らかいブラシで、手に持って使用するタイプとミトンタイプがあります。
どちらも軽く体を撫でるようにして使用するので、猫への負担が軽く楽にむだ毛を取り除く事が出来きる短毛種に最適のブラシです。
平均寿命はどのくらい?いつまで一緒にいられる?
ペットとしての猫の歴史を見てみると室内外や適切な飼い方によって、飼い猫の平均寿命は延びていると言われています。
猫種によって大まかな平均寿命はありますが、適切なしつけや餌の与え方、飼い方をすることで猫の寿命は左右されます。
チャウシーの平均寿命
人間よりもとても寿命が短いねこちゃん。
2015年に一般社団法人ペットフード協会が調査した猫全体の平均寿命は14.85歳でした。
その分、1日1日を大切にして健康的で幸せな日々を一緒に過ごしたいですよね。
ですが、猫種によって平均寿命は違うので基礎知識として覚えておきましょう。
チャウシーの平均寿命は13年前後です。
チャウシーのかかりやすい病気
猫種の体質によって、かかりやすい病気や平均寿命は様々です。
愛猫のかかりやすい病気を知っておくことで、日頃の生活で気をつけることも見えてきます。
スキンシップや、ご飯の食べるスピード・おトイレの状態など、猫ちゃんの健康状態を確認できるタイミングは多数あります。
動物は言葉を離せませんし、猫という生き物は痛みを我慢できてしまう動物です。
普段の生活に気を配り、少しでも体調が悪そうと感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。
チャウシーがかかりやすい病気
チャウシーがかかりやすい病気はこのようなものがあります。
消化器系疾患・食物アレルギー・腎臓病
チャウシーのよく使う薬・サプリ
消化器官系疾患対・予防に乳酸菌と酵素 ストレス対策にアルファ-S1とトリプシンとトリプトファンとギャバとスカルキャップの入ったサプリが使われます。
チャウシーの治療平均的な値段
猫を飼うには、もちろん高い医療費がかかります。
最近はペット用の保険もありますがまだまだ浸透しておらず、病気になった際に飼い主は高額な治療費を払うこともあります。
治療費など値段を確認し満足に払えるか吟味した上でねこちゃんをお迎えするようにしましょう。
消化不良の場合・診察料500円~1300円、各種血液検査代1500円~6000円、注射代1000円~3000円、内服薬1000円~2000円(1週間分)程度になります。
チャウシーを飼っている主な著名人
現在調査中
チャウシーに関するまとめ
チャウシーの歴史が分かると性格やしつけ方についても何となく見えてくる気がしませんか?
ねこちゃんの特徴や性格が分かるとより愛着も沸くものです。
チャウシーは、甘えん坊でとても寂しがりやです。
お留守番の時間が長いとストレスが多くなり体調不良に繋がりますの、お仕事などで一人ぼっちにする時間が多いご家庭で飼う時には注意が必要です。
一般的に猫は、単独行動が好きで気が向いた時に飼い主の所に来ると言われますが、チャウシーは人と接する事が大好きで、特に飼い主に対しての忠誠心は犬に近いと言われています。
日常的に、ご家族の誰かがチャウシーの遊び相手を出来る環境が良いでしょう。
体を動かす事が好きで、ボール遊びや段ボールを使ったかくれんぼなどで、躾を遊び感覚で楽しめる方に向いています。
活発によく動きますが、肥満により運動が制限されることでもストレスが溜まりますので、出来るだけ自由に走り回ったりジャンプしたりする運動スペースを確保してあげる事も大切です。
朝晩、リードをつけてのお散歩は運動になりますし好奇心旺盛なチャウシーには良い刺激になるのでおすすめです。